西宮 桃
風が私を避けて流れていった
西宮 桃
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西宮 桃
西宮 桃
西宮 桃
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西宮 桃
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伏黒 恵
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放課後いつも通り三人で自販機によってた時だった
五条 悟
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五条先生が校舎側から手をふっていた
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伏黒 恵
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釘崎 野薔薇
二人に手をふりながら先生に駆け寄る
練習場について、先生が口を開いた
五条 悟
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五条 悟
そう返答すると、持っていた袋を私に渡してきた
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五条 悟
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五条 悟
五条先生は差し出されたリボンを手に取ると、私に指で後ろ向くように指示した
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首筋に先生の手があたって、ビックリする
五条 悟
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あまりに優しく髪に触れる先生
いつもと違う空気が部屋に漂った
五条 悟
耳まで赤くなってる気がして、手で隠そうとしたが、じっとしててといわれたので体に力を入れた
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五条 悟
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私は髪に手をのばす
五条 悟
のばしかけた私の手を握って止める
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五条 悟
五条 悟
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私は五条先生の方へ向く
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五条 悟
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言われた通り込める
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先生の呪力が私の呪力と混ざって体に流れる
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五条 悟
五条 悟
先生の出した手に自分の手のひらを重ねようとする
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五条 悟
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五条 悟
五条 悟
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五条 悟
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あらてめてリボンに触れると、心地よい覚えのある感触がした
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そうしているうちに眠ってしまった…
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山積みの骨の上で、私は腕が四本の男の人と座っていた
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腕が四本の男
私の声は届いていないようだった
しゅるっ
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結ばれた髪がほどけて、広がる
横を見ると、白いリボンをもってにやけている男の人がいた
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私?
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声を出す前に、自分の意思とは関係なく声と腕が出た
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私?
腕が四本の男
男の人はのばした手からひらりとリボンをよけさせる
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気づくと朝になっていて、私はリボンを握りしめたまま寝ていた
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夢の中の男の人の容姿は、以前伏黒くんが教えてくれた両面宿儺の容姿に似ていた
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西宮 桃
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西宮 桃