TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

インフェクションデッド

一覧ページ

「インフェクションデッド」のメインビジュアル

インフェクションデッド

3 - 第三話 ゾンビの世界

♥

40

2020年05月02日

シェアするシェアする
報告する

れん

これが…

れん

ゾンビの世界…

ゾンビ

ヴぁぁあああぁ

そこらじゅうをうろうろ歩いていたゾンビ達はれんに気付き、近づいて行った

れん

はぁ、

れん

(どこか、逃げられる場所はないのか?!)

れんは周囲を見て、逃げられる場所を探した

れん

(いや、それよりまだ生きてる人と合流した方が)

れん

(大人だ!大人について行けば…)

れん

(それより、母さんや父さんは?!)

れんは気づくとすぐに走って自分の家に戻ろうとした

れん

痛ァ!

しかし右脚を怪我していてとても走れるような状況ではなかった

更に、その叫び声を聞いたゾンビ達が近づいてきた

れん

(ゾンビ達は声に反応するのか?)

ゾンビ

ヴぁぁあああぁ

れん

(なにか、武器になるものを持っておこう)

れんは落ちていたハサミを持って家に向かって右脚を引きずりながら早歩きで向かった

れん

はぁ、はぁ、はぁ、

れんは息を切らしながらも必死に右脚を引きずりながら住宅街の中を早歩きで移動していた

ゾンビ

ヴぁぁあああおおぁ

れん

(ヤバい、数が多い)

れん

(あと、ゾンビ達も中々歩くスピードが早い)

れん

(普通に脚を引きずって歩いてたら食われる!)

ゾンビ

ヴぁぁあああぁ!!!

???

助けてぇ!!

れん

(人だ!)

10mほど先に生存者がいた

しかし、押し倒されて噛みつかれそうになっていた

ゾンビ

ぐぉあああああぁぁあ

???

いやいやぁ!死にたくないぃ!

れん

そこの人!今助けます!なんとか堪えてください!

???

あ!はい!ありがとう!

襲われている人はなんとか必死に噛まれないように堪えていた

れん

(間に合えぇ!)

5、4、3m

れん

(あとちょっと!)

ガクン!

れん

え、

バタッ!!

れん

く、くそぉ!

ゾンビ

ヴぁぁあああぁぉああぉ

れんは残り数mのところで寝っ転がっていたゾンビに脚を掴まれた転んでしまった

れん

は、離せぇぇえええ!

???

いやぁあああぁぁ!

ゾンビ

ぐぉおぉあぁあぁお!!

ガブ!

グチャ!グチャ!

???

ああぁあぁぁぁ!

れんの目の前でその人はゾンビに噛みつかれてしまった

れん

はぁ…はぁ…

その噛まれた人の血が飛び散り、れんの顔についた

グチャ…グチャ…

ゾンビの咀嚼音がれんの耳に響いた

ゾンビ

ぐぁぁぁああ

れんの脚を掴んだゾンビは脚に噛みつこうとしていた

れん

…!!

れんはハサミをゾンビの頭に刺した

ゾンビ

ぐぉぉ…

れんはふらつきながら立ち上がった

れん

おれが、

れん

おれが殺した…

母さん!大丈夫?!

ゲホッゲホッ!

ソファに座ってて!

水持ってくる!

兄は母をソファに座らせ、すぐにキッキンに向かった

コップに水を注いでリビングに戻ると

母さん…?

母がソファから居なくなっていた

母さん?!どこ?!

兄は床に血が垂れているのに気づいた

その血を辿って行くと、トイレについた

母さん?ソファに座っててって言ったじゃん

コンコンコンコン

母さん!

トイレには鍵が掛かっており、兄はドアをノックして母を呼んだ

母さん!!

……りん

水持って来たからさ!開けてよ

ありがー

ゲホッゲホッ!

母さん!!

ドンドン!

母さん!開けてってば!

ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!

ドンドンドンドンドンドンドンドン

母さん!

ゲホぉぁぁぁ!!!

ドンドンドンドンドンドンドンドン

バキ!

兄はドアを突き破った

はぁ!

その隙間から中を除くと

ああぁあぁぁぁあ

トイレの部屋が血だらけになっていた

か、母さん…?

ゲホッ!ゲホッ!

な、なんだ!

ゲホッゲホッゲホォォオ!!

父は倒れ込んでしまった

???

大丈夫ですかぁ?

ゲホッ!だ、だれだ…

すると倒れ込んだ父の前に謎の男が立った

???

まだ死にたくないですか?

ああ……

ドゴォン!

バゴォン!

至る所で交通事故が起こっていた

な、なにが起こってるんだ…

周りの人

ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!

(他の人にも同じ症状が?)

(じゃあなぜこの男には…)

???

他の人にも同じ症状が起きてる…

???

じゃあなんでこの男には起こらない

???

そう思ってませんか?

…?

???

さあ、知りたくないですか?

???

そして生きたいのでは?

……

???

私の名前はー

ゲホッ!ゲホォォオ!

バタッ

???

あれ、気絶しちゃった?

インフェクションデッド

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

40

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚