桃
赤
桃
赤
赤
桃
青
桃
桃
青
桃
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
桃
俺はその日青先生とずっと話してた
この病室で話した事を 2人で思い返しながら……
次の日
桃
桃
桃
桃
桃
俺は
昔父さんが使ったこの病院のベッドに
最後に腰をかけた
すっかり部屋は 16年前のようになって
窓の外は青々とした 桜の木が揺れている
さんさんと降り注ぐ太陽に
緑になった桜の葉は
まるで退院を祝ってくれるかのように
風に揺れていた
俺は自分の体重でシワになった ベッドのシーツを綺麗に伸ばしてから
大きく伸びをした
色んなことがあったなって思った
なんか嬉しいような寂しいような
変な気持ち
桃
俺は最後に部屋の電気を消し
自分の忘れ物ないかぐるりと 部屋を見回してから
「ありがとう」と 1人でぼそっと呟いた
1mくらいの低めの棚の上に置いた
「今までありがとうございました」
って書いてあるルーズリーフに 初夏の太陽が当たり
キラキラと輝いた
おまけ
コメント
12件
いい話でした…🥺フォロー失礼します!
すんげぇやぁー めちゃくちゃ良い物語書いて くれてありがとうございます!