璃奈
とりあえず私はもう大丈夫なんで、サッカーやってるんでしょ
璃奈
部活を休むのは今日で終わりにしてください
璃奈
目標があるんでしょ?
璃奈
私のところにいたところで早く良くなる訳でもないんで
玲王
もうちょっと甘えてもいいんじゃないか?
凪
俺もそう思う
璃奈
はいはいそんなのいいから
璃奈
体が回復したら見に行くからそれまでやってなかったらなまるでしょ?
凪
よし玲王明日は練習しや
玲王
(妙に気合い入ってるな)
玲王
おう
璃奈
とりあえず先生と話があるから
先生
いいんですか?
先生
話さなくて?
璃奈
今はいいでしょう
璃奈
変に心配してきてずっと居られるのも迷惑ですし、自分の時間を私に使って欲しくないので
璃奈
私の足はもう使い物にならないってことなんか言った方がめんどくさいことにります
先生
リハビリをしたらある程度は歩けるようになるとは思いますが
先生
長時間たったり、歩いたりは無理でしょうね
先生
いけて1時間ほどでしょうか
璃奈
まぁ命あるだけマシでしょ
璃奈
ポジティブに考えますよ
璃奈
足があるだけましなんですから
先生
すごい大人びてますよねそういうところ
璃奈
そうですか?
そのあと話はトントン拍子のように進み
本当の父と母とも会い
知らない間に親権的な問題も解決したらしい
璃奈
(そんな簡単にできることなの?)
玲王
この際下の名前も変えたらどうだ?
璃奈
え?変えられるの?
玲王
いけると思うけど
璃奈
(正直この名前はあの父親がつけた名前で思い入れもない)
璃奈
(でも新しい名前も思いつかないし)
玲王
母さんと父さんがつける予定だった名前らしい
姫那
璃奈
(兄が王で妹が姫だなんて)
璃奈
(まぁでも新しい自分になるにはいいかもしれない)
璃奈
いいですね
璃奈
変えられるならこれがいいです
玲王
こら敬語
璃奈
慣れてないから