テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

うぷぬし

こんにちばんは

うぷぬし

第6話ーーー

うぷぬし

なんかもう展開来すぎてついていけない

うぷぬし

いけ!

ナレーター

一歌の部屋

星乃一歌

…………

星乃一歌

(指に、ギターを弾いた感覚が残ってる)

星乃一歌

(ミクに会って……ミクと一緒に演奏して……。
あれって、夢じゃなかったんだよね)

星乃一歌

(それに咲希と、穂波と、志歩と……。
みんなと一緒に演奏したんだ)

星乃一歌

(……楽しかったな)

星乃一歌

(昔は、どこへ行くのもみんな一緒で、
咲希が何かやりたいって言うと、みんなで一緒にやって、
志歩が熱くなると、穂波が間に入ってくれて……)

星乃一歌

(久しぶりにみんなで何かしたけど、全然変わってなかった)

星乃一歌

(もし咲希が言ったみたいに、みんなでバンドをやれたら……)

星乃一歌

あの頃みたいに、戻れるのかな……

ナレーター

翌日

ナレーター

宮益坂女子学園

望月穂波

あ……し、志歩ちゃん

日野森志歩

……穂波

日野森志歩

昨日のこと、覚えてる?

望月穂波

う、うん。
……あんな不思議なことがあるなんて……びっくりしたね

日野森志歩

うん。わけがわからない

望月穂波

そうだね……

日野森志歩

……穂波、まだドラム叩けたんだ

望月穂波

え?あ、うん。
半年くらい叩いてないから、結構下手になっちゃったけど……

日野森志歩

…………

日野森志歩

あの勝手に入ってた……『Untitled』って曲。
穂波のスマホにも入ってたんだよね

望月穂波

う、うん。知らないうちに。
志歩ちゃんのにも……だよね

日野森志歩

そう

日野森志歩

……あのミク、“私達“の想いが集まった場所って言ってた。
理屈はよくわからないけど、もし本当なら……

日野森志歩

……穂波にもあるの?一歌達と同じ、想いってやつ

望月穂波

え……?

穂波のクラスメイトA

穂波~、お昼買いに行こー!

望月穂波

あ……!

望月穂波

……ごめん、行くね

日野森志歩

…………

穂波のクラスメイトB

なんか日野森さん、こっちにらんでない……?
穂波、何か言われなかった?大丈夫?

望月穂波

え……あ、ううん……

穂波のクラスメイトA

やっぱ日野森さんって怖いよね。友達なれなさそう

穂波のクラスメイトB

ね。なんか危ない場所出入りしてるらしいってうわさもあるし

望月穂波

あ、危なくはないと思うよ……。
ライブハウスでバイトしてるだけで……

穂波のクラスメイトA

そうなんだ。
穂波って、日野森さんと仲いいの?

望月穂波

それは……

[???] 誰にでもいい顔して、いったい誰の味方なの?

望月穂波

……それは……たまたま、聞いただけだよ

穂波のクラスメイトB

でも、ライブハウスとかって危ないって聞くし、
やっぱ怖そうだな~

望月穂波

(……志歩ちゃんは、そんな子じゃ……)

望月穂波

…………

日野森志歩

……ダサ

???

あら、しぃちゃん!

日野森志歩

……え?お姉ちゃん?

日野森志歩

なんでお姉ちゃんが1年の廊下にいるの?
こんな所にいたらまた騒がれるでしょ

生徒達

あ!日野森先輩だ!
すごい、何回見てもやっぱり美人だね~!

日野森雫

ふふ。今日はお友達に会いに来たのよ。
……あら?

日野森雫

しぃちゃん、何かあった?
なんだかいつもより元気がないみたい

日野森志歩

……っ

日野森志歩

別に、何もない。
それに、学校では話しかけないでって言ったでしょ

日野森雫

しぃちゃん……。
……大丈夫かしら

ナレーター

宮益坂女子学園 1年C組

天馬咲希

ほんっとに昨日のすごかったよね!
信じられないけど、夢じゃなかったんだよね!ね!

天馬咲希

ほら見ていっちゃん!
アタシのスマホにも『Untitled』が入ってたの!

天馬咲希

これって、しほちゃんとほなちゃんのスマホにも入ってるのかな?

星乃一歌

多分、そうなんじゃないかな

天馬咲希

知らないうちに同じ曲が入ってるなんて不思議だけど、
なんだか繋がってるみたいで嬉しいな~♪

天馬咲希

あ。そういえばミクちゃんは、
アタシ達に同じ想いがあるって言ってたけど……

天馬咲希

しほちゃんとほなちゃんにも、
アタシ達と同じ想いがあるのかな?それならまた……!

天馬咲希

あ、でも、バンドやらないって断られちゃったし、
やっぱり違うのかなぁ……

天馬咲希

でも……やっぱり一緒にバンドやれたらいいな!
バンドきっかけに、また仲良くできるかもしれないし!

星乃一歌

…………

天馬咲希

いっちゃん?どうしたの?真剣な顔して……

星乃一歌

ねえ咲希

星乃一歌

ふたりでバンドやってみない?

天馬咲希

えっ!
……ほんとに!?いいの!?

星乃一歌

うん。私だけじゃ、全然人数足りないけど……

天馬咲希

ううん!すっごく嬉しいよ!!
いっちゃん、ありがとう!がんばろうね!!

天馬咲希

アタシ達が始めれば、いつかほなちゃんとしほちゃんも、
一緒にやってくれるかもしれないもんね!

星乃一歌

……うん。そうだね。
やれるだけやってみよう

星乃一歌

(『またみんなで一緒に』っていうのは、難しいかもしれない)

星乃一歌

(けど、せめて咲希の気持ちにこたえてあげたい。
咲希が諦めないなら、私も一緒に頑張りたい)

星乃一歌

(私は……今私にできることをしよう)

うぷぬし

ということでー

うぷぬし

待ってめちゃめちゃ感動なんだけど

うぷぬし

『今私にできることをしよう』
って名言中の名言過ぎる(つд`)

うぷぬし

今回は感動のレオニでした!またね

うぷぬし

第6話 完

Leo/need メインストーリー

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚