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たとえナチスだとしても日帝を傷つけたならやむを得ない🔫 (′ω’ )🔫チャキ…あ、あとこれも ⚔️🗡
ホントに好きです イライラして当たっちゃうナチ可愛すぎだし それに好きだからという理由で耐えちゃうタフな日帝も可愛すぎて死にますありがとうございますこれからもよろしくお願いします(((
日本国民
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日本国民
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無能のおかげで今日は遅く席を立ち上がることとなった。
迷惑窮まりない。
苛立ちながら歩き始める。
ナチス
ガッッ、!
後ろから肩に軽い衝撃が加わった。
誰かわからない後ろ姿に睨みつけるが、そいつは振り返らない。
ナチス
別に汚れたわけではないが不快感の残る肩を払った。
これだから教養のない奴は嫌なんだ。
力が入り、手に血管が浮かび上がる。
しょうもない怒りは鎮まらぬまま、帰路へつくことにした。
扉の鍵をかけ、靴を無造作に脱ぎ捨てる。
するとリビングから顔を出して、出迎えてくれた。
日帝
ナチス
なのに、怒りのままに手を上げてしまっていた。
恐怖で満たされる表情に、止めなければと感じる。
ゴッッッ!!
日帝
目には当たらずに済んだが、頬骨辺りに拳が当たってしまう。
その瞬間に自分のしたことを理解し、心拍数が上がっていく。
またやってしまった。
言葉をかけることもできず、
そのまま床にへたり込むのを見ていながら、
俺は逃げるように自室へ行ってしまった。
自室に入り、ベッドに座り込む。
呼吸もできていなかったようで、息が上がっていた。
ナチス
強く痛む拳が、自分が強く殴ってしまったことを物語る。
そっちは何も悪くないのに、何故手が出てしまうのだろう。
完全に八つ当たりじゃないか。
せめて、謝れたら、処置でもできたなら違ったのに。
もう絶対手を出さないようにしなければ。
あぁ、何度この言葉を心の中で唱えただろうか。
ナチス
脳が痒く、頭から首を爪を立てて引っ掻く。
何もかも鮮明に記憶されている。
目が合ったときの何か察したような表情の変わり様、
反射的に眉をしかめて顔を背ける姿、
殴られた直後の赤くなった目元。
全てが脳裏にへばり付いて離れない。
頭を抱えているところで、コンコンと優しく扉が叩かれた。
返事もできぬまま、扉が開かれる。
日帝
目元にできた新しい痣が視界に飛び込む。
痛々しい新鮮な色。
自分の手で作ってしまったものだということに、両目をつむってしまいたい。
まだ痛むだろうに、此方に目を細めて微笑む。
日帝
それによって、ほんのり赤く腫れ、充血した両目が強調された。
きっと自分のせいで泣かせてしまったのだろう。
その曇った笑顔が辛い。
ナチス
自分を殴り殺してしまいたい。
朝、靴を履こうと視線を下ろす。
昨夜乱雑に脱ぎ捨てたはずの靴が並び揃えられていることに気付いた。
こんなに気遣かってくれているのに。
気が狂いそうだ。
自分が悪いから誰のせいにもできないのが余計辛い。
辛いなんて加害者の俺が考えていいことじゃないが。
・・・・
久しぶりに、いつものように一人で作業を進めている姿を眺める。
ふと、まだ目を合わせて笑えていたときのことを思い出した。
良いとは言えないが、今日は久々にマシな気分で、
久々に撫でてやれる気がした。
考え無しに、頭へ触れようと手を伸ばす。
日帝
撫でようとしただけなのに、肩を弾ませ怯えた表情で頭を両腕で守るように隠す。
ナチス
自分がこうしてしまったんだと、罪悪感が襲ってくると同時に、
それから目を背けたい利己的な思いが胸を貫く。
やはりこの手では苦痛しか与えられなかった。
バヂッッ!!!
日帝
ガンッッ!!!
首元を掴み、床に押し倒すと、頭を強くぶつけさせてしまった。
日帝
全身が脈打つ感覚がし、痛みが伴うほどに心臓が激しく動く。
苦痛と恐怖に歪むその表情が恐ろしい。
こんなことしたかったわけじゃない。
でも、伝わるわけがない。
今してしまっているのは紛れも無い暴力だ。
嫌いに決まっているだろう。
日帝
こんな時にも自分のことしか考えられない。
そんな表情、消してしまいたい。
恐怖故に壊すまで気が済まない。
衝動的に喉を圧迫するように首に手を押し付ける。
日帝
首を絞める手を掴み、口を開けて息を吸おうとする姿がまた首を絞める力を強くさせる。
ナチス
半狂乱になりながら、否定を求めて叫ぶ。
胸の中を掻き回されるような妙に不快な感覚がする。
日帝
掠れた震えた声で必死に答える。
このままでは喉を壊してしまいそうなほどに。
日帝
背を浮かせ身体を伸ばしながら視線を吊り上げ叫ぶ。
必死を訴える瞳からは、大粒の涙が零れていた。
日帝
ナチス
その言葉を聞いた途端、殺してしまう気がして自然に力が抜けていった。
やり場のなくなった手を迷わせながら自分の呼吸を整える。
まだ手には生々しい温もりが残っている。
掻き乱された脳裏の中でやっと言葉が浮かび上がった。
謝らなければいけない。
ナチス
汗と涙で湿った顔を背けてぐったりしている姿を見ながら、
咳と呼吸音がだんだん落ち着いていくのを呆けながら聞く。
さっきまであんなに大きな声を出せたのに、息が詰まって言葉が出ない。
ナチス
声を出そうとするたびに目頭が熱くなり、喉を掻っ切られるような痛みが襲う。
今無理矢理声を出すときっと泣いてしまう。
どうすればよいのか分からずにいると、まだ少し泣きながら口を開いた。
ここでもう無理だなどと言って突き放してくれたらよかったのに!
そっちから逃げてくれないと、俺は離れられないのに!!
日帝
呪いのような言葉だった。
震える指先で、縋るように袖を掴んでくる。
抱きしめることなんて、もうできないのに。
その姿があまりにも可哀想で、漏れ出す吐息すら失う。
自分がこうさせてしまった。
申し訳ないのに、謝罪の言葉はまた喉に突っ掛かる。
簡単に振り払えるはずなのに振り払うことはできず、
その日はただ、このまま指先を離してくれるのを待つしかできなかった。
終
日本国民
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