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向井康二
目黒蓮
組織との壮絶な戦いが終わってから半年後。
あの誕生日の日にめめと出会い俺の運命も変わってん。
オレンジ石を唯一操ることができる俺は組織に狙われた。
組織から俺を守るためにめめとラウールを派遣し一緒に過ごしてきた。
やけど組織の人間は全員超能力者やった。
だが超能力者は組織以外にもいた。
そら俺の護衛のめめとラウールやった。
そう、俺が助かったのはめめとラウールのおかげでもあった。
目黒蓮
向井康二
めめは自分の身を削っていつも俺を守ってくれはった。
どんな相手でもいつも俺から守ってくれるめめの姿に俺は惹かれとった。
やけど俺はめめにまだ告白をしとらへんかった。
そやから.....戦いが終わってついに訪れてた平穏の前に俺はめめに告白をした。
俺は正座をして顔をだけあげてめめを見つめる。
めめは俺の心を見てへんかったんか驚いた表情で見とった。
目黒蓮
向井康二
ヤバイ.....さすがにめめの前でプロポーズを言うべきではなかった!!
あまりにも恥ずかしさで顔から火が吹きそうになる。
俺ってなんでいつも覚悟はしてんのに相手に上手く伝えられへんやろ。
俺の頭の中で後悔でようけになっとった、これからめめとどんな顔で会ぉたらええんや!!
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
そら意外な返事やった。
いつも冷静に考えとるめめからプロポーズを受け入れてくれるとは思わんかった。
めめの顔を見てみると頬を赤く褒め上げてめっさ嬉しそうな表情をしとった。
めめが喜んでくれとる.....あのめめが俺のプロポーズを受け入れた。
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
あまりにも嬉しさで俺は泣き出した。
めめが俺と出会うてめめの心が開いたと知って感動した。
史上最悪の誕生日にめめと出会うてから色んな事があった。
事情を知れへんまま俺はめめに誘拐されたが実は俺は組織から狙われた。
めめは組織から守るために俺の護衛になってくれとった。
最初は知らんことが多すぎて困惑しとったけどめめの守ってくれる姿を見て俺はめめに惹かれた。
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
もう俺を狙う者はいなくなった。
俺らはついにめめと結婚をすることができたんや!!
向井康二
めめからプロポーズを受けてもろて数日後俺は結婚式場の雑誌を見とる。
やっぱ関東にはたくさんの結婚式場があるなー
ようさんありすぎて迷ぉてまうよー
向井康二
雑誌のページをめくってみたらページの全面に豪華な結婚式場の写真が映り出されとった。
向井康二
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
後ろからめめが話しかけられ俺は驚いた。
向井康二
目黒蓮
目黒蓮
向井康二
一般人の俺が夢見る結婚式場だな.....
と言うても俺とめめは一般人からかけ離れた特別な人間やけど。
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
めめから結婚指輪を聞いてくるなんて/////
どないしょう/////結婚指輪なんて超迷うじゃん/////
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
向井康二
目黒蓮
この幸せがいつまでも続いてほしい。
もうオレンジ石のことで争うことを無くしてほしい。
俺は心の中で神様に祈っとった。
目黒side
目黒蓮
目黒は部屋で洗濯された衣類を包み終えた。 向井は夕食の材料を買いに外に出ている。
目黒蓮
俺は積み重なったタオルを持って洗面所に行こうとした。
アナウンサー「今日、政府機関が未発表の石を見つけたと発表されました」
目黒蓮
ドサッ!!
テレビのニュースの映像を見て俺は驚愕し持っていたタオルを落とした。
ニュースの映像に映っていたのは財団と組織しか知らないはずのあの鍾乳洞が映り出されていたから。
目黒蓮
ここは一般人が通れない場所だったよ。 どうして国の人間が見つけたんだ。
目黒蓮
その瞬間俺は悪寒が走り嫌な予感がした。 俺の嫌な予感は確実に的中する。 ニュースを見て俺はすぐに嫌な予感を感じて鳥肌が立つ。 俺はその場を動けずにただ政府機関が発表したエメラルド石を見ることしかできなかった。
1章 完結