テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

城代の当主は────

一覧ページ

「城代の当主は────」のメインビジュアル

城代の当主は────

9 - 百斗の過去、凱娃に潜入(後編)

♥

53

2024年08月09日

シェアするシェアする
報告する

どうも主です!

今回は百斗の過去、凱娃に潜入(後編)です!

それでは!いってらっしゃぁぁぁぁぁい!

アキナ

(自分の名前はアキナ)

アキナ

(百斗の過去を聞く組織の一員だ)

百斗

まず俺は幼児期健忘がないんだ....

アキナ

何それ?

ラギ

3歳以下記憶を覚えていない、覚えられないやつだよ

アキナ

そうなんだ

エレナ

ラギも確かないよな?

ラギ

まあね

ラギ

それで...?

百斗

だから、組織のことも最初から分かっていたんだ

百斗

でもみんなを救えなかった...

百斗

あれは20年ぐらい前のはなし

百斗

俺の最初の記憶は空が見える場所でベッドに寝かされていた記憶

百斗

そこで親と思われる女と組織の男が話していた

母親?

この子を引き取ってくれるんですよね?

組織の男?

ああ、優秀なアサシンとして育てる

組織の男?

これ、金だ

母親?

ありがとうございます!

母親?

(これであと9~10年は生活できるわ!)

百斗

俺は親の生活のために殺し屋組織に売られたんだ

百斗

そして俺は組織に連れてこられた

百斗

そこで俺は組織のやつらが話しているのを聞いた

組織のやつら

また一般からか...

組織のやつら

廃棄が増えるな

組織のやつら

はぁ、仕方がないけど大きな問題になりそうだ...

組織のやつら

だな、そう言えばこいつの番号何だっけ?

組織のやつら

一般だから50からスタートだって

組織のやつら

へー、こいつ生き残るの難しそうだな

組織のやつら

今は組織のレベルが上がってるからな~

組織のやつら

そう言えば、お前は何番から始まったんだ?

組織のやつら

俺は一般からだから35とか、お前は?

組織のやつら

俺は一般じゃないから15とかから始まった

組織のやつら

羨ま~

組織のやつら

まぁ、こうやって壱様に認められて子供の見守りとして残れてるからまだ良いよ

組織のやつら

それな

百斗

この意味を理解する頭はこの頃にはなかったが成長するにつれ良く分かるようになった

百斗

そして、組織のことを理解してから数年がたった

百斗(78番)

タタタタッ

スカッ

他の子

タッタッタ

他の子

タッ

ドンッ

百斗(78番)

グハッ

百斗(78番)

ゲホッゲホッ

組織のやつら

そこで終了だ

組織のやつら

31番は部屋にもどれ

他の子

はい

組織のやつら

78番は練習室へ行け

百斗(78番)

はい...

百斗

やっぱり俺には才能はなかった

百斗

他のやつらは人工的に作られたりなどで一般人の俺とは大違いだったから...

百斗

そこからまた5,6年たち、トップが変わった

百斗

壱様から零様に...そこから組織は大きく変わったんだ

百斗

洗脳による殺しの強要それにより多かった脱獄も明らかに減った

百斗

そんなある日...

07番(現97番)

ねぇ、君何番?

百斗(78番)

...78

07番(現97番)

おお!じゃあお兄ちゃんだね~

07番(現97番)

同室の07番、これからよろしくね~

百斗(78番)

あ、うん...

07番(現97番)

あと一人いるんだけど...

01番(現05番)

....

07番(現97番)

あ、おかえり~

百斗(78番)

おかえり...?

01番(現05番)

ただいま...

百斗(78番)

俺、78番

01番(現05番)

01番、よろしく

百斗(78番)

よろしく

07番(現97番)

01ってことは一番の若手だね~

01番(現05番)

うん

百斗

同室のやつらが話しかけてきたんだ

百斗

この時零様が体調を崩されていて一日一回の薬が無かった

百斗

だから洗脳が薄くなったんだと思う

百斗

これをチャンスだと思った俺は組織のことを色々話した

07番(現97番)

そうなんだ

01番(現05番)

知らなかった

07番(現97番)

そんなにヤバイ組織なら逃げるか

01番(現05番)

だね

百斗(78番)

そんな簡単に言うなよ...

01番(現05番)

お兄ちゃんがいるなら行けるでしょ

07番(現97番)

そうだよ~

百斗(78番)

酷い信頼....

百斗(78番)

とりあえず脱獄経路を考えよう

百斗(78番)

俺が昔ここに来たときにカートで押された道は多分ここだから────

百斗

俺は自分の記憶を辿りながら脱獄計画をたてた

百斗

そして脱獄当日の日

百斗

俺らは監視が少ない時間に脱獄を決行した

カチャカチャ

ギィィッ

百斗(78番)

行こう

07番(現97番)

うん、そうだね

01番(現05番)

うん

タッタッタッタッ

百斗

俺らは必死に走って逃げた

百斗(78番)

光...外!

百斗(78番)

...え?

07番(現97番)

どうしてここに...

01番(現05番)

何で...

百斗

外の光を見た俺らの目に見えたものそれは...

零様

フフフッ私の可愛い子供達...!

零様

どうして逃げようとしているの?

百斗(78番)

ッどうしてここが!?

零様

簡単よ

零様

ねぇ?100番?

百斗(78番)

え...100番が?

百斗

そう言うと俺と同期である100番が零様の影から出てくる

100番

ッ!仕方がないだろうが!

100番

俺はもう100を越える!

100番

もう、廃棄しか道はないんだ...

100番

でも、俺は諦めたくなかったんだ!

100番

少しでも俺は長生きしたかったんだ...

07番(現97番)

どうしてそれをあなたが知ってるの?

100番

部屋、隣なんだよ君たちと...

百斗

そこまで大声で喋っているつもりはなかった

百斗

だけど回りは静かな部屋だ、聞こえる可能性もあったんだろう

零様

フフッ100番、あなたの意見は良くわかったわ

零様

そうね、ならあなたを93番に格上げするわ

零様

その代わり01番は05番に格下げ

01番(現05番)

はい...

零様

07番は11番に格下げ

07番(現97番)

はい、すみませんでした

零様

78番は110番に格下げよ

百斗(78番)

え...

零様

だってあなたが主犯でしょ?

零様

あなたが何かしらの方法で組織の情報を得て仲間を率いて逃げようとしたんでしょう?

零様

それくらいの格下げ何て当然じゃない

百斗

そう、俺はそこで欠陥品となる100番以上の数字をつけられてしまった

百斗

欠陥品となったやつらは次第にヤク漬けにされ地雷犬のように扱われるんだ

百斗

そして俺がヤク漬けにされる少し前組織のやつらが声をかけてきたんだ

組織のやつら

110番調子はどうだ?

百斗(110番)

....

組織のやつら

良いわけ無いよなー

組織のやつら

まぁ、そんなことは置いといてお前その辺の半グレ組織に入る気はないか?

百斗(110番)

....何それ?

組織のやつら

何か俺らみたいに殺しはしないけど喧嘩はする~みたいな組織?

組織のやつら

俺もそこまで詳しくないけどな

組織のやつら

そこに入ればまだ長く生きられる

百斗(110番)

....

組織のやつら

正直な話お前は弱い訳じゃない

組織のやつら

組織のレベルが高すぎたんだ

組織のやつら

だからな、俺らはお前を救いたい

組織のやつら

どうだ?半グレ組織に入ってみないか?

百斗(110番)

...二人がそう言うなら

組織のやつら

じゃあ決定

組織のやつら

零様に連絡して周辺組織に連絡を取ってみる

組織のやつら

了解、じゃあ俺は先に零様のところに行く

組織のやつら

お前は周辺組織を当たれ

組織のやつら

おけー

百斗

小さい頃に俺の前で話していた二人が俺のことを覚えていてくれたのが嬉しかった

百斗

でも、ここまでしてくれるのは流石に驚いた

百斗

こうして結局俺は凱娃に入ることになった

百斗

そして引き渡しの日

零様

真田さん私の子をよろしくお願いしますね

真田

もちろんです

真田

さぁ、行こうか

組織のやつら

あ、すみません

組織のやつら

ちょっと良いですか?

真田

構わないですよ

零様

フフフッ別れの挨拶かしら?

零様

家族愛が深いわね

組織のやつら

お褒めの言葉ありがとうございます

組織のやつら

他の組織に入っても俺らは家族だからな

百斗(110番)

はい...

組織のやつら

あと、もし外に出て仲間を率いれることができたら俺らを助けに来てくれボソッ(耳打ち)

組織のやつら

頼んだぞボソッ(耳打ち)

組織のやつら

頑張ってな!

百斗(110番)

...はい!

百斗

そうして凱娃で一年ほど過ごし今に至る感じだ

ラギ

じゃあその子達もその大人達もみんな助けないとね

百斗

ああ

瑠璃愛

だけど、それだけの人数を匿える土地が必要だな

ラギ

東京拠点の方も少し綺麗にしてこようかな

ラギ

使っていない部屋もあるし

瑠璃愛

それが良いかもな

アキナ

だねー

エレナ

ごめん、もう少し情報を鮮明化させるために質問しても良い?

百斗

いいよ

エレナ

その番号はどうやって決められるんだ?

百斗

最初は適当に振り分けられ、その数字は低い方が良いとされている

百斗

数字の上げ下げは2パターンある

百斗

一つ目は年齢によって上がっていくパターン

百斗

二つ目は能力によって上がっていくパターン

百斗

この二つを合計して数字の上げ下げは決められている

エレナ

ありがとう

エレナ

あともう一つ、壱様はどんな感じだったんだ?

百斗

顔は本当にわからない

百斗

ただ、零様の名前の由来は壱様から来ていて数字が低いほど良いこの組織で先代の壱様を越えると言う意味だそう

百斗

この事から壱様はかなり凄い人だったと推測する

エレナ

なるほどね、ありがとう大分鮮明化されたよ

百斗

良かった

ラギ

じゃあ、百斗凱娃戻ろうか

百斗

そうだな

瑠璃愛

まぁ、俺らは凱娃抜けるわ

百斗

まぁ、凱娃に入ったのは俺に近づくためなんでしょ?

ラギ

そう

百斗

なら、当たり前だよな

百斗

じゃあ、帰るね

エレナ

ああ、ありがとうな

アキナ

またどこかで会えること楽しみにしてるよ

百斗

こちらこそありがとう

百斗

会える日楽しみにしとくよ

05番

お兄ちゃん!

百斗

どうした?

05番

この戦争が終わったらお兄ちゃんのところ行って良い?

05番

一緒に住んで良い?

百斗

いいよ、じゃあ07番も一緒だな

05番

うん!

05番

じゃあ、またね!

百斗

うん、また

ガチャン

アキナ

(この情報がこの戦争を大きく動かすことになるなんてこの時の自分達は知らないんだ)

ラギ(変装)

何か帰ってきたね~

瑠璃愛(変装)

だなー

百斗

凱娃に戻ろう

ラギ(変装)

はい!

瑠璃愛(変装)

はい

百斗

戻りました

瑠璃愛(変装)

戻りましたー

ラギ(変装)

戻りました

真田

あ、おかえり~

真田

百斗楽しかった?

百斗

はい

真田

フフッちょっと明るくなったみたいでよかった

瑠璃愛(変装)

あの真田さん少しお話があるんですが...

真田

ああ、君たち凱娃抜けるんでしょ?

ラギ(変装)

え...

ラギ(変装)

あ、は、はい、そうなんですよ

瑠璃愛(変装)

親の家業を...

真田

フフフッ可愛い言い訳は聞かないよ

真田

俺、飲みに行ったときから分かってたんだ~

真田

君たちが潜入で凱娃に入ったこと

ラギ(変装)

そうなんですね、なら話は早いです

ラギ(変装)

(ドスとチャカ持ってきといて良かった)

真田

ああ、君たちと争おうなんて一切思ってないから大丈夫だよ

真田

瑠衣の方は戦闘力が衰えてなさそうな雰囲気あるし

真田

瑠希の方は逸材のラギみたいな雰囲気があるんだもん

ラギ(変装)

はぁ、みんな雰囲気で分かるの何でなんだよ...

真田

フフフッ次は本当の姿を見せてほしいね

ラギ(変装)

無理ですかね~

瑠璃愛(変装)

俺ら逃亡の身なんで

真田

それもそっか~

真田

じゃあ、またね~

ラギ(変装)

ありがとうございました~!

瑠璃愛(変装)

ありがとうございました!

真田

百斗もしかして復讐のためにあの人と大阪行ったの?

百斗

何でそこまで知って...!?

百斗

あ、いや、まぁそうですね

真田

フフフッそういう百斗好きだよチュッ

百斗

セクハラですね...

真田

フフッ

ラギ

ま、何はともあれ終わってよかった

瑠璃愛

そうだな

ラギ

じゃ、情報共有としますか~

ブゥゥゥンッ

ラギ

レン、いつもちょうど良いときに来るよな

ラギ

もしかしてあとをつけてる!?

レン

んな訳ねぇだろ

レン

まぁ、とりあえず乗れよ

ラギ

ありがとう~

瑠璃愛

ありがとう

瑠璃菜

スピースピー

ラギ

瑠璃菜寝てる...

レン

諜報活動やってたみたいだからな

ラギ

ありがたい~

ラギ

よし、じゃあ情報共有したいから個室のある店予約しとく

レン

了解~

瑠璃愛

あ"ー眠い

瑠璃愛

寝ても良い?

レン

良いよ~

レン

天音も寝たらどうだ?

ラギ

いや、良いかな~

ラギ

ラギ少し調べたいことがあるから

レン

そうか、分かった

レン

なに調べるんだ?

ラギ

指輪についてかな~?

レン

なるほどね~

レン

ついたぞ~

ラギ

はーい

ラギ

瑠璃愛~瑠璃菜~起きろ~

瑠璃愛

ん~あと15000分

瑠璃菜

ん~あと15000分(同時)

ラギ

それ約10日と半日~

ラギ

長すぎだぞ~

ラギ

あとここで揃うな~

レン

計算早!

ラギ

天才って呼んでも良いよ

レン

あ、うん天才

ラギ

え、ダル殺して良い?

レン

瑠璃菜

フワァ....

瑠璃愛

フワァ...

瑠璃愛

now起きた

瑠璃菜

起きたYo

ラギ

ラッパーおはよ~

瑠璃愛

おはよ~

瑠璃菜

おはよう

レン

店入るぞ~

瑠璃愛

はーい

ラギ

はーい

瑠璃菜

はーい

店員さん

いらっしゃいませ

ラギ

予約していたラギです

店員さん

ラギ様でございますね

店員さん

お待ちしておりました

店員さん

個室のお席へご案内いたします

ラギ

ありがとうございます

店員さん

こちらのお席でございます

店員さん

ご注文はこちらのベルからお願い致します

店員さん

それでは失礼いたします

レン

おいおい、ラギこの店絶対高くね?

ラギ

まぁ、この店美味しいし...

レン

そういう問題...?

瑠璃菜

お腹すいた~...

瑠璃愛

どのコースでも良いのか?

ラギ

もちろん

ラギ

カードもあるし現金もピーーー万あるし大丈夫だよ

レン

ピーーー万!?

瑠璃菜

金持ちは違うな...

瑠璃愛

どうやってその札束持ってきてるんだよ...

ラギ

財布沢山入れた

レン

ちゃんと財布に入れているのは偉い

瑠璃愛

ジップロックとかじゃなくて良かった...

ラギ

ああ、昔はジップロックだったけど何か子供っぽいな~って思ってさ

瑠璃愛

あ、マジか

瑠璃菜

まさかのジップロックか...

恋羽

ごめん!遅れた~

風花

すみません遅れました~!

ラギ

大丈夫

ラギ

みんな好きなコース選んで良いよ

瑠璃菜

海鮮コースで!

風花

私もそうします!

ラギ

じゃあラギも~

瑠璃愛

じゃあ俺肉コース

恋羽

私も!

レン

俺も~

ラギ

海鮮コース3と肉コース3ね

ラギ

了解~

ピンポーンッ

店員さん

お待たせしました

店員さん

ご注文お決まりですか?

ラギ

海鮮コース3と肉コース3でお願いします

店員さん

承知いたしました

店員さん

それでは少々お待ちください

ラギ

それじゃあ本題に入ろう

レン

色々情報を得たんだよな

瑠璃愛

ああ、凱娃に潜入して元ドール構成員と話した

瑠璃愛

それで──────

瑠璃菜

なるほど...

瑠璃菜

私からも少し情報があります

瑠璃菜

トップの零は逸材のラギの大ファンらしいです

ラギ

え"?ラギ?

瑠璃菜

うん

瑠璃菜

なので組織の子達にも逸材のラギの魅力を布教しているそうです

ラギ

え、怖ぁ...

恋羽

ラギ大人気ね

ラギ

お願いだからこれ以上情報が広がらないでほしい...

風花

まぁ、確かにこっちは逃亡の身ですからね...

レン

逸材も大変だな~...

店員さん

失礼します

店員さん

こちら────

レン

あ"ーうまかった~

瑠璃菜

めっちゃ美味しかった

瑠璃愛

うますぎた~

恋羽

こんな美味しい料理久々に食べたな~

風花

本当に美味しかったです~!

ラギ

いやーうまかった

ラギ

じゃあ、会計してくる

恋羽

待って、何か申し訳ないかも...

ラギ

大丈夫だよ~、色々な支部破壊したりしてるから金は入ってるから~

恋羽

ああ、何かよかったラギらしくて

ラギ

何だそれ...

店員さん

お会計ですね

店員さん

○○○万円になります

レン

○○○万!?

ラギ

急にどうした

レン

あ、ごめん

ラギ

あ、すみません

ラギ

カード使えますか?

店員さん

はい

店員さん

カードでお支払いですね

店員さん

こちらにタッチして暗証番号を入れてください

ラギ

はい

ラギ

.....

ピロンッ

店員さん

お会計完了いたしました

店員さん

ありがとうございました

ラギ

ペコッ

レン

いやー、うまかった~

レン

ありがとうラギ

瑠璃菜

ありがとう~

瑠璃愛

ありがとうな~

恋羽

マジありがとう

風花

本当にありがとうございます

ラギ

いえいえ~

ラギ

みんな気をつけて帰ってね~

レン

はーい

瑠璃菜

じゃあ、私たちはレンさんの車に乗って帰ります

瑠璃愛

じゃあね~

恋羽

またね~

風花

また会いましょう!

ラギ

じゃあね~

ブゥゥゥンッ

恋羽

ラギこの後どうするの?

ラギ

どうしようか迷ってるんだよね~

風花

組行きませんか?

ラギ

うーん、確かにやっと帰ってこれたし組に帰ろっかな~

恋羽

私たちもちょうど戻るから一緒に帰ろ~

ラギ

良いよ~

ラギ

そう言えばラギ気になってることがあるんだよね~

風花

気になってることですか?

ラギ

うん

ラギ

どうしてみんなは死んだことになっているのにアキラの居場所が分かったんだろう

恋羽

確かに...

恋羽

私達もういないハズだしどうして居場所がバレるんだろう...

ラギ

ラギが考えてるのは二つあるんだ~

ラギ

一つ目はこの指輪にGPSがついていること

ラギ

二つ目は一族とその側近の中に裏切り者がいる

ラギ

っていう可能性もあるよね~ニヤッ

恋羽

ラギ、ごめんけどそれあり得ないでしょ

風花

そうですよ、元当主だったとしても私達の主人です!

風花

裏切るなんてあり得ません!

ラギ

フフッごめん試させてもらった

恋羽

だよね~

恋羽

流石に驚いたよ~?

風花

まさかそんな言葉が出てくるなんて思ってなかったので...少し熱くなってしまいました...

ラギ

ごめんね~

ラギ

まぁ、これで二つ目の候補は消えたね~

恋羽

これみんなにやったんだ

風花

皆さん大丈夫でしたか?

ラギ

何度か追いかけられたね~

ラギ

殺されるかと思った

恋羽

当たり前よ

恋羽

忠誠を誓った主人からそんな言葉を言われたら普通にそういう反応になるでしょ

ラギ

みんな、優しいわ...

風花

だって、皆さんラギさんに救われてるんですから

ラギ

風花~可愛い!

恋羽

私は~?

ラギ

はいはい、可愛い可愛い

恋羽

泣いちゃうッ!

ラギ

ごめんってw

ラギ

お、久々の我が家が見えてきた~

ラギ

あ、我が家はダメ?

恋羽

良いと思うよ~

恋羽

今組織は違っても自分の家は自分の家何だから

ラギ

恋羽優しいね~

恋羽

知ってる

ラギ

やっぱり前言撤回しとこ

恋羽

酷いッ!

風花

これ何回やるんですか...

恋羽

100回

風花

多いです...

ラギ

(この二人相変わらず仲良いな~)

ラギ

ただいま~

お兄ちゃん

お帰り~

ラギ

永瀬さん...

風花

ラギさん、家族なんだから普通の呼び方で良いんですよ

ラギ

そっか

ラギ

えっと、お兄ちゃん...!

お兄ちゃん

はいはいw

お兄ちゃん

誕プレありがとうなぁ

ワシャワシャ

ラギ

えへへ~ニコッ

お兄ちゃん

天...ラギ少し休んだら?

ラギ

ラギ?大丈夫!

お兄ちゃん

ほらぁ良いから休めぇ

ラギ

えぇ、まぁはーい

ラギ

(やっぱり一族とその側近で作った組織も暖かいけど家族の暖かさが心に染みるなぁ...)

ラギ

(...ここから戦争は一気に激化すると思う)

ラギ

(だけど、ラギはラギらしく本気で戦う)

ラギ

(例えどんな代償があろうとも...)

はい!お帰りなさい!

今回めっちゃ長くなって500文字近くなってしまいました!

本当にすみません!

次回ドールの大人支部破壊です!

それでは!ばいちゃ!

城代の当主は────

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

53

コメント

2

ユーザー

500も書けるのに尊敬ッ…天音ちゃんきゃわいすぎて一回土に帰ってきますッッ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚