呪恋愛

そういい、走って校内に入る

ドタドタドタ

机の中をガサゴソと探し ぱっと、紙を見る

紙を見ると 3つの空欄のうち 一つだけ埋まっていた そこには 警察官 と書いてあった

ガタッと、椅子から立ち上がり こちらに来る

目の前まで来て 俺の肩をガシッと掴む

妬ましい

ゆっくりと彼の顔が上に上がる その顔は、凄く綺麗に切なく 泣いているようだった

猿山！！！

起きた時 なぜだか分からないが 俺は泣いていた なんの意味もなく なんの理由もなく 何故か泣いていた

親友だ…

あれ！？！？ 手錠外れてる！？！

これだったら ここの最悪な場所から逃げれる！？

実際はもっと暗いんですよ

耳を塞ぎ目を瞑りながら 走った そのせいなのか 階段から転げ落ちてしまった

ビチャ

下を見ると 血の池に座っており 手やら服やらが血によって 染み込んでしまい汚れてしまった

口を押えながら トイレまで駆け込み

気持ち悪い…

なんで、なんでこんな事に… 俺はただ…ただ…

<　　　　　天乃　〜　？　　　　

猿山だ…、！ もう、探しに来たのか…、？

※　暗い暗いOK？？？

何処だ…？ 何処から声が聞こえて…

あっ

ばっと逆方向に走る

このまま逃げ切ればっ、！

そう思いながら走るが 何故か目の前に

猿山が一瞬で現れた

なんで…？ え、？おかしくね…？ だって……え？ さっきまで後ろにいたよな？ しかも結構後ろに… ど、どういう…

俺瞬間移動できるんだよね この、アイテムで

なんて、訳の分からないことを言う 俺はそのまま尻もちを着いて 腰が引いてしまったため動けない こんなダサいことあるか…？

バン！！！

また、後戻りか… なんて、絶望していた時 突然銃声が聞こえた その音が響いた時猿山は立ち膝になり 動けないでいた 猿山が立ち膝になって、猿山の後ろに 小さい男の子が俺の中を構えていたのが見えた

コネシマ君！

俺は目を丸くさせ その後数秒後泣いて彼の名前を呼んだ

その後、腰の痛みが治ってきたのか ばっと立ち皆の元へ行った

彼が動くはずよ

絶対逃がしてやる…

＿　次回予告　＿ また、鬼ごっこを