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水凛蝶   ─スイリンチョウ─

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水凛蝶 ─スイリンチョウ─

1 - 水凛蝶 ─スイリンチョウ─

♥

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2019年02月12日

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秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

ぬ、主…

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

なんなんだ?

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

後ろ向いてろ…

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ああ。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

もう絶対に俺には近寄るな、、

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

え?

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

振り返っていいぞ。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ん、

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

あれ?

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

お前、どこいった…?

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

私を恐れていた…?

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

お前…

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ウィクー!

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

あ…

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

(人がいる!

青い着物を着た綺麗な男の人がいた。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

あっ、あの!

綺麗な男の人

ん…?

綺麗な男の人

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

うわぁ…

顔は肌白く、青くて凛々しい目に

私は見とれた。

綺麗な男の人

なにか…?

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

あっ、ここについて何か知っておるか?

綺麗な男の人

知ってるって言ったら、どんな所か教えてってなる?

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

な、なるに決まっとる。

綺麗な男の人

じゃあ、知らない。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

知ってるんだろう?

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

教えておくれ!

綺麗な男の人

はあ…

綺麗な男の人

しょうがないなあ…

綺麗な男の人

ここは、水の神が暮らす水神王国。

綺麗な男の人

君は、水の妖精だね?

綺麗な男の人

しかも、位の高い…

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

水の神が暮らす…?

綺麗な男の人

そう、だから水凛蝶が多いだろう?

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

確かにそうだな。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ここを抜けて元の所に戻りたいのだが?

綺麗な男の人

それは、さっき会った男の子と協力しないと出れないかな。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

さっきの男子と!?

綺麗な男の人

そうだ。

綺麗な男の人

これは、水凛蝶の仕業だと思うよ。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

水凛蝶が?

綺麗な男の人

きっと面白がってやってるんだろうね。

綺麗な男の人

相手してあげなね。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

え、ええ!?

綺麗な男の人

じゃあ、また会えるといいね。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

え、待て!

すると、男の人は

青いけむりを出して

消えていった。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

なんなんだろう…

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

お主!ムイン!

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ウィク!

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

さっきは逃げて悪かったな。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

でも、よくよく考えてみればムインなしではここから出られないと思ったんだよ。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

さっき、人とあったんだ。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ここは、水の神が住んでいるとこらしいんだ。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ここを抜け出すには協力しなければならないらしい。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

まず、家でも作るか?

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

きっとここに何日も居そうな予感がするんだ。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

そうだな。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

水の妖精なんだろう?

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

水、くれないか…

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

あ、おう!

私は、手から水を出す。

フワフワと不思議に浮いている水を

ウィクは、マジマジとみた。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

さあ、どうぞ。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

ありがとう。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

あと、お腹すいたな。

気がつくと、辺りは暗くなり、

すっかりと夜になっていた。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

そうだな。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ちょっと待ってな。

私は、川の水を少し引き、

同時に水と一緒に私の手元に来た、

魚を見事にキャッチした。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

おお、魚だな!

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

あとは、火だな。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

焼き魚にしたいんだが、火を1からは大変だな。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

俺がやる!

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

え?私がやった方が早い。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

いや、

すると、ウィクは手から真っ赤な火を

出した。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ウィク!?

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

手が燃えているぞ!?

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

違うんだ、ムイン。

周りに落ちている木の枝を集め、

それに自分の手を近づけた。

ボッ!

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

わあ…

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ウィクって…

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

実は火の妖精なんだ。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

う、嘘じゃないな!?

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

に、逃げるなよ…

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

凄いじゃないか!

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

二人いれば、食料は何とかなるな。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

え、あ、そうだな。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

それにしても、この蝶綺麗だな…

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

綺麗だろう?

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

ん…?

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

こいつ…

すると、ウィクは少し疑問な顔をして

蝶を火で燃やしてしまった。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

ウィク!?

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

水の守り神をなんで殺す!?

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

いや…

綺麗な男の人

ゴホッ、ゴホッ…

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

え…?

さっきの水凛蝶が

ついさっき会った男の人へと変わった

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

やっぱり、隠れてたか。

綺麗な男の人

気づいてたのか、ウィク。

秘照野 ウィク ─ヒテノ ウィク─

ああ。

綺麗な男の人

お前は俺の敵だ。

綺麗な男の人

ムイン、逃げるぞ。

翠望 ムイン ─スイノ ムイン─

え?どういうこと!?

あの男の人(蝶)がムインを連れ去る!

ウィクが私たちの敵って!?

協力して抜け出すんじゃないの…?

謎が深まる2話!

3話もお楽しみに!

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