ジョングク
え、ヒ…ヒョン
ジョングク
い、今…
テヒョン
ジ、ジョングガ
テヒョン
僕、声、出てる?
ジョングク
で、出てますよ…
ジョングク
え?ジミニヒョン聞こえますよね…?
幻聴かと思いジミニヒョン に聞いてしまう
ジミン
あぁ。テヒョナの声だよ
ジミン
ちゃんと、しっかり聞こえる。
テヒョン
声が出るよ。
テヒョン
僕声が戻ったよ‼︎
ジョングク
ヒョンっ
余りにも嬉しくて
ヒョンに抱きついてしまった
テヒョン
わぁっジョングガ
ジョングク
よかったっ…
ジョングク
ほんとに…っ
ヒョンの声が戻らなかったらどうしよう
その不安が募る日々。
本当に怖かった
ヒョンから声が消えてしまったら
でも、
でもっ
今
ジョングク
ヒョンの声が聞こえるよっ…
テヒョン
ジョングガっ
抱きついた僕を強く
抱き返してくれるヒョン
安心が一気に押し寄せてくる
やっと声が戻った
僕の声
ジョングガが昔言ってくれた
『僕の中で一番好きな声』
やっと取り返した
やっと
テヒョン
ごめんね。迷惑かけたねっ
ジョングク
全然迷惑じゃないですっ
テヒョン
ふふっ。ありがとう、ジョングガ
ジミン
テヒョナ
テヒョン
ジミナっ
ジミン
おかえり
テヒョン
ただいまっ
ジミン
もぉ!心配かけやがって‼︎
そう言って僕の頭を クシャクシャと
撫で回すジミナ
テヒョン
ごめんっ!ごめんね!
ジミン
お前の事は全部知ってんだから‼︎
ジミン
ほんとにっ隠したって無駄なんだぞ!
テヒョン
そうだね笑
僕の胸に顔を埋めていたジョングガも
顔をかげて
みんなで沢山笑った
2人しかなかった笑い声
それが今
3人になった







