リコ
それは旅行先のことでした
リコ
私とヒロは2人で狭いダブルベッドで
休んでいました
休んでいました
リコ
ちょうどGWでホテルが取れず
唯一空いていたのが
2人でギリギリ寝れるダブルの部屋でした
唯一空いていたのが
2人でギリギリ寝れるダブルの部屋でした
ヒロ
狭いけど、なんとか寝れるね
リコ
そうだね
ヒロ
おやすみ
リコ
おやすみ
リコ
そして夢を見ました
リコ
夢の中で私とリコは
散歩をしていました
散歩をしていました
リコ
場所は今まさに訪れている
京都でした
京都でした
リコ
あー、夢でも京都にいるな、
と夢の中で思ったのを覚えています
と夢の中で思ったのを覚えています
ヒロ
ね、あっちめっちゃ綺麗じゃない?
リコ
確かに!
ヒロ
行ってみよ!
リコ
あ、うん・・
リコ
その瞬間、分かってしまったのです
リコ
そちらには鬼のような形相の女性が
今まさに男性を手にかけている、
ということを
今まさに男性を手にかけている、
ということを
リコ
それは予感とか予知ではなく
記 憶
リコ
だと感じました
リコ
ヒロ!そっちに行かないで!
ヒロ
なんで?
リコ
みちゃうから
ヒロ
なにを?
リコ
そこで私は目が覚めました
リコ
なんとも言えない気分の悪さを
感じました
感じました
ヒロ
お姉ちゃん?
リコ
起きた?
ヒロ
うん・・・嫌な夢みた
リコ
言わないで
ヒロ
え?
リコ
私も見たから
ヒロ
・・そうか
リコ
・・見させられた感じだね
ヒロ
そうだね
リコ
寝直す?
ヒロ
・・やめとこ
リコ
だね
主
あの夢はほんとに
主
前世の記憶とか
主
場所の記憶みたいでした
主
あのホテルが建つ前の記憶ではないか
主
そんな風に思いました
主
でも怖いんで
主
調べてはないです
主
これからも調べません(-。-;