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PM7：30
どこかの席からベルの音がした
文音
その席に向かうと居たのは、髪を長く伸ばした客だった
伊織
文音
伊織
田沼さんがこっちにokサインを出した
文音
珍しくクセがそこまで強い客ではなさそうだ（フラグ）
伊織
伊織
文音
文音
伊織
もしかしてこの客が当事者…なのか
伊織
文音
伊織
文音
やっぱりクセ強─────（フラグ回収ー！！）
文音
文音
伊織
伊織
文音
私そういう知識皆無！！
仕事柄、いや、単純にモテないだけだし彼氏つくる気もないから…
強いていうならpi◯ivとかでちょっと（沢山）そういうイラストとか小説とか見ているだけで現実は全く知らん！！
文音
伊織
伊織
うん、分かってた。
田沼
伊織
田沼
伊織
田沼さん…すげぇ…回避スキルエグい
文音
伊織
伊織
少し下に目をやっているが、表情は見える
知ってる、この表情
悩みとか闇とか抱えているのを隠している、あの表情
アイドル人生とpi◯ivで培ったから分かる
伊織
文音
伊織
田沼
客が会計を済ませて店を出た
客を見送った後、扉から香るこの香りは
恐らく今夜のために纏った香水なのだろう
田沼
田沼
文音
世の中には色々な人がいる
そう感じた
コメント
2件
今回はまともだなと思ったけど、いつもがおかしすぎるだけでこの客もなかなかにえげつない質問をしている
江戸さん呼び聞きすぎて「知ってた」でまとまるの強すぎる
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