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ヒョンが声を取り戻して
早くも数ヶ月が経った
ちょこっとずつだけど
ヒョンは僕の家から学校に行き始めて
少しずつ昔の雰囲気に戻ってきた
朝はヒョンとくっ付きながら
起きて
学校の準備だったり
着替えたり、朝ご飯を食べて
まだちょっと外に出る事に怯えてしまっているヒョンの手を握りながら
学校へ向かい
お昼はいつも学年棟で食べなきゃいけないけど
先生に説明し、
テヒョニヒョンと一緒に、 お昼を屋上でたべる
まぁジミニヒョンもいるんだけどね
家に帰って
一緒に手洗いして
宿題して
一緒にゲームして
そして
一緒に夜ご飯を作って
食べて
一緒にお風呂にも入って
ヒョンがウトウトしてきたら
寝る合図
ウトウトのヒョンを抱っこして
布団に寝かせて
自分も入り
お互いの隙間がなくなるくらい
ぴったりとくっついて寝る
これが僕らの日常
僕は日に日に感じるんだ
あぁ。この時間が永遠になれば良いのに
と
ヒョンと家族になりたいなって
我ながら考えてしまうんです
恋人の僕らである以上
やっぱ考えちゃうよね!?
みんなそうじゃない!?
好きな人と永遠に幸せになりたいとか
絶対あるっしょ!?
まぁ一人で熱くなっても
全く意味がないから静まらなきゃいけないんだけどさ
でもほら、僕らまだ高校生じゃん?
ヒョンは今年で卒業だけど
僕はまだ一年ある
流石に退学するわけにもいかないし
あと一年半だ
頑張れチョン・ジョングク‼︎
乗り切ってヒョンにプロポーズをするんだ!
それまでの辛抱だ
大丈夫だっ。!
ヒョンのため。自分のために
頑張るんだ!