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めっちゃ感動する(´TωT`)
ちょっと廉くんのに似ている気がする…
○○side
“○○、紫耀くんに逆ドッキリしない?“
私はいきなり友達にそんなことを言われた
半年後くらいにやる同窓会で
私に紫耀が来ることを内緒にしている
紫耀に伝えて本当は私は知っていて
来た時に反応がすごく薄かったら
という逆ドッキリらしい
そんな逆ドッキリ断るわけが無い
その日から私はや“っと紫耀に会える“と毎日が楽しみでたまらなかった
あれから2週間ほどたって
私は同窓会で紫耀に
プレゼントと手紙をあげることにした
同窓会はまだまだ先だけど楽しみすぎて
手紙はもうかき終わってしまった
またいつでも書き直せるしね
あとはプレゼントだ
○○
私は紫耀にあげるプレゼントを買いに来た
1つは決まっている
でもなんだか紫耀に会えるからか1つじゃ物足りなかった
その決まっている1つは
紫耀が好きだった服のお店で似合いそうなものを買った
引っ越したところにはないらしい
だからプレゼントをあげることになった私は
1番最初に考えついたプレゼントだった
○○
そしてやっとプレゼントが決まった
○○
私がこの時少し時間をおくらせていたら
もう少し早く買い物が終わっていたら
周りをちゃんと見ていたら
帰り道を変えていたら
今は紫耀と同窓会で笑い会えていたかな…
ブーン🚘
○○
ドン
私が気づいた時には遅かった
猛スピードで突っ込んできた車にもろに当たった
そこで私の人生は終わったんだ
やっぱり車に当たって意識が朦朧としていた時に考えていたことも紫耀のこと
紫耀に会いたかった
連絡、もっとしとけばよかった
これからもいろんな紫耀見たかった
そんなことはもちろん
でも紫耀に1番言いたかったことは
約束守れなくてごめんね
これだけは言いたかった…
本当にごんめね、、、
紫耀side
○○の話を少しされて
同級生から渡されたもの
それは綺麗にラッピングされた2つのプレゼントと手紙
それは○○から、だと
それを聞いた途端に俺は手紙を見た
その字は○○の誰でもない字
5年経っても変わっていなかった
紫耀へ
まず、おかえり
なんか手紙書いて見られるのは恥ずかしいけど
まぁ紫耀だからいいか…
そして今日の同窓会の逆ドッキリどうだった?
成功したかな
この手紙書いてるの実は半年くらい前なんだ
楽しみすぎて早く書きすぎちゃった
成功してるといいなー
成功してなかったらどうしよう笑
まぁそんな話はこのくらいにして
紫耀、あっちで他の子作ってない?
作ってたら許さないよ
でももし作ってたとしたら言って
許さないけど、私は作ってないよー
だって紫耀以外に好きになる人いないんだもん
紫耀がいない間も紫耀のことばっかり
同窓会のこと聞く時まで私
毎日、これからの楽しみもワクワクもなかったんだ
だから久しぶりにこんなに楽しみなことが出来た
毎日がワクワクして楽しみでたまらなかった
早く紫耀に会いたいなーって
毎日そればっかり笑
私紫耀に溺れてるね
紫耀に出会えてよかった
あとさ、プレゼントも入ってるから開けてみてね
こんなこと口でいえばいいんだけど
恥ずかしくてもし言えなかったら
プレゼント気に入ってくれるといいなー
なんか中途半端だけど終わるね
これからももっと話そうね
○○より
その手紙を見た俺は泣き崩れた
“もっと話そうね”って○○、俺も話したいよ
いっぱい話そうよ
だから
それからなん分くらいだっただろう
次にプレゼントを見ようとラッピングされた袋を開けていく
これ…
俺が好きだった服屋の…
覚えてくれてたんだ
俺何か○○にしてやれてたのかな
幸せだったのかな
プレゼントもあんまりあげたり出来なくて
デートも
そして引っ越したあとの連絡も
もっと、もっと○○のためにしてやればよかった
○○のためだけじゃないか
○○、これ一生の宝物にする
そう思った時
同級生
俺に渡されたのはスマホ
紫耀
同級生
同級生
紫耀
同級生
俺は言われた通りメモのアプリを開いた
そこにはちょうど○○が事故にあった日に書かれたものがあった
開いてみると
紫耀、やくそくまもれなくてごめんね
もっとしょうといたかった
しょうは泣いた顔より笑った顔の方がわたしだいすき
うえでずっとみまもってるね
私を忘れてあたらしいこいしてもいいよ
しあわせでした
愛してる
そのメモは漢字に変換されていないから意識が朦朧としていた時に書いたのだろう
○○、どんだけ泣かせんだよ
でももう泣かねえよ
見てんだろ
何があっても泣かないから
幸せ…か、なら良かった
でも○○は絶対に忘れない
この世からいなくなったとしても
俺のたった1人の“最愛”の人だから