キーンコーンカーンコーン 先生)さようなら〜 生徒たち)さよならー
杜樹
ああいう風に喋れたらいいのにな〜
いつも、伝えたいことが伝わらなくて、
結局1人.....。
いいや、またあそこ行こ)
杜樹
じゃあ今日も、誰も来ないな。
杜樹
喋れるような子はいないのだ。)
杜樹
杜樹
なんで!? いつもはいないのに、 人がいるぅ???
唖然とした表情で固まっていたら、 彼女が気づいたみたいで、 声をかけてくれた。
真緒
すいません、家の鍵を忘れてしまって、
その間の暇つぶしを、
ここでさせてもらってましたけど。
だいぶ長居してしまいましたね。
では、、、。
そう言って、 彼女は立ち去ってしまった。
申し訳なさ半分 安心半分で いつもの長椅子に腰を下ろした。
杜樹
妙にドキドキした?
なんだろうこの感情。。
杜樹
リボンの色もうちの学年色だったし。
杜樹
声はかけらんないけどw
杜樹
雨上がりの公園の匂い、たまんないなぁ)
杜樹
ってなんて言うんだっけ?
Yufooで調べよ 「匂い 好きの人」検索 _______ 多分それ「匂いフェチ」 あそっか〜じゃあ僕は匂いフェチなのかな?w
そんな感じで、一応 人生つまんなくはないけど、 学校に行くのは、ちょっとやだかな〜。 孤独感満載だし。
キーンコーンカーンコーン
先生)はい席に付けー。 授業やんぞ〜
杜樹
まだそれらしき人物は見当たらない。)
杜樹
あの澄んだ目をしている、
綺麗な彼女は一体どこに行ってしまったのだろうか?)
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キーンコーンカーンコーン
とある生徒)気をつけ〜れーい 生徒たち))ありがとうござました〜
杜樹
杜樹
杜樹
真緒
そこに来た男の子に席譲ってあげたんだけどね〜
その子、うちの学校の制服&同じ学年色のネクタイ
してて、そんでもって、今日ずっと探してるんだけど
見当たらなくて〜。
杜樹
思わず声を上げてしまった、と言わんばかりに 即座に口をおさえてしまった。 さすがにバレてしまった。
真緒
杜樹
真緒
なんかごめんね〜。。。
杜樹
真緒
杜樹
杜樹
話を繋げられない自分が憎い!!)
真緒
そう言って彼女は、杜樹に顔を近づけた。
杜樹
やめろと言わんばかりに、 彼女と目をそらす杜樹、彼女の目には 小粒の涙が浮かんでるのが見えた。
真緒
目逸らすなんて
そんなに私のこと嫌い??
杜樹
けど、、喋るのが苦手なんですよ。
真緒
シャキッとして!!
杜樹
真緒
杜樹
真緒
杜樹
真緒
杜樹
杜樹
真緒
メガネでよく見えなかったけど、
結構イケメン??)
〜つづく〜