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某高級旅館

氷翠(ひすい)

……こ、ここで1日泊まっていいって?

伯玖(はく)

らしいぜ?

氷翠(ひすい)

え、あ……ちょ、部屋は!?部屋はどうなってるんすか!?

氷翠(ひすい)

(ムリムリムリムリ!これ一人部屋じゃないと私が出血死してショック死して死ぬ!)

塔真(とうま)

おや、どうやら当人達で決めていいらしいですよ

氷翠(ひすい)

ほぁ"!?

氷翠(ひすい)

わ、私一人!ひとりで!

大我(たいが)

あ"〜?許す訳ねぇだろ、助けてもらって礼の一つくらいしろ

氷翠(ひすい)

わ、わかった!わかった!なんか買う!なんか奢る!だからお願い1人で寝かせて!

昴流(すばる)

で、でもそんな可哀想なこと…出来ないよ

氷翠(ひすい)

皆さんと寝る方が私を虐めているので!

氷翠(ひすい)

お願いですから1人で寝かせてください!!

塔真(とうま)

あ、どうやら大きいお部屋を取っているらしいですよ

氷翠(ひすい)

へぁ!?

塔真(とうま)

みなさんで泊まってください……との事です

氷翠(ひすい)

!?

氷翠(ひすい)

む、むりむりむりむり!私廊下!廊下で寝る!

伯玖(はく)

理事長が全員で寝れるようにしてくれたんだ、行くぞ

氷翠(ひすい)

やぁ"だぁ"ー!!!!

部屋

伯玖(はく)

お、豪華

氷翠(ひすい)

クッソ…あの理事長……‪💢

大我(たいが)

っしゃ!風呂入るぞー!

ガシッ

氷翠(ひすい)

へ?

大我(たいが)

ほれほれいくぞ〜笑ズルズル

氷翠(ひすい)

違う違う違う!!!!!私は違う!絶対に違う!誰が混浴を許可したんだァー!!!!‪💢

塔真(とうま)

理事長ですね

氷翠(ひすい)

あんの…ショタがァ"ー!!!‪💢

カッポーン…

氷翠(ひすい)

……(お、推しと!推しと混浴!まずい!私が死ぬ!)

現在…私は浴槽の隅っこで身を固めております

氷翠(ひすい)

(腹筋が!あ"ー!(?))

氷翠(ひすい)

(尊い……逆上せちゃう…)

2枚目のタオルで顔を隠す

翔平(しょうへい)

あれ、センパイ死にかけてね?

玲音(れお)

ほんとだ〜

次郎(じろう)

また逆上せました?

氷翠(ひすい)

ビャッ!?

伯玖(はく)

お前さんも元気じゃないの笑

累(るい)

大丈夫〜?顔真っ赤だよ〜?

氷翠(ひすい)

き、気のせい……うん、気のせい…わ、私もう出る…

視界に悪すぎる…そう思い立ち上がるともう既に逆上せてしまっていたのか…足元がフラフラとして視界がクラクラとする

氷翠(ひすい)

ッ…

1歩…踏み出そうとすると余計に視界がぐらつき足元が覚束無い

累(るい)

ちょ、ヤバくない??

累君のその言葉が皮切りになったかのように私は体制を崩した

伯玖(はく)

っと…あっぶな……

氷翠(ひすい)

ご…、ごめん……なさい…

伯玖(はく)

いーから休んでなさいよ

氷翠(ひすい)

んぇ…

伯玖君に支えられたかと思ったら抱き抱えられ脱衣所まで運搬された

※ここは某高級旅館の脱衣所になります(約画像はイメージです)

伯玖(はく)

1人で着替えられそうか?

氷翠(ひすい)

う"〜…むりれすぅ……

伯玖(はく)

しゃーないか…取り敢えず軽く拭いておいてやるから動けそうになったら動きな?

氷翠(ひすい)

ふぁい〜……

伯玖君はタオルを巻かれた私の体に濡れてないタオルで体を拭いてくれた

伯玖(はく)

水、置いておくからな?

氷翠(ひすい)

あぃ"〜…

伯玖(はく)

ゆっくり休めよ

伯玖君は私の頭を撫でてからもう一度 お風呂に向かった

それでは1度変態になり掛けている人達の様子を見ましょう

うちの姫さん(氷翠)の介抱が終わってからおれは今一度風呂に入りに来た

伯玖(はく)

はぁ〜…困ったもんだわ

累(るい)

困った?

伯玖(はく)

そ、…ただの介抱が良からぬもんに見えてきたわ……

累(るい)

まぁ…そうだもんねぇ……

伯玖(はく)

何でおれらこんな我慢してんだろうな…

累(るい)

下手に手を出したら命削られるから

伯玖(はく)

いや、本当に…

伯玖(はく)

暫くまともに顔見れんわ…

累(るい)

俺ちゃんも……

昴流(すばる)

なんと言うか…お、お疲れ様…

大我(たいが)

サンキューなー笑

塔真(とうま)

様子はどうでした?

伯玖(はく)

血圧が上がってんの知らんけど…鼻血出してた

(※鼻血を出していたのはただの興奮と 血圧のせいですね)

累(るい)

うわぁ…重症じゃん

エドワード

血…ちゃんと止まるかな……

累(るい)

どーしよ…出たら氷翠ちゃん死にかけてたら

伯玖(はく)

いやいや、現段階で死にかけてるから…死んでる可能性あるぞ

尋(じん)

またあれをやれと…?

※あれ、とは…まぁ簡潔に言おう 「大乱闘化け物ブラザーズ」ですね

伯玖(はく)

うわ…考えたくねぇ

翔平(しょうへい)

そりゃ誰だってアレは想像したくねぇだろ……

玲音(れお)

大変そ〜

エドワード

あれは本当に…大変だったね

エドワード

死なない立場とはいえ死ぬ気しかしなかったよ……

大我(たいが)

アイツらの事二度と好きになれんわ

伯玖(はく)

ある意味…な、こっち
(味方)になれば優秀……
あっち(暴走・敵)になれば厄災…

塔真(とうま)

……様子…見に行きます?

尋(じん)

そうだな…ちょっと見に行くやつ決めた方がいいかもな

なんて話しながら冷蔵庫から冷えた酒瓶とお猪口を人数分を取り出す

次郎(じろう)

じゃあ俺が行きますよ、医者ですし

累(るい)

そうじゃん!

伯玖(はく)

酒飲むか?

次郎(じろう)

え?俺?

伯玖(はく)

次郎(じろう)

俺は…大丈夫です

伯玖(はく)

そ?

お猪口を1つしまいお盆にお猪口をと酒瓶を三本乗せて風呂に持っていく

塔真(とうま)

いいんです?

伯玖(はく)

ま、おれらの部屋の風呂に置かれてんだ

酒をお猪口に注ぎ流し込む

伯玖(はく)

は〜ぁ…平気なら姫さんにも呑んでもらいたかったんだがな

玲音(れお)

俺も呑んじゃお〜♪

伯玖(はく)

呑気に呑みながら入ろうぜ、時々姫さんの様子見ながらよ

酒を各々…流し込みながら 話に花を咲かせる

死んだと思ったが…何故か生きて推しが居る世界に居た

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