香 純 。
...
いつも、此処には誰も居ない
でもあの日は
いいや、
あの日からは
貴方も来るようになったよね、
琳 斗
...あの
香 純 。
...
かちゃっ
香 純 。
?!
香 純 。
な、誰?!
琳 斗
...
少し不思議な人だった
私は、ほんの少し 人に興味と言うものを抱いた
無口で黙り込んでいるけど どこか馴れ馴れしい所もあった
琳 斗
あのさ
琳 斗
そこ、どいてくれない?
香 純 。
はい?!
...馴れ馴れしいだけの人か、
何だか期待をしていたようだった、
そんな自分が情けなくて
香 純 。
...
琳 斗
あー言い方悪かったな
琳 斗
そこ、鳥のフン...
香 純 。
ヒェぁっっ!!!!
琳 斗
...プッ
香 純 。
...?
彼の顔を覗き込むと
とても、楽しそうに笑っていた
さっきまでのブッキラボウは なかったように。
琳 斗
クスクスっ
琳 斗
わははっW
香 純 。
?!
香 純 。
あの!!!今私ので笑いました?!
琳 斗
だっ、てWWこ、れW
彼が差し出してきたスマホには
私のビックリした、変な写真が3枚、連写で取られていた
香 純 。
...
琳 斗
えーー、、と...
香 純 。
やぁぁぁっっ/!!!!
香 純 。
…
香 純 。
プッ、笑
琳 斗
WWWっ
初めからこんなに打ち解けた人は 人生でも初めてだった
琳 斗
いい顔だよ 。
香 純 。
ッ?!
香 純 。
それ..ってどうい(
琳 斗
じゃ!
香 純 。
え、ちょ!!
香 純 。
...
変な人だなぁ...。