誠一
ココ最近、2人の足を引っ張っているのではないか?と考えることが増えた為誠一は密かに勉強をしているのだが…
誠一
最近はマルスをめざしている関係で遅くまで事務所にいることも珍しくなく、夜遅くに家に帰るのは危険だと言うことで事務所に一人一人の部屋が出来、そこで誠一は勉強をしていたのだ。
誠一
誠一
そういい、梅おにぎりを口いっぱいほお張る。
夜食は悪い事だと分かっているがこの少しの罪悪感が癖になるのだ。
健三
誠一
健三
健三は昔から悪夢を見ることが多い、それ故悪夢に脅えて眠れなくなる日も少なくはないのだ。
誠一
健三
誠一
健三
誠一
《 数分後 》
誠一
健三
ホットミルクとおにぎり、相性は少し悪そうにも見えるが彼なりに健三を気遣ったのだろう。
誠一
誠一は眠気のせいかいつもよりも少しとろんとした顔をしている。今だけは自分が彼を独り占めすることができる、それはどんなことよりも嬉しく同時に罪深いことでもある。
私はまどかさんが誠一くんのことを好きなのに気づいていたのに身を引くことが出来なかった、彼と恋仲にまでなってしまった。だから極力まどかの前では普段通りで過ごしているのだが…誠一はそんなことにも気づかず遠慮なく健三に近づき微笑む。
そんな彼のことを愛おしいと思ってしまう自分はとっくのとうにおかしくなっているのだろう、なんて思いながらおにぎりを1口頬張る
健三
しかもこのおにぎりは私が好きな鮭のおにぎりだ。
誠一
健三
私は少しとろんとしている瞳で笑う誠一くんを見て我慢が出来なくなってしまい、ホットミルクを少し飲むと
誠一君の服の襟元を思いっきり掴んだ後、ホットミルクを口移しした。
誠一
誠一くんは突然のことに驚き、数秒固まった後そう言った。
健三
誠一
健三
誠一
健三
誠一
健三
流石に私とまどかさんで追い払っているとは言えない…
誠一
健三
誠一
誠一
そう言うと誠一は健三に軽くキスをしようとしたが健三が誠一の頬を抑え、深いキスをしだしたので誠一がまたいじわるされるだけになってしまった。
誠一
健三
誠一
少し怒っている誠一のことを見ながらホットミルクを少し飲む。先程は気づかなかったが、これは多分ミルクの味だけじゃない、恐らくシナモンと蜂蜜だろうか。
健三
誠一
ふと誠一くんの飲んでいる飲み物を見る、それはただ事務所でいつも作っているような麦茶で、このホットミルクのように少し凝って作られているものでもない。
やはりこの男は底抜けて優しく、それでいて残酷なのだ。
健三
目の前にいる彼は恐らく、眠れぬ人がいるた時に手を差し伸べ、今この時していることと同じようなことをしているのだろう。その相手がきっと誰であっても、踏分誠一というのはそう言う男なのだ。
誠一
健三
誠一
健三
誠一
健三
誠一
健三
誠一
健三
こういう時にだけ照れたりして不意打ちをしてくるなんて。本当にずるい人
だけど…そこが
健三
コメント
4件
あ、尊い、最高、100億回でも見れます(* ̄ii ̄)
何この尊い小説は誠一くんがただただ優しくて可愛いが詰まっただけの小説ですね✨ 本当に素敵な小説です(*´ω`*) 健三さんと誠一くんのやり取りも可愛いし眠そうな誠一くんも可愛すぎる✨ 誠一くんはダメダメなんかじゃ無いよ! 誠一くんは本当に頑張ってるよ!! 本当に素敵な小説でした(*´∀`*)