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転生してしまったーッ！！

第10話 - すれ違う心理

1,245

2022年11月08日

#ジョジョ

#ジョジョの奇妙な冒険

#オリジナル

#転生

#オリジナルストーリー

#創作

梅

今回とても長いです！ 600くらいある

怪しい霧の街

凛々

ふあぁ…ごめん、また寝てたな

ポルナレフ

おう！気にするなよ

凛々

にしても、こりゃまた霧が深い町だな！

凛々

(……ここは墓、なんだよな)

凛々

(ダメだ…ゾッとして思わず顔に出そう、気をつけなければ)

花京院

大丈夫か、少し深刻な顔してるが

凛々

いや…なんかゾワッと寒気して嫌な感じでな

花京院

霧が深いし山の近くでもあるからな、冷えるのは仕方がないか

凛々

ちょっと今だけ長袖になろ

花京院

君の長袖ってなんか新鮮だな…

凛々

ちょっとはかっこよく見えるだろ〜！！

花京院

いや、全く

凛々

えっ？！

凛々

(じ、人生で1度でもいいからかっこいいと言われたい…前世じゃ小さいし女だったからなぁ)

ジョセフ

お前さんら何しとるんじゃ、はやく行くぞ

凛々

はーい

ジョセフ

霧はあるが、なかなかいい街じゃあないか、人口は数千人って所か、ホテルもありそうじゃ

花京院

あそこの料理店でホテルはどこか聞きましょう

料理店に行く最中、周りを見渡す

ポルナレフ

しかし妙に物静かなところだよなぁ、「バクシーシ」はねぇし物売りの｢安いよフレンド｣攻撃もねーぜ

ジョセフ

霧が出ているせいじゃろう

凛々

でもなんか、やっぱそういう攻撃がないと寂しいもんですね

花京院

たしかにな

ジョセフ

よぉし皆！パキスタンより西のイスラム世界じゃあいさつはこういうんだ！

ジョセフ

アッサラーム！(こんにちは！)

ジョセフ

アレイクム！(ごきげんよう！)

店の男はいきなり看板のを｢open｣から｢closed｣にした

凛々

(こっ、怖！！店員の人がでかいからというのもあるけど迫力ありすぎんだろ？！)

凛々

(俺……ここのシーン辺りからおばあちゃんが来るまででのシーンが苦手なんだよね…奇妙すぎるもん)

ジョセフ

あ、あのじゃな、ハハハ……いきなり閉店にすることもないじゃろ、ただワシらはホテルがどこか聞きたいだけなんじゃ

店の男

……………………

ジョセフ

もしもーし

店の男

知らないね

ジョセフ

え？

ジョセフ

ちょ、おい、ちょいとまて！ホテルはどこか聞きたいんだ、この街の店の奴じゃろ？！ホテルはどこか知りたいだけなんじゃ！

ジョセフ

はっ！……

店の男の首からカサカサと虫が這いずるように見えた

ジョセフ

な、なんじゃあの男は…

凛々

(やばい…はやく来て、エンヤ婆ちゃん早く来て…)

そして花京院が女性に警察を呼ぶように言うまで進み…

凛々

ッ…ぅ

ポルナレフ

おいおいビビりすぎだろお前色々と…確かに死体はひでぇけど

凛々

ティッシュで潰せるような虫以外は苦手なんだよ……トカゲとか…しかも口から……ぅ

ポルナレフ

お前妙に変わった好き嫌いがあるな

花京院

それにしてもなんだこの街の人間は…人がﾀﾋんでいるというのに集まりもしない、銃が発砲されていたと言うのに気づきもしない

花京院

東京やニューヨークなどの大都会以上に無関心だぞ

凛々

(関西の都会も何気に関心ないんだよな…(都会住み))

承太郎

どうするじじい…なぜﾀﾋんでいるのか死因をはっきり知りたい、まさか新手のスタンド使いじゃあねーだろうな

ジョセフ

うーむ、じゃが動機がない、儂らがこの街に着く前より先に無関係なこの男が殺られてるのが分からない

承太郎

だが万が一というのがあるぜ、死に方が異常だ

承太郎

警察が来る前になるべく触らず死体を調べてみようぜ

ジョセフ

うむ

凛々

…皆冷静なのがすげーよほんと

花京院

君はこういう時1番ビビりなのが逆にすごいな

凛々

うぅ…体験系のグロやホラーは苦手なんですよ………マジで

承太郎

……ますます霧が濃くなってきたぜ

花京院

街が霧にすっぽりって感じだな

ポルナレフ

あの霧ドクロに見えねぇか？

凛々

ひっ？！

ポルナレフ

おめー男なのにしゃんとしろよなぁ

凛々

(そ、そうだ今は俺は男俺は男！！)

凛々

(ってかあれがジャスティス(正義)ってことだよな？！なんでビビってたんだろ)

そして更に時は少し進み……

老婆が現れた

エンヤ婆

旅のおかたのようじゃな、この霧ですじゃ、もう街を出るのは危険ですじゃよ、ガケが多いよってのぉ…

エンヤ婆

わたしゃ民宿をやっておりますが…よかったら今夜はわたしの宿にお泊まりになりますかのぉ、安くしときますよって

ポルナレフ

おお〜！やっと普通の人間に会えたぜ！

凛々

(癒しのおばあちゃん！！！！！)

凛々

(まぁここは原作通り進めよう…今はまだ皆婆ちゃんがスタンド使いなのは確信が持てない、というより俺が今寒気止まらなくて一旦敵の罠でも宿に泊まって落ち着きたいんだ…ほんとにマジで)

凛々

(ってかまたホルホルくんと会えるジャーン！ラッキーー！！！！)

花京院

この街のどこかにスタンド使いが紛れている可能性がある…この濃すぎるほどの霧は奴らにとっては今夜は油断ができなさそうだ

凛々

…だな

ポルナレフ

しかし誰が襲ってくるとかはねーが不気味な街だぜ

ポルナレフ

あの警察共もあんな奇妙な死体だってのに騒ぎもしねぇからな

そして歩いていき…

エンヤ婆

ささジョースター様、あれがわたしのホテルですじゃ

エンヤ婆

ご案内致しますよって、ついてきてくだしゃれ

エンヤ婆

あのホテルは小さいですが20年前に映画の007の撮影に使われ、あの有名なビートルズのジョン・レノンが泊まったというようなエピソードが……

ポルナレフ

え、あるのか？！

エンヤ婆

いえ、じぇんじぇんありませぬが

凛々

いやないんかーいッ！

承太郎

……………………

花京院

君、何をしているだい？

凛々

え、今のはツッコミするだろー

花京院

……そうか

凛々

(はっ、つい関西の血(？)が流れてやってしまった…！！)

エンヤ婆

まぁとにかく、結構いいホテルだと自負してごじゃりますですよ

エンヤ婆

ホテルは今他にお客様はいませんが晩御飯は何にしましょう、お肉ですか？お魚ですか？

承太郎

待ちな、ばあさん…あんた

承太郎

さっきジョースターと言っていたが

承太郎

なぜ分かった

エンヤ婆

！！…………

凛々

(あーあ、大丈夫かなおばあちゃん)

エンヤ婆

嫌ですねぇ、お客様、さっきそちらの方がジョースターと呼んだじゃあないですか

凛々の方へ向く

凛々

(えっ、俺？！ポルナレフじゃあないの？！)

凛々

あぁー！言ったかもしれません！支配人さん覚え良いねぇ

エンヤ婆

言いましたよォ

エンヤ婆

商売を長くやっておりますゆえ人様の名前をぱっと覚えてしまうんですよ、確かですよォ〜

エンヤ婆

ではこちらに名前をご記入ください

凛々

(皆書いてってるな…)

凛々

(俺はどうするか…皆変えてるしな)

凛々

(俺も何か変更しよっかな…)

ポルナレフ

おーい、凛々お前で最後だぞ

凛々

あ、分かった

凛々

(えーと俺は…黒崎…………)

凛々

………………うん、OK

ポルナレフ

おかみさんよ、ところでその左手はどうしたんだい？

エンヤ婆

これは火傷ですじゃ、年寄りのせいですかのぉ、うっかりお湯をこぼしてしまって、ヒャヒャヒャ

ポルナレフ

とし？何をおっしゃる！こーしてみると40くらいに見えるよぉ、デート申し込んじゃおっかな〜！

エンヤ婆

ヒャヒャ！からかわないでくだしゃれよ！お客様♪ンンン♪

凛々

(ぜ、絶対心の中はやばそうだなぁ…)

凛々

(エンヤは好きな敵キャラだけど…念の為ある意味警戒しないと、あの人恨みが怖いもん)

ホテルの廊下

凛々

お、今度は承太郎と隣か

承太郎

あぁ、らしいな

凛々

まぁ何かあったら呼べよ！スっと駆けつけるぜ！

承太郎

あぁ……………

凛々

？………

凛々

(なんか、暗く感じたのは気の所為？)

凛々

じゃ、また……………

承太郎

まて

凛々

ん？どうしたの？

承太郎

俺の名前はあまり伏せてくれ…俺はあの老婆が怪しいと思っている、少し試したいことがある

凛々

わかった、了解

凛々

俺は飯まで寝るから…多分

承太郎

多分、か

凛々

んじゃな〜

承太郎

……………………

エンヤ婆のホテル部屋

凛々

ふぅ、ようやく1人になれた

凛々

皆といる時間も楽しいけど、1人の時間もやっぱ欲しいからね…

凛々

…まぁ、さっき言ったのは嘘で寝ないけど

バタンっと音が聞こえた

凛々

隣かな、結構ドアの音は聞こえやすいんだな

凛々

(承太郎さっき入ったばかりなのにもう出かけた…煙草かな？)

凛々

(右の方向へ向かった…そっちは行き止まりでジョースターさんの部屋だけ、煙草吸えなかった気がするけど)

凛々

ま、どっちでもいっか！どっちでも都合いいし…よし、アレやるぞ！！

凛々(梅)の脳内

凛々

んじゃ、今回もしてくぞ〜

元気な凛々

はいはいはーい！！

凛々

今回は第2回だな

賢い凛々

まず今回のお題は、エンヤとの戦いについてですね

内気な凛々

エンヤ…ゾンビが大変そうだよね

凛々

その通り

凛々

まぁ今回はポルナレフについて行きたいと思ってる

怒な凛々

おいおいまて！！また原作を潰すつもりかッ？！

怒な凛々

散々ホウィール・オブ・フォーチュンので台無しにしただろお前ッ！

凛々

俺は今回分かったことがあるんだ

凛々

この旅は早くホリィさんを助けるためにDIOを倒すこと

凛々

なら皆、はやくエジプトにつきたいと思っている

凛々

短縮する方法を少しでも知ってるのに何もしてあげないだなんておかしいだろ？

怒な凛々

じゃあまず言わせてもらうが！

怒な凛々

ここはジョジョの世界だッ！俺らは外から来た部外者ッ！それで横入りしてるのにのこのこと主人公みたいになりやがって、恥はねぇのかよ？！

怒な凛々

しかも3部の主人公は承太郎だッ！お前じゃあねーんだよッ！！！

凛々

分かってるよ……けど

凛々

皆楽しんでる時もあるけど…本心は必死で、なのに俺はそれを見物してるようで…耐えられない

元気な凛々

……たしかに、僕らが勝つ可能性とか知ってるのにあまり何も出来なかった

内気な凛々

あ、アヴさんも………

怒な凛々

その話はやめろ！！

内気な凛々

ひっ！…ご、ごめんなさい

賢い凛々

怒の私なら分かるでしょう、ただほんの少しでいいんです

賢い凛々

ほんの少しでも手助けできるう許してあげてください

賢い凛々

それに、何も出来ず皆と一緒にいるだけなら…

賢い凛々

私たちの…いずれ精神が《壊れ》ます

一気にその言葉でひんやりとした空気になる

怒な凛々

………ちっ、わかった

怒な凛々

あんまり変に目立たない程度なら許す

凛々

…！

賢い凛々

どうです？リーダー

凛々

ありがとうーー！！

怒な凛々

うわっ？！く、来んな気持ちわりぃ！！

元気な凛々

んじゃ、これからの私たちはなるべく承太郎より目立たないをベストにこれからも手助けをしていくって事ね？！

怒な凛々

まぁ…そういうことだ

元気な凛々

やったー！決定だね！やっぱなしとかは却下だかんね！

怒な凛々

じゃあ結局エンヤのはどういう感じで進めるつもりだ？

凛々

んーとね、ポルナレフについて行く感じにして、承太郎に結果的に倒してもらおうかなと

内気な凛々

な、なら穴をどこかに開けなきゃならないんじゃ…

賢い凛々

………………

怒な凛々

………………

元気な凛々

………………

凛々

………………

凛々

わ、忘れてたァ！！あんな穴の傷やだ！！！

元気な凛々

しかも倒した後もそのままだったよねぇ？！

怒な凛々

どーすんだよっ？！もしやばい所に付けられたら…

賢い凛々

どこで妄想してるんですかこの破廉恥ッ！

怒な凛々

してねーよガリ勉！！

賢い凛々

凛々(梅)さんの中身なので結果的に馬鹿なんですよ！！

怒な凛々

じゃあなんで賢いなんだよお前は！！

賢い凛々

知りませんよ設定上こうなったんです疑問は世に問えッ！！！！！！！！

元気な凛々

はいはいストップストーップ！

凛々

…傷は、耐えよう

内気な凛々

ひぇ…………

凛々

これも覚悟決めなきゃな、それといつか消えてるから、漫画でもそうだったし

凛々

実際怪我がいつの間にか消えてるだろ？

元気な凛々

確かに、なら問題ないか！

怒な凛々

けっ、耐えろよ絶対

賢い凛々

まぁなんとまぁ無計画ですが…いいでしょう

賢い凛々

では、エンヤとの戦いはまとめると
ポルナレフと行動、怪我はその場任せ、承太郎が来てくれるまで耐える
という感じでいいですかね？

凛々

うん、まぁべ、別に？ポルナレフの？便器なめを？見たいわけじゃ？あるよ

怒な凛々

あるのかよおい

賢い凛々

皆同一人物だから理由くらいわかるでしょう…｢最推し｣だからですよ

内気な凛々

あはは、まぁこうなる…よね

内気な凛々

ね、ねぇ…他に話すことは？

凛々

あ、もう1つあるんだけど…

凛々

………凛々さんの話

元気な凛々

ッ！…………

怒な凛々

なっ！…………

賢い凛々

やはり…出ましたか

内気な凛々

ひぃ………………

凛々

皆すまねぇ、だが凛々さんのもいつか整理しなきゃならねーんだ

凛々

まず………ついここ数日でわかった

凛々

凛々さんは俺の中にいる

元気な凛々

なんで分かったの？

凛々

少し前から…何か、他の意思を感じでそれをよく探ってみたんだ、誰なのか、なんの感情か、どうしたいか

凛々

それを探ったら…………

凛々

俺とは別人の感情、この体の本人《黒崎凛々》だった

怒な凛々

厨二病、と言いてぇところだが俺たちは転生してるしなんとも言えねぇな

内気な凛々

ち、ちなみに普段何考えてるとか…分かる？

凛々

んー、たまにだけど分かる、かな

内気な凛々

元気に…やってるんですか？

凛々

ん、んー…そこはわかんない、まぁ彼の感情が伝わる時はあるし、平気だと思う

凛々

そう思いたいんだけど、問題はそこじゃあないんだ

凛々

いや、そこも問題か

元気な凛々

えっ、どゆことどゆこと

凛々

まぁ凛々さんは意外と俺の意見を否定しないというか、全然止めないし

凛々

例えるなら俺が｢ポルナレフに〜こうしたい｣ってなっとき凛々さんは｢いいんじゃない、良き、俺は〜も…｣って感じで来る

内気な凛々

い、意外と…フレンドリーなんですね……本人

凛々

でもまだ完全に彼がこっちに来てると言うか、俺が慣れてないからあんまり来ないよ、一日に1回くらい

凛々

一日中来ない日もあった

凛々

それでさ、その凛々さんと感情が…俺と意気投合した時あるんだよ、同じ意見というか…俺と同時に凛々さんも俺と同じ感情が出て

凛々

まるで意気投合、みたいな

元気な凛々

え、そうなの？！

賢い凛々

因みにそれはいつですか？

凛々

………………………………

凛々

アヴさんを抱えてた時、だよ

怒な凛々

………は、嘘だろ？

元気な凛々

寄りにもよって、ま、マジでか

凛々

因みにそれっきり意気投合はしてないな

賢い凛々

その時、感情が同じと言うならば…

元気な凛々

絶望で自分が最低だと思ってるってことと…

凛々

…………あの時と似たような経験があるってこと

内気な凛々

り、凛々さんは…思った以上に闇を抱えてそうですね

賢い凛々

でも、僕達、そんな凛々さんの記憶………

賢い凛々

《1つ》もないですよ？

内気な凛々

探ってもダメだったの？

凛々

それが何となくわかったのがある

凛々

アンと話してた時だ

怒な凛々

アンと話してた時？

凛々

記憶が、うっすら出た

凛々

その時は確か…俺が家出した家族の事を誤魔化して話してた時

凛々

その時に…女の子の記憶がうっすら出たんだ

凛々

それは恐らく結構前、孤児にいた頃だと思う、感覚的には結構前だから

凛々

でもその記憶、何故か急に霧のように隠れて見えなくなった、見えたのは一瞬だけ…なんだったんだろ

賢い凛々

今はまだ分かりません…もしまた変化が起きたら教えてください

凛々

うん、分かった

賢い凛々

私たちは記憶、痛覚は共有してますが、唯一彼の記憶をさぐれるのは貴方なんですから

凛々

…理解してるよ

凛々

とりあえず今回はこれで解散でよろしい？

元気な凛々

うん！

怒な凛々

おー

賢い凛々

はい

内気な凛々

う、うんっ

凛々

じゃあ、これにて、第2回終了！

凛々

………………ふぅ

凛々

(凛々さん…貴方は何を抱えてるの)

凛々

(……私にも、教えて欲しいよ)

ベッドに沈み、ポルナレフが出るまで待機することにした

その頃承太郎達は…

ジョセフの泊まる部屋

ジョセフ

全員集まったか…

ジョセフ

よし、とりあえず話し合うぞ

ポルナレフ

………なぁ、本当に疑うのかよ

ポルナレフ

お前らだって知ってるだろッ！

ジョセフ

ポルナレフ、静かに、このホテルは戸締りする時の玄関のドアの音さえも響くからな

ジョセフ

騒ぎすぎないように話し合わなければならん

ポルナレフ

ッ…納得、できねぇ

花京院

………………………

承太郎

花京院、青ざめた顔してるが平気か

承太郎

確かお前が最後だったな、少し遅かったが…何かあったのか

花京院

……………は………あない

ポルナレフ

ん？なんて言ったんだ？もう1回

花京院

………凛々は、凛々じゃあ…ない

ポルナレフ

………………は？

花京院

思い出したんだ、肉の芽の頃の記憶…

花京院

僕が前日に、学校の調査をしていた時の…放課後…だった

承太郎と戦う前日

花京院

(放課後だから人は少ないな、この時間に探索に来て良かった)

花京院

(ふむ、この敷地なら保健室がいいか…後は)

「なぁなぁ知ってるか、今日の事」

「ん、なんの話？」

花京院

(生徒が何人かと話してるな…何かあったのか)

「お前知らねぇのか、黒崎凛々だよ、あの承太郎には及ばねぇけどあいつも話題の不良だけどよ」

「なんか急に性格が変わってたんだよ」

花京院

(性格が変わった…気が変わったんだろう、私には関係の無いことだ)

「単に不良というのが嫌になったんだろ」

「いやそれがさ、気になってダチが見に行ってくれたんだけどよ」

「そいつ黒崎に嫌われてたはずなのに、普通に優しく話しかけてくれて」

「まるで別人だった」

「って言ってたんだよ」

花京院

(……興味が出たな、承太郎を始末したらその様子を見てみるとするか)

花京院

僕が記憶にあるのはそこだけです

花京院

他は…肉の芽の記憶はほんとにモヤがかかるような感覚で、でもこの記憶だけ何故か

ジョセフ

ふむ…これは承太郎が言ってる時と同じじゃの

承太郎

……………

ポルナレフ

じゃ、じゃあ俺たちがいつもいる凛々は偽物で、敵っつーことか？！そう言いてぇのかよ！

ジョセフ

そうは言っておらんじゃろが、落ち着け

ポルナレフ

俺はあの時も言ったが、偽物っていう選択は信用しねぇぜ！

ポルナレフ

入れ替わってるとか、偽物っつーのは確信がまず無いんだろ？

花京院

………………

ポルナレフ

なら、俺は認めねぇ！

ポルナレフ

あいつは仇の仲間が嬉しかったのかは本心は知らねぇけど…俺とどんな話しても楽しそうにしてくれたし

ポルナレフ

アンとか他人のことを、俺達よりも気遣ってて

ポルナレフ

なのにそんなやつの行動が全て嘘、偽りだと言うのなら俺は許さねぇぜ

承太郎

ポルナレフ、俺らは偽物とは言うが敵とは言ってねぇ

承太郎

俺は何か訳があってその姿だと思っている

ポルナレフ

まだ…偽物だと思うのかよッ！！

承太郎

だが俺の知ってるあいつと今のあいつは全くの別人に感じるんだ

承太郎

………………もうひとつ、言わなかったことがあるな

花京院

もう1つ？

承太郎

それは…俺と黒崎が戦った時の少し感じた幽波紋の気配と、今の気配も全く違うんだ

ジョセフ

何？！

ポルナレフ

そ、それどーゆーことだよ？！

承太郎

あいつと戦った時…曖昧だが、幽波紋はまだ見えていなかったし確信は持てない、だがあの時の幽波紋の気配は……冷酷のようなとても冷たい気配だった

承太郎

けど今は、分からない

花京院

分からない？

承太郎

気配はあるが…冷たいと言えばいいのか、暖かいと言えばいいのか………

承太郎

だが、気配もまったく違うのは間違いねぇ

ジョセフ

……あいつは何が目的なんじゃ

花京院

あのニコニコした笑顔に…何を隠しているんだろう

ポルナレフ

ッ…………

ジョセフ

とりあえず長引いてもダメじゃ、今はここで解散しよう

ドタバタと音が聞こえてくる

ポルナレフ

なんだ？

ポルナレフ

なんだ、今の音…

凛々

今のは…あっ

ポルナレフ

！…………

凛々

ポルナレフ、今の音………

凛々

(あれ、あそこポルナレフの部屋じゃあないよね)

凛々

(ジョースターさんの部屋じゃ……)

ポルナレフ

お、おー、どうやらロビーの方かららしいな

ジョセフ

ポルナレフ、どうし………！

ジョセフ

り、凛々も聞こえたのか！

凛々

(さっき承太郎も言ってたし…俺の会議に集中してる時に皆で集まってるのかな)

JAMで部屋をこっそり察知するが… 皆その部屋にいた

凛々

…………………………

凛々

はい！俺も気になって出てきました！

凛々

(皆、きっと何かあったんだ、俺以外で話すこと…なんだろ)

凛々

お、俺が下を見に行ってきます！

ポルナレフ

あっ、おい凛々…！

凛々は階段を降り、さっと隠れて呼吸を整えていく

凛々

(大丈夫、俺は大丈夫)

凛々

(仲間外れじゃあない…きっと)

凛々

(なのになんでだろ…)

凛々

涙が………っ

凛々

(また涙、俺ほんと泣き虫だろ……女々しくていやたなあ)

凛々

っ……ぐ、うぅ…

凛々

(仲間はずれはやだ、仲間外れは…俺は、俺は)

凛々

…俺、嫌われてないよな、嫌なこと…したかな

凛々

俺また…傷つけたかな

凛々

………落ち着か、なきゃ……心配させたく…ない

凛々

(いっつも涙流して、涙なんて嫌いだ、流したくないのに流れて、大嫌い)

お前それヒロインぶってんのか、その顔

なんで涙流してるの？梅ちゃん

泣く必要ある？

すぐ涙流すよね、梅ちゃん

泣き虫〜！！

凛々

はー…はー………

凛々

…大丈夫、大丈夫！

凛々

(よし、大丈夫だ俺は、平気だから)

凛々

(涙なんて流すな、俺は今は男だから)

凛々

(……結局俺一人で行くことにしちゃったからなぁ、どうしよ)

凛々

(これだと作戦が丸崩れだ……)

凛々

(とにかく行くか)

ロビー

凛々

支配人さん、大丈夫ですか？物音が

凛々

(確か…ホル・ホースを操るときに音が鳴ったんだよな)

凛々

支配人さん？………

凛々

(ホル・ホースが殺られるかもしれないから、とにかく今は彼が目覚めるまで時間を稼ごう)

凛々

すみません、入りますよ

エンヤ婆

いたたたた、ヒャハハ……

凛々

おばあさん大丈夫ですかッ？！…

倒れてるおばあさんに寄り添い、杖を渡す

エンヤ婆

大丈夫ですじゃ、ちょいと腰を痛めただけですじゃ、構わんでくだしゃれ

凛々

腰を痛めたんですね…良かったら腰にいい薬あるんで、それを分けますね

凛々

腰と言うより体を痛めた時のですが…これ結構効くんすよ、是非使ってください

エンヤ婆

わざわざすまないねぇ、助かるよ

凛々

(きっと、今後ろのソファに隠してるはず…)

凛々

見る限り、支配人の貴方一人で切り盛りしてるんだろ？

エンヤ婆

えっ、あ、は、はい！そうですじゃ

凛々

一人でやるなんて凄いですよ、俺は…全然

凛々

家族が居なくても、一人で頑張ろうとして…素敵だと思いますよ、俺は

凛々

(息子の方は大の嫌いだけどエンヤ婆ちゃんはDIOへの忠誠心が強くて、家族思いだし、悪に染まらなければいい人だったのかもしれない)

凛々

(そう思うと…あの息子野郎は何してんだよほんと、こんないいお母さんがいるってのに馬鹿なことして)

エンヤ婆

お客様にそう言ってもらえるのは光栄ですじゃ、ひゃひゃ

凛々

俺も……そうなりたいです

エンヤ婆

…………………………

ホル・ホース

うっ…ぅ

凛々

ッ？！

凛々

(出た！！)

ホル・ホース

ぅ……ぁ、あ

凛々

あんたはホル・ホース！！

凛々

(後ろに来ると思うからスタンドを出して…！！)

後ろから来るはさみの攻撃を液体で食い止める

エンヤ婆

ケェーーー！！！見破りおって！！

凛々

ッ、やっぱり…幽波紋使いだったんだな

エンヤ婆

その口調は、勘づいておったのかぁ？

凛々

まぁな、あの時は軽く流してたが俺はジョースターって言ってねぇし、あんたから来るのを待っていたんだよ

凛々

…………でも、さっきのセリフは全て真実だからな

エンヤ婆

おだまりぃー！！あたしゃてめーらにコろされたJガイルの母親じゃよーッ！！！

凛々

くっ、そうかよ…あんたも幽波紋使いっつーことだよな？！

エンヤ婆

そうじゃ！！息子を死に追いやったやつは全員なぶりご口しじゃ〜っ！！

凛々

たしかに息子さんが殺られて悔しいのは分かるが、あいつはあいつで犯罪を起こしてる

凛々

それはあっちゃいけないこと、それをしなかったらポルナレフだって仇を取らなかったんだよ！！

凛々

家族が大事なお前ならわかるだろ？！

エンヤ婆

クキィー！！儂の子は唯一のあの子だけじゃ！ほかなんて知らんのじゃッ！

凛々

……………そうか

凛々

(そうだよな、敵に他人を思いやる気持ちを持つなんて…滅多に居ないから……)

凛々

あんたも、どうせ同じなんだな

凛々

……………なら、俺ももう何も言うことはない

凛々

(後はどうしよう…ポルナレフがいないから原作通りにするのは厳しいかもしれない)

エンヤ婆

そうかい、なら儂ももう呼んでるんじゃよ

エンヤ婆

お前達！！

ドアからゾロゾロと出てくる

凛々

ッ！

凛々

(とりあえず、俺は”やること”はした…！！後は来てくれるはず…！)

凛々

…これは

皆穴だらけの霧が出ていた

凛々

なるほど、死体を操っていたのか

凛々

(アニメでなんとなくは知ってるが、警戒しなきゃ)

エンヤ婆

理解が早いのォ、洞察力もはやい

エンヤ婆

お前さん…只者ではない、じゃがあたしの敵じゃあないッ！

エンヤ婆

なぜならあたしのこの幽波紋、《正義》は、幽波紋はひとり一体じゃが正義は死体を操れる霧の幽波紋じゃッ！100人だろうと1000人だろうと操れるんじゃッ！ヒャハハハハヒャヒャヒャ！

ホル・ホース

町中に…こ口される……そ、それに怪我をすると…こうなるぜ、凛々ちゃん………

凛々

ちゃん付けやめろッ！このカウボーイ野郎、俺は男にちゃん付けられるのが苦手なんだよッ！

凛々

(これは事実！それにホルホルくんにちゃん付けばかりされると俺が死ぬ………いや呼び捨てもキツイな(いい意味))

エンヤ婆

ほんのちょいと傷をつけるだけで良いのじゃ、ほんのちょいと！

エンヤ婆

後は儂の幽波紋、《正義》がコ口してくれるわ！

凛々

とにかく………

凛々

(原作通りに逃げるが、俺の方向は違う！窓だッ！！)

外への窓に向かう

ホル・ホース

わああーーッ！凛々、俺をほっとかないでくれぇ〜ッ！

凛々

うぐ…あーもーッ！

急いでホル・ホースを軽く抱え、窓を突き破る

エンヤ婆

くっ、逃げおったってそうは行きやしな…

ポルナレフ

おい！凛々、凛々は………

エンヤ婆

…あ

ポルナレフ

………あれ、これお取り込み中？

ホテルの外

凛々

はぁ〜…つ、疲れた

凛々

(数分くらい結構走って、上まで昇って…疲れたよ)

凛々

借りは今度返せよな……

ホル・ホース

た、助かったぜ…凛々…ちゃん

凛々

だからちゃんは！……ッ〜…

凛々

(うぅ〜顔がいいよ〜この人)

凛々

つかなんでちゃん付けなの…

ホル・ホース

あ〜、なんでかねぇ

ホル・ホース

あんたは男のはずなのに、何故か女のように見ているから、だからちゃん付けしてるんだが

ホル・ホース

お前、ほんとに男か？

凛々

………………男だぜ

ホル・ホース

ほんとにかぁ〜？

凛々

どーみたってそうだろ！体！ほら！胸はふっくらか？！ちげーだろかてーだろッ！

ホル・ホース

分かった！分かったから落ち着け！バレるだろ

ホル・ホース

…まぁまさか、中身が女だったリィ？なんちゃって！

凛々

ッ！………………

ホル・ホース

……え、もしかしてビンg

凛々

なわけねぇだろばーか、とにかく静かにやり過ごすぞ…

凛々

にしてもホル・ホース、お前の手、こんなに冷たかったっけ？

ホル・ホース

ん？俺は触られてねーが

凛々

え

後ろを見ると…

ゾンビ♡

凛々

うわあぁああッ！！

ダッシュで逃げようとしたが…

花京院

エメラルドスプラッシュ！

ゾンビは無事エメスプで倒された

凛々

か、花京院ッ？！

花京院

大丈夫か、怪我は

凛々

(あ…そう、だ)

凛々

大丈夫…だから俺は、とにかく本体を倒さなきゃ

花京院

あぁ、それは承太郎が向かってくれているよ

凛々

…………そう

ホル・ホース

まて、ポルナレフやジョースターはどうしたんだ

花京院

敵の君に教えるのも何だか嫌だが……ジョースターさんは周りのゾンビを助けていて、急にロビーに行ったポルナレフを数分後全く帰ってこなくて承太郎が追いかけた感じなんだ

凛々

……ん？

ホル・ホース

そ、それどういうことだ？

凛々

………あ、まさか

凛々

あれポルナレフしか見てねぇのか…

ホル・ホース

どういう事だよ凛々ちゃん

凛々

実は…

振り向いて液体をガードする時………

凛々

(液体の少しの部分を客室の方向へ持っていかせた)

凛々

(お願い、届いて！………)

凛々

と言うわけ

花京院

なるほど、それをポルナレフが見て、承太郎が後に行き

花京院

で、そのあとホテルはゾンビで溢れてね、凛々達は向こうに居ないみたいで探したらここってことだよ

凛々

そう…か

凛々

(ん？ならポルナレフって)

凛々

ポルナレフ、一人で行ったんだよな

花京院

あぁ、そうだが

凛々

……………怪我してるかも

凛々

俺らも戻るぞッ！

ホル・ホース

はぁ？！ちょ、おい！

花京院

(なんか、心配にしては少しキラキラしてたが……どうしたんだろう)

凛々

大丈夫か、ポルナレフ！

承太郎

………もう老婆は倒したぜ

そこには泡吹いて倒れているエンヤの姿があった

凛々

……そ、そうか

凛々

って、ポルナレフ…大丈夫か？！

ポルナレフ

お、おう…なんとかな

凛々

怪我してんのなら消毒するから、どこだ？

ポルナレフ

…………えーと…ここ

舌を見せ、穴の空いたところを見せる

凛々

(やっぱり！これって…)

凛々

ここだけで大丈夫か？

ポルナレフ

…お、おう

承太郎

俺はジジイを呼んでくる

凛々

分かった

ポルナレフ

……………………なぁ、さっきの

凛々

ちょ、口動かされたら消毒出来ないだろ

ポルナレフ

ごめん…………

凛々

…もう別にいいから、気にしてない

凛々

俺に内緒の会議してたんだろ？

ポルナレフ

……………………

凛々

エンヤ婆を倒す作戦を

ポルナレフ

えっ？

凛々

ん、そうじゃねぇの？

ポルナレフ

ぁ、そう！そうなんだよ

ポルナレフ

お前最近疲れてたからさ…今回は俺たちでどうにかしようとしててさ！すまねぇな〜

凛々

ちょ、舌をそんな動かさないで！

ポルナレフ

ごめん！！

凛々

…………………

凛々

(今はそう思っとかないと、落ち着かない…多分反応的に違うのだろう、なら…皆何を話してたんだろう)

ポルナレフ

だ、だから何処を舐めちまったか？なんてどうでもいいことじゃあねーかよぉ

ポルナレフ

くだらねぇ事を聞きやがるなぁ

ポルナレフ

オホホーン、オホン、オホーン……ﾍﾞﾝｷ

凛々

(可愛いなぁ、誤魔化してるの、聞こえてるよポルポルくん…)

ジョセフ

えっ、どこ舐めただって？よく聞こえなかったが

ポルナレフ

どこだっていいじゃあねーかよぉ！

凛々

(舐めたんだよね、便器を…)

花京院

今なんか便器とか聞こえましたが…

ジョセフ

ウププッ

ジョセフ

ウプ、ウププッ！実はもう知っとるんだよ、こんな面白いことからかわずにいられるか！

ポルナレフ

あッ！ひょっとすると承太郎からすでに聞いているな？！

ポルナレフ

このくそじじいっ！からかってたのか！もう知らねぇ！

ジョセフ

分かった分かった悪かったよポルナレフ、それより消毒はもういいのか？

ポルナレフ

凛々がしてくれたからもういいッ！

ジョセフ

そうか、それは良かった、消毒しないとダメだからの〜！…オホン、オホン…ﾍﾞﾝｷ、を舐めたから

ジョセフ

ガハハハハ！！ヒー！

ポルナレフ

ッ〜！もう知らん！承太郎、花京院、凛々、旅を急ごうぜ！

凛々

(とにかく、少し変わったけど原作通りに進んだから結果オーライなのかな)

承太郎

皆、外に出てみろ

墓

ジョセフ

なんてこった…外に出てみれば、これは…

凛々

(怖っ、マジでホラー…)

承太郎

やれやれ

ジョセフ

ここは墓場か、ここは荒野の墓場だったのかこりゃあ〜

花京院

この旅は驚きの連続なので今度は街全体か幽波紋だったのかという感じだが

ポルナレフ

いや、俺は結構たまげてるぜ〜

凛々

ほんとにあの婆さん…すげぇな

ジョセフ

幽波紋の霧全体で墓場を街やホテルに仕立て上げ、墓下の死体共と我々は話をしていたんだ……

ジョセフ

この婆さん、とてつもない執念の持ち主じゃ

ポルナレフ

脚力だってジョイナー以上だったぜ…

花京院

どうしますか？意識を失ったままですがこのまま置いていくと危険ですよ

花京院

再び復讐してきます

凛々

(そうだ、車のとこに行かねぇと)

凛々

俺は車になにかされてないか確認してきますね

ジョセフ

あぁ、分かった

凛々

(あの後ホル・ホースに取られたらきっと俺らは歩きだからここにいとけば大丈夫だろ)←めんどいので歩きたくない

車の方に行き、異常がないか確かめていく

ホル・ホース

ちっ、取られちまったか

凛々

あ、隠れてたのかあんた

ホル・ホース

後で隠れて帰るとするよ

ホル・ホース

にしても、俺を捕まえねぇのか？俺を恨んでるだろうに

凛々

まぁな、アヴドゥルを撃ち抜いて最終的に倒したのはあんただ

凛々

けど…それと同時にあんたと興味を抱いてるからね、きっと生き延びるだろこの先もな

ホル・ホース

はっ、泥水啜ってでも生きてやるよ

ホル・ホース

それがホル・ホースの生き方ってやつさ

ホル・ホース

それと………

凛々

なんだよ、まだ何かあるのか

ホル・ホース

あの婆さんは捨てた方がいい、後々から気づくぜDIOの恐ろしさがな

凛々

……俺は皆の意志を信じるだけだから、お前の指図は聞かねぇよ

ホル・ホース

そーかよ

ホル・ホース

ま、お前もいつか俺に明かしてくれよ

凛々

はぁ？何が

ホル・ホース

お前さんの秘密

凛々

はっ？！ちょ…！

凛々

(まてまて、今の台詞どういうこと？！)

ホル・ホース

じゃあな

凛々

まっ…！！………あー、行ったか

ジョセフ

凛々、大丈夫だったか

凛々

はい、異常はないです

ポルナレフ

よーしこのまま先に進むぜ！

承太郎

婆さんはこっちでいいか

ジョセフ

構わんよ

凛々

(………皆、何を隠してるのか分かればいいな)

続く

凛々

今回は結構長くなってしまいました

凛々

投稿遅れてすみません、ちょい最近イベントが多くて余裕が少ないんです

凛々

今週の後からも少し忙しくなっていくので投稿遅れるかも

凛々

ではまた次の投稿で！

転生してしまったーッ！！

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続き楽しみです！

凄！面白いです!!♡200にしときました！

梅

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転生してしまったーッ！！

第10話 - すれ違う心理

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