まるで夢の中。
なぜか僕は駅の前に倒れていた
リク
・・・
ここはどこだ?
プルルルル
僕はその音に驚く。
リク
もしもし?
ようこそ!私の2度と出られない初車駅へへへへへへへへ
リク
!?
司会者
さっきは驚かせてごめんなさい。司会者です。
リク
名前が・・・司会者?
司会者
はい、そうです
司会者
まずは、その初車スイッチを押してください
リク
わ、わかりました
僕は音量のマークのようなボタンを押す。
すると、ポインと音がした。
司会者
そうです!
司会者
そしたら、「初車ショシン電車」を押してください
リク
あ、はい
押すと、仕掛けのように夢のように、吸い込まれていった。
リク
!?
司会者
さっきの私が司会者です
リク
月の模様がついた・・・ナマコ・・・!?
司会者
わかりますか?
司会者
今はずっと午前12時。
司会者
これから案内をします。
リク
はい
司会者
では、ここが第1駅
司会者
ここが第2駅
司会者
ここがお手洗い
司会者
ここが第3駅
司会者
わかりました?
リク
もちろんわかりました。
司会者
ではまた
リク
はい・・・
リク
とりあえずトイレ入ろう
リク
なんで・・・ナマコが電話・・・?
リク
能力・・・?
リク
電話ができる・・・
リク
でも、たしかに手はあったし
リク
うーん・・・
リク
もう出た
リク
ふー
ドアを開けると、急にナマコが喋ってきた。
司会者
では、みなさん、新人を紹介します。
司会者
姉弟のリンさんとルンさんです。
リン
ルン!ナマコ怖くないよ!
リン
なんもしないって!
ルン
やだ!
リク
もう、静かにして!
リン
ごめんルンがナマコとか苦手で・・・
リン
こら!ナマコ踏むじゃない!
ルン
命大切にして!
リン
こっちこそよ!
リク
もう、二人とも仲良く!
ルン
はーい。
リク
で、二人、どこから?
リン
なんか、寝てたら急にここに連れ出されて・・・
ルン
それで電話がきて!
リン
ようこそーとかいわれたんだよ!
リク
あのナマコは最初の言葉は調子乗っちゃうからね
リク
さあ、行こう
ルン
う、うん!