私は、美空と申します。
これは、大正時代のお話
この時代は書き物をする者が 大勢いました。
私の亭主もその1人でした。
私が18の時。
ボロボロの学生服を着て、 橋の上に立ち
消えてしまいたいと願った時、
現れたのが亭主でした。
何も言わず、私の手を引っ張りどこかへ歩きます。
正直、このおじさん急に手を引っ張ってどうしたのかなと少し怖かった。
私は飛び降りようとしてました。
なのに急に手を引っ張られて かなりパニックになっていたと思います
着いた先は、小さなお屋敷でした
美空
美空
男性
男性
美空
男性
男性
美空
彼はこの家で書き物をしていると話してくれました。
男性
男性
男性
美空
彼は数秒黙り
男性
きっと今ここを出たら また同じことの繰り返し、、
男性
男性
美空
美空
美空
男性
そう言って少し微笑んだ彼の顔は、 とても優しくて安心できた。
その日から私は、
料理を作ったり、ちょっとした アドバイスをして過しました。
彼の名前は、義雄さんといい 早くに奥さんを亡くしたそうです。
時は早いもので2年の月日が経ちました
義雄
美空
美空
義雄
美空
義雄
義雄
美空
美空
義雄
美空
美空
義雄
美空
義雄
美空
義雄
義雄
義雄
美空
美空
美空
義雄さまは少し考えて
義雄
そう言ってくれました
桜が満開になった頃、
義雄さまは迎えのものと共に 出ていきました
美空
義雄
義雄
美空
美空
美空
義雄
義雄
美空
その日から私は
隣のおばあちゃんに文字を教えてもらい ました。
ラジオで毎日流れてくる天皇陛下の お声。
日本は絶対勝つ、日本は絶対勝つ
義雄さま、頑張っていらっしゃるのね
そんなことを思いながら昼寝をしてしまった
ここはどこだろう。
草むらを進み、だんだん光が強くなってくる
目の前には砂浜と海
そして軍人が1人。
美空
軍人が振り返る
美空
義雄
義雄
美空
美空
義雄
義雄
義雄
美空
美空
義雄さまは少し痩せていたけど、
元気そうに笑ってくれてよかった
美空
義雄
美空
美空
義雄
義雄
義雄
美空
美空
美空
美空
美空
美空
風と波の音がすぐに私の声を消した
美空
美空
美空
美空
美空
美空
美空
義雄
義雄
義雄
美空
義雄
義雄
美空
夢とは思えない夢でした
数ヶ月後、義雄さまは 無事に戻ってきました。
利き手に重度の火傷を負い、 書き物ができない状態になってしまいました。
義雄
義雄
美空
義雄
美空
私は美空と申します。
これは私が初めて書いた 少し不思議なお話です。
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