冬。
転校する君と約束した、昨年の冬。
陽子
太一
俺たちはあの日、俺たちが出会ったあの道で一年後に会うことを誓った。
そして一年後。
その約束はついに
果たされなかった。
〜7年後〜
蓮斗
太一
蓮斗
太一
今日は地元で高校の同窓会だ。
懐かしい仲間たちが皆、意気揚々と話をしている。
蓮斗
太一
蓮斗
蓮斗
蓮斗
太一
蓮斗
太一
太一
蓮斗
太一
太一
蓮斗
太一
蓮斗
蓮斗
蓮斗
蓮斗
太一
蓮斗
太一
蓮斗
蓮斗
太一
太一
太一
蓮斗
蓮斗
太一
太一
太一
蓮斗
太一
蓮斗
蓮斗
蓮斗
太一
太一
蓮斗
太一
蓮斗
太一
美香
太一
美香
太一
太一
美香
美香
太一
美香
美香
太一
美香
太一
美香
太一
美香
美香
太一
太一
美香
美香
美香
美香
美香
美香
美香
太一
太一
太一
美香
美香
美香
太一
美香
太一
太一
そのまま帰る気にもなれず、俺はぶらぶらと町を歩いた。
何分ほど歩いただろうか。
いつの間にか、約束の場所へと辿り着いていた。
太一
今日も、あの日と同じような冬だ。
凍てつくような冬の寒さ。
あの日それを和らげてくれたのは、君だった。
温かい笑顔で俺を温めてくれた。
今日
凍った道の上に君はいない。
あるのは少しの雪ばかり。
ふと地面を見ると、そこにはまるで鏡のように綺麗な氷が張っていた。
写っているのは俺だけ。
君はいない。
この凍った道のように
俺の心もあの日からずっと
凍てついている。
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