莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
莉羽
これはnmmnです ご本人様とは関係ありません
苦手な方は見ないでください
廊下に鈍い音が響くと同時に
頬に強い痛みを感じる
さとみ
驚いたように僕を呼ぶ声が後ろから聞こえる
僕だって自分でびっくりしてる
だって、気づいたら体が勝手に動いてたから
それに....
ころん
青柳秀治
ころん
青柳秀治
不思議と大丈夫な気がするから
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
さとみ
ころん
変わりたい
そう言ったあの日
君は僕の背中を押してくれた
踏み出す勇気をくれた
何度も何度も、守って、助けてくれた
さっきだってそうだ
僕のために必死になってくれた
ボロボロになっても立ち向かってくれた
君も、“変わりたい”って思ってくれてるのが伝わった
その姿に、また勇気をもらった
だから
今まで助けてもらった分、勇気をもらった分
今度は僕が変わる番だ
僕だってもう負けない
少しでも好きでいられる自分に、大事な人を守れる自分に、
絶対に変わってみせる
ころん
ころん
青柳秀治
青柳秀治
パチンッッッ
ころん
青柳秀治
青柳秀治
“失敗作”
何度もそう言われてきた
いつだって僕の傷をえぐって、ぐちゃぐちゃにされて
でも....
青柳秀治
ころん
パシッ
青柳秀治
ころん
ころん
もう痛くない
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
青柳秀治
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
青柳秀治
ころん
青柳秀治
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
青柳秀治
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
父は何も言わなかった
ただ静かに俯いて、僕の話を聞いていた
ころん
ころん
ころん
ころん
青柳秀治
また溢れそうになる涙を堪えて
そっと父に背を向けた
ころん
ころん
さとみ
差し伸べられた優しい手をそっと握る
青柳秀治
青柳秀治
焦ったような、そんな声で僕を呼ぶ声に少し振り返る
青柳秀治
青柳秀治
青柳秀治
ころん
ころん
小さく呟いて、前を向いた
最後に見た父の顔に、小さな滴が光っていたのは
きっと気のせいだ
優しい君の手を握ったまま、マンションの下まで降りてきた
ころん
さとみ
さとみ
ころん
緊張が解けたからか、少し気が抜けてしまった
そんな僕を君は隣で支えてくれる
さとみ
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
初めてだった
父が僕の話を聞いてくれたのも
...少し寂しそうな、父の顔を見たのも
僕がちゃんと家族と向き合えれば、言いたいことを言えていれば
何か変わっていたのかもしれない
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
振り返って、そっと見上げる
僕の育った場所
いい思い出はほとんどなかったけど、今日は少しだけ
ここに生まれてよかったと思った
辛いこと、たくさんあったけど、君に出会えたのはそのおかげだから
ころん
これできっとみんな、前に進めるよね
コメント
3件
泣いた〜.˚‧º·(°இωஇ°)‧º·˚. 続き楽しみにしてます✨!!
後、長文ごめんなさい💦
本当に感動しました、ご飯を食べることを忘れてずっと見てました、本当に泣きました、今でも涙が止まりません、やっぱりころんくんを誰よりも分かっているなって改めて思いました、物語を書いてくれて本当にありがとうございます、続き待ってます、フォロー失礼します🙇♀️🙏これからも物語作り頑張ってください次楽しみにしてます!