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ここは
とある魔法使いが住んでる奇妙な森
ほら……
よーく耳をすませてごらん？
今日も「奇妙な声」が
聞こえてくる……
︎︎
︎︎
おっと失礼……
この森から聞こえるのは
魔法使いの「奇妙な声」じゃなくて
魔法使いの「音痴すぎる歌声」でした……
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
この森に住む魔法使いは皆から嫌われている
そういう意味では可哀想な魔法使いだ
︎︎
すみませんw
︎︎
はいはい……w
そんなこんなで魔法使いは
今日も1人でこの森に住んでいる
明日も明後日も……
これから先ずっと……
魔法使いは孤独を感じていた
意外と可哀想かも……(ﾎﾞｿｯ)
︎︎
あ、はいw
そんなある日だった
人がこの森に来たのは……
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
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︎︎
︎︎
︎︎
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︎︎
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︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
予想外の答えに戸惑う魔法使い
それを見る私ナレーション……
︎︎
あ、失礼しました……
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
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︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
もう喋っていいんすか……？
︎︎
分かりましたよ……
こうして魔法使いは不老不死の彼を雇うことにした
しかし魔法使いは彼を不老不死から解放するつもりはなかった
なぜそうするのか理由は教えてくれなかった
そうこうしている内に時は5年も経った
時間の流れって早いね((
不老不死の彼は初めて出会った日から何も変わらない
魔法使いは少しだけ大人っぽくなった（が、相変わらず音痴らしい）
︎︎
3年前魔法使いと不老不死の彼は結婚して2年前には双子の子供を授かることが出来た
︎︎
その双子も今では2歳
幸せな日々だった
だが、幸せは一瞬で壊れた
魔法使い達が暮らしている森で火災が発生した
魔法使いを嫌う村の者が火をつけたのだろう……
森はすぐさま焼け野原になった
焼け跡から大人一人と子供二人が見つかった
そう、魔法使いの彼女以外は助かったのだ
魔法使いは焼け死んだ
彼女は不老不死ではないからだ
もしも不老不死だったら彼女も生きていたかもしれない……
魔法使いの最初の命日
つまり、森が焼けた日から1年が経った
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
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︎︎
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︎︎
彼は5年前魔法使いが書いたと思われる
『不老不死から解放する魔法』 「jmgawdvmgap dpmgj」と唱えると不老不死から解放される
と書かれた小さな紙を握っていた
コメント
6件
魔法使いさんとナレーションのコンビが面白すぎる…wwwめっちゃ笑っちゃったw そ、そっか……魔法使いさんは、優しい人だったんだね…。 大切な人だから、生きてて欲しかった…そんな魔法使いの優しさが伝わってきて…感動した…。
魔法使いの愛を感じました 魔法使いの気持ちに答えて欲しいなーと思いました！ 不老不死さんには子供たちのために生きて欲しいですねー(><)
