おどみんマフィアパロ【過去編】

そうして

俺が知らない

間に

話が進んでいた

どうやら

俺だけが

歯車が止まっているようだ

早く､､､､

早く戻らないと､､､､

そう言って

女の子が手を掴んできた

こうして

俺とうたちゃんは

このアジトに

来たのだった

半月後

もちろん

俺たち､､､､

いや

うたちゃんは知っていた

俺は忘れていたのを

教えられた

こうして

俺は

知らず知らずのうちに

復讐心に駆られていたのだった

実際に

俺が

裏社会の人間として

実戦的動きを

特訓できたのは

1年後、、、

おどろくちゃんが

動き出すのと同タイミングだった

とは

言っても

未だ

俺の歯車は

動いては

いなかった

その日の夜

珍しく

うたちゃんが

俺の部屋に遊びに来ていた

あの日､､､､

というのは事故の日だろう

ここで俺は

うたちゃんにずっと

聞きたかったことを

聞いてみた

そうすると

うたちゃんは

思い詰めたような

顔をしてから

答えてくれた

何となく

頬を赤らめているような

気もするが

多分幻覚だ

とりあえず気にしない

そう言って

自嘲気味に笑う

うたちゃんをみていた

こうして

俺の中の

霧が

晴れて行ったような

気がしたのだった