私
大好き
貴方
俺も
貴方との生活は楽しかった。お金だって貴方が稼いでくれて。まあ、貴方が管理していたから使えなかったけれどね。 それに、上手く役割分担もして……たまにはお互いの役割もやって……笑顔で過ごすことができた。
……けど、"幸せ"ではなかった。 何が足りなかった。
そんな私のことを気にかけて、支えてくれて……今、何が足りないかがわかった。
貴方
さあ、一緒にいこう。見知らぬ空へ
"管理する貴方"、"目の前にある生き物"だった。
貴方
なんっ……!?
さあ、私の足りなかった"自由"になりなさい。 私の欲しい、見える"物"になりなさい。 ……じゃあね。
私
ああ、スッキリした