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お嬢

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お嬢

1 - お嬢

♥

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2023年10月15日

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赤愛され 虐め表現などあり 少しえちあり

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普通に生きていけると思っていた

普通に学校に通って

普通に友達と話して

普通に授業を受けて

普通に家族と…

親が最初からおかしかった

学校が最初からおかしかった

俺が最初からおかしかった…?

気づいたら公園のベンチに座っていた

どうやってここまで来たのか 思い出せない

制服姿に、学校のカバン それと充電の切れたスマホ

土砂降りの雨が降っている

みんな傘をさして歩いているため 誰もこんな俺を気に停めない

このまま誰にも気づかれないまま、 消えることが出来たら…

そう願いながら目を閉じた

雨が止んだ

思わず顔を上げてしまった

ぇ…

俺の前には傘を差し出している 男の人がいた

スーツ姿のすらっとしている体型

その人は口を開いた

君、大丈夫…?

風邪引くよ?

いえ…大丈夫です。

お兄さん濡れますよ

そう言ったら、お兄さんは俺の隣に 座ってきた

お家は?

…あ、電話は?

心配してるんじゃない?

電源なんかとっくにつかない

それでも、連絡は来ないことは わかっている

誰も俺なんかを心配しないことを

心配なんてしてないですよ

誰も…っくしゅん

寒い?これ着る?

お兄さんは自分の着ていたスーツを脱ぐ

でもっ…

着て

無理矢理肩にかけられ戸惑いつつも 袖に腕を通す

ははっ、ぶかぶか…笑

笑わないでくださいよっ、!

…ねぇ、

犯罪かもしれないけどさぁ…

俺の家来る?

家、帰りたくないんでしょ?

…っはい

俺もこのまま君を見捨てる訳にも行かないし

かと言って、君を家に帰すこともなんだか気が進まないし

だから、俺の家に泊まる?

いいんですかっ、?!

うん、じゃあ行こっか

そこから歩きながら色んなことを話した

名前言ってなかったね

俺…

お兄さんが言おうとしたら1台の黒い車が目の前で止まった

あ、!紫さ~ん!!

青髪の男の人は隣にいるお兄さんに ぶんぶんと手を振りながら 車から降りてきた

紫…さん、?

も~!青ちゃん…

紫ーくんって呼んでよ!

えぇ?

つい癖で…笑

…その子は?

公園に居たから保護した

えっと、名前は…

ぁ、赤です

赤くん、ね

ささ、寒いから車早く乗っちゃいな

青さんが扉を開けてくれた

ふかふかのシーツに車内は 暖房が付いていた 冷えきった体が徐々に温まっていく

赤くんココアあるよ、飲む?

いいんですか…?

もちろん

はい、ど~ぞ

ありがとうございます、

げ、あいつら…

しばらく車を走らせていると青さんが 嫌そうな顔をして言った

あ、おかえり~!

紫さんの家に着くと、でっかい門が たっていた

その門の下にオレンジの髪の男の人が 笑顔で手を振っている

なんか血着いてるように見えたんだけど

ちょっと、なんでまだいんの?!

いま終わったとこやもん

…ん?その子は?

あ、この子は…

また紫さんが言おうとした瞬間遮られた

奥の方から凄い走ってくる音が 聞こえてくる

紫さんっ!!おかえりなさい!!

…ただいま

もう少し静かにして、近所迷惑…

す、すいません…

でも周りうちの島ですし、大丈夫ですよ!ね?!

島…?

あぁ、えっと…後で説明するね!

とりあえず、中入ろっか

みんなはもう帰っていいから、ご苦労さま

お先失礼します!!

同じくスーツ姿の数十人の男の人達が 帰って行った

なんだか部下みたいな…

ごめんね、驚かせちゃって

あ、ぇと、大丈夫です…?

紫さんの後ろを着いて歩く

中も、ものすごく広い

一体いくつ部屋があるんだ…

ふと、少し隙間の空いている部屋が 視界に入り、覗いてみた

ひッ…

壁や床に血が飛び散っている

赤くんどうしたの?

血ッ、血がッ…

…はぁ~

紫さんはため息を吐いてその部屋に 入っていった

ぇ、

そして数秒後に金髪の男の人を連れて 戻ってきた

この人も血が付いてる…

黄くん話し合いで解決してって言ったよね?

だって、言うこと聞かないんですもん

ちょっと首やっただけですよ

それはもうやっちゃってるの…!

なんか話の内容恐ろしいんだけど、

ほんとになにここ…

あ、この子は黄くんね

黄ちゃんって呼ぶと喜ぶよ

黄…ちゃん、

紫ーくんこの子誰ですか?

生贄…?

こら!

公園で保護してきたの

そういえば赤くん服濡れてるよね

え、あ、はい

すっかり忘れてたけど、 そういえばびしょびしょだったんだ…

黄くんと一緒にお風呂入ってきな

ぇ″、初対面の人と裸見せ合うとかッ…

赤行こ~ね!

いきなり呼び捨て…んちょ、待ってください~!

わ、ほっそ~

知らないうちに赤くんのこと折っちゃいそう…

辞めてください

いや、予想ついてたけどさぁ…

相変わらず広いですね…

ふふっ、でしょ~!

好きなだけ泳げるよ

泳がないですよ、

赤洗ってあげようか?

いいです!自分で洗いますから…

も~遠慮しなくていいんだからぁ

ちょっと触らないでくださいッ、!

黄さ…黄ちゃんが肩を掴んでくる手を 必死に剥がそうとしていたら

バランスを崩して床に倒れてしまった

黄ちゃんのおかげで頭は守られたけど、

はわっ…ぁ、//

あはっ…誰かに見られたら誤解されちゃうね、?笑

あ、

は?

へぁ、

お、お邪魔しました…

誤解ですッ″!

そろそろ上がるか、

赤のぼせてない?大丈夫か?

大丈夫、です…

顔真っ赤~

見ないでくださいっ~、!

赤くんの代わりの服を探していたら 後ろに気配を感じて振り返る

眠そうな顔をした彼が立っていた

紫ーくん今日の仕事終わった

ん、お疲れ様

…何してるの?

服探してて、

服?

そう、公園…

見て見て紫ーくん!!

俺今日何回遮られるんだろう…

青ちゃんがにっこにこの笑顔で 走ってきた

青ちゃんの服でもぶかぶかですね、笑

だ~か~ら~″!笑わないでくださいよ!

青ちゃんのパーカーを着た 赤くんがやってきた

萌え袖で鎖骨チラ見せの赤くん

…赤…くん?

うぇ、はい、?

俺の部屋来ない?

おい待て筋肉ピンク

顎クイしかけた桃くんは黄くんに 連れてかれた

赤くんは口を開けたまま固まっている

服は…とりあえずそれでいっか

ふかふかのソファに オシャレなテーブル

黄ちゃんが6人分のカップを持ってきて コーヒーを入れている

俺だけホットミルクを渡された

1口飲んだ後、紫ーくんが口を開いた

じゃあ、改めて

俺は紫

ここは…俺が仕切ってる組の住処みたいな場所なんだ

…組、

てことは、紫ーくんは組長…?

うん、そうだね笑

…確かにそれっぽい

赤くん?

ひぇ、

紫ーくん怒ると怖いよ

赤くんはさ、お家に帰りたい?

…ぇ

別に追い出そうとしているわけじゃないよ

むしろ、ここに居て欲しいって思っている

みんなもそうでしょ?

僕赤ともっと居たい

僕も僕も~!

…ここに居ても、いいですか、?

もちろんやで~!

もちろん

よし、じゃあ今日から赤くんは家族ね!

家族っ…!

ぁ…か

赤~!

ん~″…

赤起きないとキスするよ

は?

ちょ、赤ほんとに起きて

あとごふんっ…

起きて~″!!

ん…ん?!

おはよ赤

はぁ…ぁあ…

いま…キスッ…したっ、?!

さぁ?笑

んねぇ、黄ちゃんどういうことッ?!

ぁぁあ…

赤くんおはよ~!

おはよ!

おはよぉ…!

起きたらおはようって言ってくれる

おはよ赤、卵焼きやで~!

卵焼きだぁ~!!

俺ね!これ大好きなのっ!

良かった~!また今度作るな

朝ご飯が出来ている

はむっ…

ん~!幸せ…

俺が求めていた普通の幸せ

そうだ、赤くん

今日学校行く?

ぁ…

すっかり忘れてた

昨日の出来事が濃すぎて学校のことなんて忘れてしまっていた

このまま忘れたかったな、

…行こうかな、笑

…そっか、

制服も鞄も乾かしてあるから

食べ終わったら青ちゃんに案内して貰ってね

は~い

さっきまで美味しかった卵焼きが喉に 入らなくなるような感覚に陥った

はい!赤くんの制服

ありがと青ちゃん!

へへっ、ど~いたしまして

…ん?その制服、

…?

ぁ、なんでもない!

僕部屋の外で待ってるから

うん、?

濡れてないどころか、 シワひとつないんだけど…

青ちゃん終わった~

…やっぱり、

んぇ、?

あ~!

ん、へ?!

走ってきた黄くんは俺と同じ制服を 着ていた

待って、なんで?!

僕赤と同じ学校だよ~!

歳一緒だったみたいだね?

嘘…

背が高いから俺より年上、 大人だと思っていたのに

しかも同じ学校、 まさか一緒に行こうだなんて 言わないよね…?

赤一緒に…

俺歩いていくッ!

わぷっ、

廊下を思いっきり走っていたら 誰かにぶつかった

赤~もう1回ちゅ~したいの~?笑

変態ピンクマンだった

違うしッ、!!

へ、ちゅ~したってどういうことッ?!

ねぇ、黄くん?!

3回殴る…

…そんなことより2人遅刻すんぞ

あ、やば、

ほら赤行こ!

だから、一緒に行かないッ、って

引っ張るなぁ″~!

やだ、俺歩いてくッ、!

今度歩かせてやるから…

2人学校に送って

了解しました!

黄さん、お嬢

お嬢…?!

ささ、乗ってください

俺男だし、!

俺たち以外の人にはお嬢って呼ばせるように言ったから

はい行ってらっしゃい~

行ってら~

黄さん、今日の…

ちょっと、赤の前で仕事話しないでください

す、すみませんッ

重要な話なので…

もしかして俺の前で言っちゃいけない系の…

あぁ、違う違う

赤が気分悪くなっちゃったりしたら悪いかな~って

赤は悪くないから大丈夫だよ

…俺気分悪くならないから

えっと、話しても大丈夫です、よ?

お嬢ありがとうございますっ!!

うぐっ、お嬢呼びやだ…

まぁ、ただ紙渡すだけなんですけどね…笑

黄さんこちらです

…ん、これ僕早退しないとじゃん

赤と一緒に帰りたかっ…は!

赤も早退する?!

へ、いや俺はちゃんと授業するから、

え~

まぁ、仕方ない

君、ちゃんと赤の送迎頼むよ

はい!

いいよ俺歩いて帰る…

駄目!

赤が危険な目にあったら大変だし、

はぁ、着いちゃた

目立たないように行かないと…

お嬢足元気をつけてくださいね

ぁ、ありがとう…ございます

もぶ

きゃ~!黄様よ~!!

へぁ、

いきなり目立たないように出来ない、!

赤行こ…って

あれ、赤は?

ついさっき、走って…

なんで言ってくれないかなぁ、?

す、すみませんッ

はぁっ、はぁっ、

俺は目立っちゃいけない

そしたら黄ちゃんにまで…

もぶ

あっれ~?

もぶ

また来たの?笑

もぶ

…そんな制服綺麗だったっけ、?

ぁ、

やばい、

もぶ

赤に似合う制服にしてあげるよ笑

ゃ、辞めてッ、!

駄目、せっかく綺麗にして貰ったのに

もぶ

何その態度…うざ

もぶ

ほらまずは洗わないと、!

頭から一気に泥水をかけられた

シワひとつない綺麗な制服は 一気に茶色くなってしまった

もぶ

あっは、笑

もぶ

やっば赤はそれが似合うよ笑

水をかけられた恐怖感よりも

制服を汚してしまった申し訳なさが 俺の心をぐちゃぐちゃにする

その場にしゃがみこんでしまった

どうしよぅ…っ泣

赤っ、!

いま黄ちゃんに見られたらッ

そう思って走ったけど、 すぐに追いつかれてしまった

赤どうしたのッ、!?

ぁ、えっとッ…

その、転んじゃって…笑

ちらっと黄ちゃんの目を見ると その目は怒りで満ちていた

もしかして、この制服を綺麗にしたのは黄ちゃんなんじゃないか、?

ごめんなさいッ、汚しちゃって…

は?

ひぅっ、泣

違うよ、赤を怒ってるわけじゃないよ

そう言って抱きしめてくれた

黄ちゃんの綺麗な制服まで汚れちゃう

とりあえず、着替えよ

車に予備の制服あるから

もぶ

なにあれ…

お、お嬢?!

ぁ、とりあえず着替えとタオル、!

貸して

は、はい!

全く…赤の綺麗な顔にッ…

…赤お風呂入ろ

へ、?

生徒会室に実はお風呂あるの

行こっか

でも授業がッ、

い~から!

学校にお風呂があることが驚きだし それよりも生徒会長だっただなんて、

鍵閉めたから大丈夫だよ

赤脱いでて、僕お風呂の準備してくる

ブレザーを脱ごうとしていたら お風呂場から悲鳴が聞こえた

る、黄ちゃんどうしたのッ、?!

…は、?

…あははっ、、

どーも、笑

なんで桃くんがッ、?!

働け

いやいや、今日の仕事だし

紫ーくんに赤のボディガードしてって言われて来たんだから

お風呂場覗こうとしましたよね

そ、そんなことないし~?

って赤どしたの、雨降ったっけ?

今日は晴れですよ、変態ピンク

辞めろその言い方

赤が真似するだろ

変態ピンクマン

ほら~!

ってそんなことしてる場合じゃないんです、!

赤が風邪ひいちゃうから、ほら赤入ろ

俺も入りたい!!

来ないでください、!

ほら黄は授業行かないとじゃない?

俺が赤をぴかぴかのきゅるきゅるにするから

きゅるきゅるってなんだ、

…はぁ、分かりました

変なことしたら5回殴りますからね

怖い~

赤肌白いね

変態

急に桃くんの手が止まった

誰にやられたの

やっぱり、気づかれてる

…転んだだけ

嘘つけ

ほんとだし

…まぁいい

黄が動いているだろうし

うし、綺麗になった

ありがとう、

最後にキスしてい?

は、嫌だッ!

お願いッ!首にがぶって

もっと嫌だわ!

…じゃあ行ってらっしゃい

行ってきま…

隙あり

ひゃぅっ、!?

もぶ

…はッ、なんでッ、

さっき泥水かけられたのに 綺麗になってるから

まぁ、そりゃあ驚くだろう

あれ、俺の鞄どこだっけ

赤~!!

馬鹿野郎ッ、!!!

周りの視線が痛い、

…ぁ

…赤さん鞄落ちてましたよ

ぁ、はい

ありがとうございます…

無理だって、、誤魔化せてないよ

もぶ

あんたみたいなのがなんで黄様と仲良いのよッ!

授業が終わり、人気の少ない 校舎裏に連れ込まれた

さっきの出来事のせいで敵が増えた

もぶ

私の方が可愛いのにッ!

ぅ…あ″

お腹を殴られた

痣できちゃう これじゃあ言い訳通じなくなる、

もぶ

うざいッ、うざいうざいうざいッ!

授業の開始のチャイムが 鳴るまで殴られた

痛む体を抑えて、なんとか立ち上がる

が、次の瞬間視界が揺れる

このまま頭打って…

ぁえ、?

誰かに支えられていた

あっぶな、

赤くん大丈夫…?

な、で、ここにッ、?

仕事だよ

赤くんお家へ帰ろう

ここは危険だ

青ちゃんにお姫様抱っこをされたが 抵抗する力もなく、彼に身を任せる

家に着いたら赤くんの手当頼む

了解しました!

…ん、この跡…?

…はッ、?

…それは後で僕がやるから、

触らないで、何もしないで

わ、分かりました

赤くんすぐ戻るからね

ぅ、ん

さっきから頭がぼーっとしていて 何を喋っているのかよくわかんない

もう、疲れたな、

んで、桃くん撮ってたでしょ

もちろん

黄これ誰だか分かる

ふふっ、もちろん

さてと、片付けてきますか

紫ーくんからの命令

話し合いで解決しろ

え~

口で殺せ

…はぁ~い

んじゃあ僕は戻る

いいの?

赤を虐めたやつの怯え顔見たくない?

僕の目が腐る

あと、やることあるから

目を開けると俺はベットにいた

まだ体は痛いけど、さっきよりかは平気

起き上がろうとすると 横に青ちゃんがいた

青ちゃん、?

ねぇ、赤くん

青ちゃんの声のトーンが低い

なんで怒ってるの、?

これ誰にやられたの

そう言ってぐいっと服を引っ張る

いつもの青ちゃんじゃない、怖い

これは、そのッ

もしかして、無理矢理されたッ、?

へ、ぇ、?

…はぁ、最悪

中出しされてないよね、

んぇ、?!

青ちゃんなに言ってるの、?

僕の可愛い赤くんがあんなゴミ共に汚されるだなんて…

待って落ち着いてッ

そんな俺の声は届いていないようで 彼に押し倒されていた

なにか勘違いをされている気が

消毒しないと、

どんどん服を脱がされていく

青、ちゃっ、//

もう声は届いていないようだ

はふっ、ん、青ちゃっ//

もうやぁっ…//

うるさい黙って

ぱんぱんばん

んんぅ″…//泣

ぐりっ

んぐっ″?!//

頭ふわふわする

でも青ちゃんが怖くて体が震える

やぁッ、泣

おい青ッ″!

部屋のドアを壊しながら 桃くんが入ってきた

てめぇ、何してんだよッ″!

赤くんがゴミにやられたから

消毒してただけだし

んなのなんでわかんだよ

だって何このキスマッ、!

それ俺がつけた

はぁ、?!お前も何やってんだよ!

うぅ″…泣

ほんとにすいませんでした

ごめんなさい

2人とも切腹ね

はい

え?

赤洗い終わりました

僕が手を下しますので

ん、ありがとう

赤くんおいで

ぅん、

赤くんすいませんでした

僕の早とちりで…

俺のキスマのせいで…

そうだよお前が1番の元凶だよ

はぁ?!

はぁ?!

2人とも♡

あっちでお話しましょうね

赤くんおはよ

ん、おはよ…

学校休もっか

…え?

いや…俺行くよ

なんで?

ぇ、だって…

べ、勉強しないとだし

勉強なら俺らが教えてあげる

それでも行きたいの?

ぁ、えっと…

赤が行きたい言ってるんやから

行かせてあげれはええやん

赤ご飯出来てるで

…うん、!

もうあいつらは居ないんだから大丈夫やろ?

そうだけど…

おはよう赤くん…

はよ…

おはよ~赤!

おは…え、大丈夫…?

お嬢、黄さん

おはようございます!

おはよう

おはよう、ございます…!

敬語じゃなくていいんですよ、笑

で、でもっ

お嬢が敬語使うとこっちが殺されるんです…

え?

ちょっと

ひっ、すみません!

車出しま~す…

いいよ、俺もう1人で行ける…

だぁめ!

教室まで送るから

あれ、

あいつら居ない…

転校したらしいよ…

転校…

お嬢おかえりなさい!

あれ、黄ちゃんは…?

黄さんなら仕事行きました

お嬢お菓子ありますよ~!

ありがとうっ、

ただいま…?

赤くんおかえり!

おかえり!

そこ2人1週間お触り禁止だよ

そうだった…

赤ぁ″~!

あ、ははっ…

そういえば、黄ちゃんまだ帰ってきてないの?

なんで?一緒じゃないの?

仕事だって…

今日黄くん仕事お休みだよ?

手出しちゃ駄目って言われたけどさぁ~

今まで散々赤を虐めてたんでしょ~?

僕そういうの許せないなぁ?

もぶ

ごめッ、ごめんなさいッ、!

じゃあね

海水の味はどうかな?

赤たっだいま~!

んわっ、黄ちゃんおかえり!

赤これあげる!

ん?

わぁ~!綺麗な貝殻…!

これどうしたの?

…ふふっ、

秘密だよ

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