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“ 再婚 ” 後編

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2021年05月27日

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それから僕は、

暇があれば、 毎日、ぬなの家に行った。

そして、色々知れた。

ぬなは、25歳で、

21歳の時に、 子供を産んだらしい。

ぬなは、 意外と人懐っこくて、

犬が大好き。

そのほかも、 色々、聞いた。

そして、5月9日。 母の日。

- ○○の家 -

ガチャ

ドアが開いた音がして、 急いで、スタンバイする。

ぬなが、 ドアを、勢いよく 開けると ——

パーン

それと同時に、 ゆのんが、クラッカーを鳴らす。

○○.

わぁっ!!

ゆのん.

母の日おめでとう〜!!

そう言い、 ゆのんが、

ぬなに、 カーネーションを渡す。

○○.

うわぁ、綺麗・・・

○○.

ありがとう、ゆのんあ😊

ゆのん.

うん!

そう言って、 抱きしめる光景を、

後ろで、 微笑ましく見ていると ——

○○.

よさんあも、ありがとね!

👑よさん.

・・・え?

ゆのん.

このカーネーション、
よさんあが買ったんでしょ?

完全に、バレていた。

まぁでも、 ゆのんは、まだ、4歳。

到底、一人で、 カーネーションなんて 買える年齢ではない。

👑よさん.

あ、、バレた?

○○.

バレバレだよㅋㅋ

○○.

でも、嬉しかったよ。

○○.

ありがとう😊

ほら、また笑った。

可愛くて、可愛くて、

今すぐ触れたくなるほど、 愛おしい。

 

——

○○.

ゆのん、寝ちゃったね〜、。

 

そう、 ぬなの膝で寝ている ゆのんの頭を、

優しく撫でながら、 言う。

👑よさん.

だね。

👑よさん.

👑よさん.

じゃあ、せっかくだし、1ついい?

○○.

・・・う、うん。。

急な出来事に、 多分、びっくりしているのだろう。

自分も、 ドキドキしているから、

一度、心の中で 深呼吸して、

口に出す。

👑よさん.

・・・僕、ぬなのこと、好き。

○○.

・・・え?

○○.

私!?

👑よさん.

もちろん。

👑よさん.

初めて、ぬなの笑顔見た時、

👑よさん.

『この人、守りたい。』とか、

👑よさん.

『この人と、一緒にいたい。』とか。

👑よさん.

そう思うようになったんだ。

👑よさん.

それから、生きるのが暇だったけど、楽しくなって。

👑よさん.

ぬなが、僕を変えてくれたんだ。

👑よさん.

それに、ぬなが笑うたびに、

👑よさん.

好きになっていく自分がいる。

👑よさん.

・・・だから。

○○.

・・・。

👑よさん.

一生、幸せにするし、

👑よさん.

前の夫より、微笑ましい家庭にする。

👑よさん.

・・・好きです。ぬな。

👑よさん.

結婚を前提に、付き合ってください。

そう、深く、 頭を下げる。

すると ——

○○.

・・・顔、あげて?

蕩けそうな声で言われて、 顔を上げる。

すると、ぬなが、

涙を流したながら、 笑って、頷いた。

僕は、ぬなが泣き止むまで、 そっとそっと、抱きしめていた。

 

- “ 再婚 ” 後編 -

- END -

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