裏拍手しちゃった日本

僕のことなんてお構いなしに手はどんどん入ってくる

口を塞がれた

さっきより強く指を動かされる

前立腺に指が当たる。声が漏れてしまった

その瞬間、北朝鮮の声がした

塞がれていた手が離される

そう言いながら部屋を出て行った

部屋には日本とアメリカが二人きり

最悪だ

顔は見えないが多分顔を真っ赤にして言っているのだろう

幽霊の指を突っ込まれてますとか死んでも言えない

声を抑えるのに必死だった

でも、もうそろそろ限界だった。

手が、こんな時に限って口を塞いでくれない

そう思った瞬間だった

停電がなおった

アメリカの顔に性液がかかる

もう、最悪だ。こんなに死にたい日はないだろう

私は泣いてしまった

静かな部屋に、情けない嗚咽が鳴る

いつの間にか雨も、手も去っていたようだ

これまでの経緯を全て話した

最悪だ！！！どうりで目が合わなかったわけだ

もう一度アメリカへ目を向けると、アメリカの陰茎が勃っていた

なぜかゾクっとした

思い返せば、謎の手が口に指を突っ込んできた時に何か飲まされた気がする

アメリカの陰茎を見ているとあたまがほわほわする。もうどうなってもいいや、

自分が何を言っているのかよくわからない

もう、全部どうでも良くなってきた

気づけばアメリカを押し倒して、

アメリカが何か言っているが、耳に入らなかった

頭は性行為のことばかりだった

そして私は、アメリカの陰茎を挿れてしまった

満たされる感じがする

アメリカが泣いていた

それでも、私は夢中で腰を振っていた

肌がぶつかり合う音と、ﾇﾁｭﾇﾁｭと音がする

そして、やっと目が覚める

情けなく射精してしまった

アメリカさんが、私の下で泣いている

飛び散った精液を拭き取り、ズボンを履き、アメリカのズボンを履かせる

しばらくして、アメリカが泣き止む

アメリカさんが私の頬を撫でる

言葉に詰まる

わからない

言葉に詰まっていると、アメリカが何かを察したように、泣きそうな顔で

と言い、北朝鮮たちの方へ行った

わたしは、その去っていく背中を呆然と見つめることしかできなかった