語り部タヌキ
語り部タヌキ
語り部タヌキ
相も変わらず私はノゾミの運転するDU行きの電車に乗っていた。 最近ではノゾミの車内放送の声が私の心の支えに成りかけている。
先生
そう言いながら私は足早に駅を出て シャーレへ向かった
スマホが鳴っている…
ノゾミ
それはノゾミからだった
先生
先生
ノゾミ
ノゾミ
少しの間に私は思わず息を飲んだ
ノゾミ
先生
ノゾミ
ノゾミ
先生
そう言って私は通話を切った
先生
実際そうだ 私はいくら速く仕事が終わろうとノゾミの担当時間まで帰ろうとしなかった。
先生
モモトークが鳴った
ノゾミ
先生
ノゾミ
先生
ノゾミ
ノゾミ
先生
ノゾミ
先生
そう文字を打っている私の顔には笑みが溢れていた
約束の時間になり、私は駅へと向かった
先生
今までノゾミだけを見ていたが凄く立派な列車だ。
ノゾミ
先生
ノゾミ
先生
ノゾミ
先生
ノゾミ
先生
そう笑う君の瞳は夕方の橙色が混ざった綺麗な黄色だった
そうして私はノゾミと一緒に操縦席に乗り込んだ
先生
そこはまるで私が知っている某ロボットの操縦席のようだった
先生
ノゾミ
先生
そう言う私の目はさながら新しい玩具を買って貰った子供の様だった
ノゾミ
ノゾミがそう言いレバーを引くと金切り声の様な音を立て、電車は走り始めた
ノゾミ
そう言われわたしはノゾミから目を離し外を見た
先生
私は言葉を失った
先生
そこにあるのは橙色に光輝く夕陽だった
ノゾミ
先生
ノゾミ
ノゾミ
私の目はいつの間にか夕陽からそう語るノゾミの顔を見つめていた
先生
ノゾミ
先生
本当の気持ちに素直になった方が良いのかもしれない… そう思った
その後私達はトリニティ、ミレニアム、アビドス、ゲヘナ等を周って行き、 最後に最寄り駅へ戻ってきた
ノゾミ
先生
ノゾミ
先生
ノゾミ
ノゾミ
先生
ノゾミ
先生
ノゾミ
ノゾミ
先生
ノゾミ
そう言ってノゾミは電車に戻ろうとしていた
先生
自分でも驚くほどの声で叫ぶように言った
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