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徨世
徨世
徨世
徨世
徨世
徨世
中島敦
ドカッ!
医務室の床に穴が開かない様に 床寸前で止める為に意識を 集中しているからか、 ポートマフィアの首領に 僕の攻撃は全く当たらなかった。
国木田独歩
国木田は異能力を発動した
が鉄線銃は森の目の前で弾かれた。
森鷗外
中原中也
太宰治
太宰は何も云わず、黙って俺の攻撃を 避けたり受け流したりして居た。
中原中也
太宰治
太宰の表情は変わらない。 まるで人形の様だ。
中原中也
太宰治
問っても返ってこない。 そんな事判ってた。
だが
中原中也
太宰治
其れでも俺は問い続けた。
中原中也
太宰治
太宰は黙っている。
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
小さな声だったが確かに聞こえた。
中原中也
太宰治
途切れ途切れだが太宰は 確かにそう云った。
中原中也
森鷗外
エリス嬢自身の躰以上有るで あろう大きさの注射器を持ち 此方に飛んで来る。
中原中也
太宰を助ける手段... あれしか無かった。
太宰治
森鷗外
森は不味いと思ったのか 汗をかき始めている。
中原中也
中也は汚濁を発動した。躰の彼方此方 に異能痕が浮かび上がる。
森鷗外
パリーンッ!
中也は医務室の窓硝子を割り、飛び、 探偵社ビルの屋上へ森とエリスを 放り投げた。
ドカーーン!!
森鷗外
何とか受身を取り、痛みを抑えた 森はエリスを心配そうに見た。 其れに答えエリスはコクッと頷いた。
中原中也
ドカーーン!ドカーーン!
中也は暴れ続ける。
森鷗外
エリス
太宰治
太宰は未だ薬が切れて居らず、自分の 意思で躰を動かす事が出来無かった。
森鷗外
ドカーーン!!
森が逃げようとしていた 地面が砕けた。
森鷗外
其れを飛躍し回避する。
森鷗外
改めて中也を見る。 何度も吐血しているのか、 口の周りには血が 大量に付着している。
森鷗外
静かに森は呟いた。
太宰治
意識を集中させ躰に力を入れる… 重い足を何とか持ち上げる。
中原中也
もう何度目かも判らない吐血、 其れで森は確信した。
森鷗外
カチャッ...!
エリスが注射器を構えるが...
中原中也
森鷗外
グサッ!
猛速度でエリスの躰に何かが 刺さる。
其れは 短刀だった。
森鷗外
エリスは地面に倒れた。
中原中也
太宰治
其処には何とか動いて 此処迄来た太宰が居た。
太宰が中也に触れると 蒼白い光が放たれ、中也の躰に 出ていた異能痕は消え去り、 お互い其の場に倒れ込んだ。
中原中也
中也は肩で息をしていて 苦しそうだった。
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
其の後 国木田君と敦君も屋上に来た。
国木田独歩
私の名前を呼び乍 国木田君が駆け寄って来る。
太宰治
私はもう立てる程に迄、 回復していた。
中島敦
中原中也
僕は中也さんを見たんだけど... 本当に痛そうだった。
中島敦
中原中也
其の後、中也は武装探偵社の 医務室に寝かされた。
ん?ポートマフィアの首領?
嗚呼、森さんは部下達に 連れて行かれて帰ったよ。
徨世
徨世
徨世
徨世
徨世
徨世
徨世
徨世
徨世