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コメント
10件
もう最高です😭👍久しぶりに出会っても雰囲気がそのまんまでめっちゃいいです!次期待してます!!!!
カイくんが本音話すところめっちゃ良いです! 番になったんですよね!
やっと2人の思いが届いてよかった~!カイくんが本音を話すところで、ちょっと感動して泣いちゃった!(笑)もう本当に素敵なお話すぎる!!
抱きつきたかった
今すぐ
でも
髙松アロハ
今やるべきことはそれじゃない
それは向こうも分かっていて
小笠原海
お互いその場では職務を全うした
そのおかげで子どもたちは 無事に全員内科健診を終えた
ただ
ひとつ問題が起きた
看護師(α)
助手で入っていた看護師(男)が現れると
ドクンと心臓が高鳴った
髙松アロハ
髙松アロハ
久々の感覚だった
俺は急な高熱に襲われた
髙松アロハ
髙松アロハ
看護師(α)
看護師(α)
看護師(α)
看護師(α)
奇しくもヒート(発情期)が 起こってしまったようだった
髙松アロハ
髙松アロハ
俺は首を横に振って否定した
赤く火照った顔
激しい息切れ
そして消せないヒート(発情期)の合図の香り
隠せるはずなんてないのに
髙松アロハ
髙松アロハ
でも身体が言うことを聞いてくれない
看護師(α)
看護師(α)
看護師(α)
看護師(α)
看護師(α)が ヒート(発情期)だと言いかけた時だった
小笠原海
俺の目の前にカイくんが来る
看護師(α)
看護師(α)
看護師(α)は強いヒートにあてられて 抑えきれないんだろうと思った
今すぐにでも抱き潰したい
孕ませたい
犯したい
表情が全てを物語っていた
正気を失っている
髙松アロハ
髙松アロハ
髙松アロハ
そう思った時だった
小笠原海
小笠原海
カイくんはそう言って 看護師(α)がそれ以上俺に近づくのを阻止した
その時のカイくんは怒っているようにも見えた
そのあとカイくんは 看護師(α)の手を力強く引いた
そしてアルファ専用の緊急用の注射を 看護師(α)の太ももに刺した
看護師(α)
注射をうつと、看護師(α)は 我に返ったように見えた
小笠原海
そしてカイくんは
看護師(α)に強く真剣にこう話した
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
看護師(α)
看護師(α)
看護師(α)
俺は去年の夏のことを思い出す
どんな状況であっても
カイくんは絶対中には出さなかった
うなじや喉元を狙おうともしなかった
それがどんな辛くキツい葛藤だったか
触れ方だって
適当でもなければ
乱暴でもなかった
大切に大切に
俺を壊さないように
ただ優しく抱き続けてくれた
普通のアルファにはできない
カイくんの強い想いが今分かった
小笠原海
その声で名前を呼ばれたのは
1年ぶりだった
髙松アロハ
感情がぐちゃぐちゃで
泣きそうになる
小笠原海
小笠原海
看護師(α)
小笠原海
看護師(α)
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
看護師(α)
小笠原海
小笠原海
カイくんはそう言うと
保健室のカーテンを閉め切り
保健室の扉全てに鍵をかけた
そして俺たちはふたりきりになった
保健室は薄暗くなった
小笠原海
髙松アロハ
小笠原海
小笠原海
俺の額にカイくんの額が当たった
肌に触れたのも
1年ぶりだった
でも
髙松アロハ
俺の知ってるカイくんじゃない気がした
弱々しくて
自信が無さそうだった
小笠原海
小笠原海
小笠原海
髙松アロハ
それがどういうことなのか
髙松アロハ
髙松アロハ
オメガがアルファに うなじや喉元を噛まれると
番(つがい)になるという決まりが この世界には存在する
番(つがい)というのは
支配的な上位階級のアルファ(カイくん)と
妊娠可能な最下層のオメガ(俺)との間に結ばれる
本能的で運命的なパートナーシップのこと
結婚とは異なって
肉体的な変化を伴う絶対的な繋がりになる
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
カイくんは顔を上げて 俺を見つめた
小笠原海
小笠原海
カイくんが俺の頬に手を添えた
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
次々に信じられない言葉が
俺に降り注いできた
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
俺は黙ったまま カイくんの話を聞いていた
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
確実なものが ひとつもなかった俺たちにとって
関係が終わるということが
何よりも怖かったんだろうと思う
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
夢なら覚めないで
そう思った
髙松アロハ
俺は強く強く カイくんを抱きしめた
髙松アロハ
髙松アロハ
ずっと言えなかった2文字が
涙と一緒に溢れてきた
髙松アロハ
髙松アロハ
上手く言葉が繋がらなかった
髙松アロハ
髙松アロハ
拒否されて関係が切れてしまったとき
もう二度と戻れなくなると思った
それが怖くて
何も言えずにいた
小笠原海
小笠原海
少し驚いてるカイくん
髙松アロハ
俺はカイくんの胸に顔を埋めた
髙松アロハ
髙松アロハ
本当の気持ちをようやく言えた
小笠原海
カイくんはまだ信じられないと そう思っているようだった
髙松アロハ
でもカイくんも分かってきたようで
小笠原海
小笠原海
なんて言って 俺を強く抱きしめる
そして前みたいに髪を撫でてきた
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
小笠原海
その優しすぎる言葉たちのせいで
俺の涙は止まってくれなかった
水鏡(みずかがみ) 水面が鏡のようになり、夏の空や木々 花火などをくっきりと映し出す様子
俺たちの関係は曖昧で不透明だった
けれどこの日
曖昧で不透明だったものが
確実なものへと変わった
それはまるで水鏡のように