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雄英を復讐しなきゃ。

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雄英を復讐しなきゃ。

5 - 最大のチャンス

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2023年10月09日

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風上朱里

雄英高校の情報を渡せ?

ホークス

そーそー。会長が言ってて。まず君の第1任務は雄英高校の情報を渡せってさ

風上朱里

もしかして公安も雄英を壊したいって思ってるってわけですか?

ホークス

さあー?そこまでさすがに教えてくれなかったけど。君の実力でも試したかったんじゃない

ホークス

まあでも君が「雄英ぶっ壊したい」って言ってたことは会長に伝えたよ。そしたら急に君に与える任務を言い出してさ

(※今回公安は「黒幕」という設定で読んでいただけるとありがたいです)

風上朱里

わかりました

ホークス

早速ある?情報

風上朱里

憶測に過ぎないですけど…川井夢香は1年A組をぶっ壊そうとしている

ホークス

えでもそれって俺らには好都合じゃない?

風上朱里

違います。川井夢香は殺そうとしているんです。自分の゛個性゛で

ホークス

風上朱里

しかもそれは゛夢゛として見られているので先生とかその他の教員、そして雄英高校に通っている全員。自分が殺されているなんて思わない

風上朱里

…つまり…全員を夢の中に落として殺そうと考えていると思うんです

風上朱里

かなりの憶測に過ぎないですが

ホークス

…そうだとしたらやばいな

風上朱里

しかもその中の1番の狙いは私でしょうから

ホークス

風上朱里

そういう川井夢香をどうにかして地に落としたいのですが(物理的にではなく)あいつはかなりの権力を持っていて

風上朱里

更に夢を見させていることで周りの人たちは完全に川井夢香の虜状態になってしまっているんです。言葉と力では完全に不利…

ホークス

なるほどな

風上朱里

あいつはきっと゛自分゛を隠している。だから私も自分を隠して「演技」をし始めることにしました

ホークス

演技力あるんだ

風上朱里

あります。まあ苦手ですが。180度変わった自分を見せて川井夢香をこんがらさせようと試みたのですがやはりそれは見破られ挙句の果てに笑われました

ホークス

その子絶対頭脳派だよな

風上朱里

はい。学力が少し私より上なので

ホークス

うわー厄介だなー

風上朱里

本当に。

風上朱里

でもやっぱり「復讐する」って決めましたから。逃げるわけには行かない。決めたことから逃げるのはそれはもう恥でしかないと思うから。

風上朱里

ヒーローになりたい者として…救けられる命を救けられる職業に就くチャンスを握れるのならそれをもう全うしなければいけないなと

ホークス

…すごいよ君は

風上朱里

ありがとうございます。ですから私はなんとしてでもあいつを…川井夢香を落とす

私は大胆に「殺す」だなんて行動は絶対にしない。それだったらヴィランと同じような存在になるだろうから。

まずは川井夢香が何をしようと企んでいるのか明確に調べなきゃいけないな。

それの最大のチャンスは…林間合宿だ

川井夢香

きゃーっ!林間合宿楽しみっ!

川井夢香はみんなが集まって早々みんなに話しかける

川井夢香

ねえねえっ!爆豪くん!バス隣座ろっ!

爆豪勝己

どーでもいい

川井夢香

じゃあ決まりねっ!

私なんか隣りに座ってくれる人なんて…

八百万百

風上さん

風上朱里

…八百万さん

八百万百

お隣よろしいですか?

風上朱里

うん、いいよ

そういうとバスがガタガタと動き出す

風上朱里

…どうして八百万さんは私の隣に…?

純粋に気になった。このクラスの全員は私のことを゛悪゛として見てたから

八百万百

ごめんなさい、゛あの時゛私は傍観をしていました。…手が出なかったというか口を動かしたいのに動かせないっていう状況になったというか…

八百万百

私が風上さんの立場だったら助けてほしいのに…助けられなくてごめんなさい

風上朱里

八百万さんは絶対に良いヒーローになる

風上朱里

ありがとう八百万さん

八百万百

え、?

風上朱里

私に寄ってくる人間なんていなかったから

八百万百

風上朱里

これからよろしくね

八百万百

はいっ…!

川井夢香

…ギロッ

ふとした瞬間川井夢香は私と八百万さんのことを睨んでいた。せっかくできた1人目の友達、八百万さんをアイツの゛コマ゛にさせてたまるか。

私は私を大事にしてくれる人と付き合う。 だから絶対に八百万さんを守ってやる

川井夢香

ふわ〜ついた〜!

風上朱里

なるほど。林間合宿地はこんな感じなんだ

ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ

さぁてと!あんたたちの実力を見せてもらおうか!!

そこにはワイルド・ワイルド・プッシーキャッツがいた。 瞬く間に崖から落とされ魔獣と退治をし、15時を超える前までに今夜の宿にたどり着いたら夕飯がありというなんとも過酷なミッションだ

川井夢香

んんんんんー!!眠らせて夢見させて仲間と仲間をゴッツンコさせるしかない!あかりちゃん!邪魔しないでよね!

私の風はあいつの゛香り゛を吹き飛ばすため゛個性゛の相性は最悪なのだ(常闇と爆豪のような゛個性゛の相性の悪さ)

風上朱里

誰がお前の邪魔を……ん?

待てよ…?ここで邪魔すれば立場は私の方が上になる…!?

風上朱里

…ニヤリ

風上朱里

上等だわボソッ

川井夢香

みんなーっ!眠って!!

風上朱里

そんなんで眠ってくれるとでも思ってるのかな!

私は風で香りを吹き飛ばし、竜巻のような風を起こして魔獣を飛ばす

川井夢香

はあっ!?邪魔しないでって言ったじゃん!!

風上朱里

邪魔しないよとは言って無いけどねー!

川井夢香

っ…!!

結局宿についたのは15時過ぎだった。 その後プッシーキャッツの皆さんは相澤先生のように「みんなのやる気を出させる合理的虚偽だよー!」と言われ一同ホッとした

そして夕飯は事前に作ってくれていたらしく美味しくいただいた

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