マーダーミステリー《布》〜楽しみはここから〜

《注意》

このストーリーは、マーダーミステリー初心者が書く『人狼ゲーム《迩》〜自決喪失〜』の続編ストーリーです。

前編ストーリーをご覧いただけないと、違和感が見つかるので、前編ストーリーから読むことをおすすめします。

《大雑把なルール説明》

マーダーミステリーとは、1つのシナリオの目標に向かって進行する、脱出ゲームのようなゲームです。

参加者は、個人のシナリオを持ってゲームに挑み、一人一人の目標に沿ってゲームを進めるので、人狼ゲームのようなゲームでもあります。

今回のシナリオは『Killer Mansion』です。 （和訳：殺人屋敷）

『Killer Mansion』 ある日、目を覚ますと知らない屋敷に居た。 とりあえず屋敷から出なければいけないということで、各自屋敷の捜索を開始する。 ところが、この屋敷にはシリアルキラーなる者が潜んでいるらしく、まるで人狼のような会議を行うことになる── 【目標は この屋敷から脱出すること です。】

行動について、時間制限はありません

シナリオ内の死は現実の死に繋がります。

ただ、色々なことをしたいだけだった。

色々な資格を取って行ったら、そのうち『詐欺師にでもなる気？笑』と笑われた。

そしてついには、周りから詐欺師と冷やかされるようになった。

だから、僕は詐欺をする。

僕を冷やかしたヤツらを見返すために。

でも、僕の目的って、元々なんだっけ──

【あなたの勝利条件は】

【タイムリミットまで生き残ること です。】

・あなたは毎日色んな役職を偽ってください。なんの役職があるのかは知らされません。

・詐欺師であることがバレたら、その時に偽っていた役職になります。

GAME START!!

幽乃は考えていた。

殺人犯について

すると、そんな幽乃に近づく者が1名。

瑠愛だ。

グサッ

グリっ

バンッ

グサッ

グサッ

グサッ

グサッ

グサッ

グサッ──

残り11名

本当は、何かを守りたいだけだった。

それなのに、勝手に不幸を運ぶ生き物にされた。

近寄っては避けられ、貶され…

私は…何を守りたかったんだっけ…？

そうだ、私が守りたかったのは…

嘘吐きだけど根は優しい、たった1人の友達──

【あなたの勝利条件は】

【狼少年と共にタイムリミットまで生き残ること です。】

・狼少年が誰か知ることができます。

・狼少年が死亡すると、後を追って死にます。

・狼少年がkillerに殺された場合は後追いしません。

ーあとがきー