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あらすじ
主人公の女子高生嶋崎りらはある日死んだ。そして妖怪になった。自分がどんな妖怪(種)かを知るために妖怪が住む色所を歩いていると、黒い化け猫の王子と出会う。そして、りらは化け猫の王子から求婚をされる。ここから始まる自分探しと化け猫の王子との恋物語…
…L'amourの章〜…
りら
ある日…私は何か死んだ。
あっと言う間だった…あぁ。短い人生だった…
次はもっと長く幸せに暮らしたい…
…
りら
[あれ。私…死んでる…よね]
りら
[でも…意識があるってことは…生きてる…?]
[そうだ。死んでる。私は死んでる。だってほら…私は学校の帰り道車に引かれて……]
りら
りら
りら
ゆっくりと目を開けると薄暗い天井には今にでも消えそうなオレンジ色のライトがりらを照らしていた。
りら
りら
りら
ばっと起き上がり辺りを見回すが、周りには何もなくりらの視界に入ったのは左手にあるドアだった
りら
ふらりと立ち上がりドアのところまで歩く
[あれっ、私こんなに体軽かったっけ…]
ガチャ
ドアを開けるとそこはりらが住んでいた街とは全く比べものにならないぐらい不思議な"街"であった。
りら
言霊たち
言霊たち
言霊たち
言霊たち
言霊たち
呆然と立っていたら近くで浮いていた言霊たちが喋りだした
[…魂が…ない。やっぱり私は死んでるんだ…]
唾を飲みこみ口を開いた
りら
言霊たち
言霊たち
言霊たち
言霊たち
りら
言霊たち
言霊たち
言霊たち
言霊たち
言霊たち
言霊たち
りら
言霊たち
言霊たち
りら
りら
言霊たち
言霊たち
言霊たちはりらの視界から見えるとても大きな赤いお城の方へと飛んでいった。
りら
手を振るりらは、せっかくの話し相手が出来たのにと悲しい表情を浮かべていた
りら
……………
言霊たち「ボクタチト イッショ妖怪」
……………
りら
一言呟きりらは行き場所はわからないが歩き出した
??
影から私のことを追っている怪しいやつがいたなんて…まだ気づきもしなかった。
…L'amourの章〜…
[あれからどれだけ歩いただろうか…]
あれから2時間近く歩いているが辺りは和風の建物だらけだ
[お腹が減らないのは死んでいるせいなのか…でも魂もないこの抜け殻の体なのに…疲れるのね…変わった体だ]
ため息をつき少し辺りを見渡している。するとあることに気づいた…
りら
さっきからずっと同じところをずっとループしていたことに気づいたりらは不安をだいた
りら
??
りら
後ろを振り返るとそこには体は黒く目は赤い。まるで熊みたいなでかさの物体がりらの後ろに立っていた
[殺されるっ]
逃げようとしたが、足が震えていて一歩も動けなかった。
??
大きな口を開きりらを飲み込もうとした瞬間だった
黒い猫
??
りら
一瞬のことだった。私を飲み込もうとした黒い化けものは横から飛んできた小さいモノに当たると形姿も綺麗さっぱりと消えた。
黒い猫
さっき居た化けものところに黒い猫は凛々しく立っていた
りら
展開が早すぎてりらの頭は追いついていなかった
ブチ猫
トラジマの猫
りら
黒い猫
ブチ猫
トラジマの猫
ペコリとトラジマの猫は黒い猫に頭を下げる
黒い猫
トラジマの猫
りら
忍び足でここからはなれようとしたが…
黒い猫
りら
ビクッと肩が上がる
黒い猫
ブチ猫
トラジマの猫
りら
トラジマの猫
ブチ猫
黒い猫
ブチ猫
トラジマの猫
2匹は黒い猫の後ろへ下がった
黒い猫
りら
黒い猫
りら
黒い猫
ブチ猫
ニヤニヤとバカにしながら黒い猫に話しかける
黒い猫
りら
ブチ猫
トラジマの猫
黒い猫
黒い猫は深く悩んでいた
りら
[早くこの猫たちから離れないと、何かされるかたまったもんじゃない。]
歩き始めた瞬間に黒い猫が大きく口を開いた
黒い猫
りら
[今度は何!?]
黒い猫
…
りら
りら
ブチ猫
トラジマの猫
りら、ブチ猫、トラジマの猫
りら
りら
ブチ猫
トラジマの猫
毛を逆立てている
りら
トラジマの猫
黒い猫
ブチ猫
黒い猫
りら
黒い猫
りら
黒い猫
クスッと笑った
黒い猫
りら
黒い猫
りら
[そうだよ、仲間になっておけば私の種も早くわかるかもしれない…でも…]
黒い猫をじっとみつめた。黒い猫も同じくりらをみつめた。その目は安心していいって言っているかのように優しく温かい目であった
黒い猫
りら
りら
ブチ猫
トラジマの猫
黒い猫
りら
黒い猫
りら
黒い猫
りら
黒い猫
黒い猫
黒い猫
ブチ猫
トラジマの猫
一枚絵
ブロー・ディア
りら
後ろに方向転換したブロー・ディアと他の2匹は止まることなく歩いていく。私も置いていかれないようその背中に追いつく
私の妖怪としての人生の幕はたった今上がったのだった。
〜あとがき〜✳︎。
はじめまして、キツネが鳴いたら幸福をを知っている方。久しぶりです。
今回もそうなのですが、このような場なのに小説っぽいことになっていて申し訳ありません。流石に台詞だけだと伝えられる限度が下がってしまうので、小説みたく行動や動きをちょくちょく書かせていただきました。
お気づきの方がいらっしゃると思いますが、登場人物の名前は花の名前です。(妖怪の種族名は別として)
2冊めにも手をつけたいのですが、中々な事情があり絵が終わらなくて((色々な意味で))大変ですが、これから先楽しくできたらいいなと考えております。これからもよろしくお願いします。
おまけ
りら
ブロー・ディア
りら
ブロー・ディア
りら
ブロー・ディア
りら
ブロー・ディア
りら
ブロー・ディア
悲しそうに笑った。
りら
心の中で何かが震えた。
りら
アスター
ブロー・ディア
りら
L'amourの章〜