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いじめられっ子が書いた作文

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いじめられっ子が書いた作文

1 - いじめられっ子が書いた作文

♥

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2020年05月24日

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はる

はぁ(ため息)

ズキッ

はる

痛っ!

はる

(うわぁいつの間にか血が出てる。もうやだよォ😣)

はる

早く家に帰って...

はる

ただいまー

お母さん

おかえりーはるー

はる

(早く傷洗わなきゃ)

お母さん

はる?どうしたの?足がびっこになってるじゃない。

はる

...

ジャー

はる

(イタタッ傷にしみる😖)

はる

お母さん!バンソウコウない?

お母さん

あるけど...足どうしたの?

はる

あ、いや.転んだだけだから大丈夫

お母さん

バンソウコウおしいれに入ってるよ

はる

うん!

はる

(結構大きい傷だ...)

はる

ペタ(バンソウコウをはる)

はる

(手にも切り傷があるけど、まぁこれくらいいいっか)

後日

お母さん

はる〜!起きてー朝よー

はる

んー

はる

(学校やだよ〜😢)

20分後

お母さん

いってらっしゃーい!

はる

行ってきます..

お母さん

(あら?なんか元気ないわね。どうしたのかしら...)

はる

はぁー(今日もやられるのかな。怖いよぅ)

学校

はる

(学校着いちゃった...)

朝の会

日直

起立。礼

日直

着席

りく

(あれ?宿題がねぇ)

りく

おいはる!お前俺の宿題隠しただろ!

はる

え?僕やってないよ!

りく

しらばっくれるな!ホントはお前だろ!

りく

バシィ(はるを叩く)

はる

痛っやめてよぉ

日直

ちょっと!?何してるの!

りく

...

休み時間

りく

おい!はる!来い

はる

な、何をするの?

りく

うるせぇ!

はる

‪Σ( ˙꒳​˙ ;)ビク‬

はる

(怖いよぅ怖いよぅ、またいじめられるんだ。やだよォ)

りく

💢💢

りく

おいはる!!

はる

な、なに?

りく

お前のせいで宿題無くしたじゃねーか!💢

りく

日直にも怒られたし!

はる

ぼッ僕やってな...

ドカッ(はるを蹴る)

はる

うわっ!

りく

お前しかいねぇんだよ犯人が!

りく

嘘つくな!💢

りく

💡

りく

おいちょっと待ってろ、逃げるなよ!

はる

...

はる

(痛いよ、もう僕傷だらけじゃん。痛いよぉ😢)

りく

来い

りく

はははっもーっといっぱい連れてきたぜ!

はる

😨(もうダメだ、逃げられない。また傷が増える...)

はやと

おいはる!お前りくの宿題隠したんだって!?

はやと

ボカッ(はるを殴る)

はる

痛い!

はやと

早く隠した所を言え!

はる

僕本当に本当にやってない。😣

はる

だってりくくんの宿題見てもないしいじってもない!

はやと

じゃあ証拠(しょうこ)は?

はる

え?し、証拠なんてないよ、

はやと

じゃあお前じゃねーか

りく

そうだ!

キーンコーンカーンコーン

りく

行くぞ

3時間目

先生

じゃあ作文を書いてみましょう!テーマはなんでもいいです!

はる

(なににしよう)

10分後

りく

チラッ

りく

は?お前まだ1個も書いてねぇじゃん!なにやってんだよ!

先生

りく!いいんだよ。人のことは

りく

はーい

りく

(はるをにらむ)

はる

...😓

4時間目

先生

じゃあ3時間目に書いた作文を後ろから集めて来てください!

はる

(かけたけど、自信ないなぁ)

先生

じゃあ先生がこの中から1枚ひくので当たった人が読んでください!

はる

(ええぇ、ヤダヤダ絶対当たらないで!)

先生

はい!...はるくん!

はる

え、(まさかの1番に当たっちゃったよ。😣やだな。)

先生

じゃあはるくん!読んでください!

はる

緊張する))

はる

3年2組 はる

はる

僕にはお父さんがいません。どうしてかというと、僕が小さい頃車に轢かれそうになって、お父さんが助けてくれました。でも、僕はひかれなかったけど、お父さんはひかれてしまいました。病院で見てもらって、先生がこう言いました。『もう難しいかもしれない』と言われました。そしてお父さんは死んでしまいました。すごく悲しかったです。いっぱい泣きました。でも、前お父さんが作ってくれたお守りがあって、それをすごくすごく大切にしています。少しでもお父さんのことを思い出したら、僕は泣いちゃいます。お母さんも泣いちゃいます。少し前、僕は悪い人に捕まりそうになりました。その時は、お父さんが作ってくれたお守りを持っていて、悪い人に捕まりそうになった瞬間。いい人に僕は助けられました。その助けてくれた人は、家まで僕を送ってくれました。すごく優しい人でした。僕は家に帰ってベットに座って、お父さんが作ってくれたお守りを泣きながら握りしめました。死ぬまで一生大切にします。そして、僕は、泣きながらそのお守りに、『お父さん、守ってくれてありがとう、ありがとう😭』とずっと言ってました。その時、お母さんは、僕の部屋のドアの隙間からのぞいて、お母さんもいっぱい泣いていました。それに僕は気ずいて、お母さんに抱きつきました。僕はお母さんに『ねぇねぇお母さん!お父さんが僕を守ってくれたよ!』と泣きながら、お母さんも泣きながら『良かったね』と言ってくれました。もう僕は悲しくありません。どうしてかというと、お父さんはいつも僕の心の中にいるからです。だから、悩んでいたり、そういうことがあると、お父さんは、心の中で教えてくれます。だから僕はいつも正しい方を進める。『お父さん教えてくれてありがとう』と教えてくれたら、心の中でお礼を言います。僕はお父さんのことが大好き。ずーっとずっと。

パチパチパチ

先生

つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

はる

(先生どうして泣いてるんだろう。)

先生

はる。先生は見なくっていいよ。席に戻りなさい。😭

そして、他にもクラスの数人がしくしくと泣いていました。

はる

その後、もういじめは無くなりました。僕は友達ができて、クラスの人気者になって、とっても幸せ。嬉しい。もう少しも苦しくない。
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コメント

1

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いい話だぁぁぁぁぁ!!!!

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