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最近、ヨーロッパで戦争が起きている中、日本も海外の情勢に首を突っ込む前に国内の情勢で色々課題があって大変そうだと毛山ザクトは漠然と考えていた。
毛山ザクト
毛山はそう言いながらワゴンRの荷台につい最近買った水と非常食、サバイバルキットを積み込んだ。
毛山ザクト
毛山は元陸上自衛隊施設科部隊の隊員で1任期を終えると同時に退職して介護職に就いた。
毛山ザクト
連休と有給があることで興味のある秘境スポットや航空写真から見てスリルがありそうな場所を調べ始める。
しかし、めぼしいところは見つからず福岡県の超絶田舎の奥地まで行ってソロキャンプや観光をしようと考えつき、準備をした。
毛山ザクト
毛山は少し浮かれながら自衛隊時代とは違い、何も調べず行き当たりばったりで無計画にワゴンRを発進させた。
毛山ザクト
2時間後
毛山ザクト
毛山はそのままとにかくキャンプが出来そうな場所を探す。
毛山ザクト
車でたどり着いたところは超と言って良いぐらいの田舎で周りを見ると畑や田んぼばかりで見ることがあっても軽トラを一台見る程度だった。
毛山ザクト
通れば通るほど今いる場所はどう見ても疑問しか出てこない。
老人
毛山ザクト
どこに行けばいいか分からなくなり模索している途中で通りすがりの老人に話しかけられてとりあえず道を聞くことにした。
老人
毛山ザクト
老人の話を一通り聞いてから、言われた通りの道を通って見ることにする。
通り慣れていないこともあり、安全運転で前進させていくとようやく何か建物らしき物が見えてきて毛山は少し安堵した。
毛山ザクト
ワゴンRを建物が見えてきた場所へ運転する。
毛山ザクト
毛山は古式の住居を見渡しながら驚いていた。ほとんど一軒家でアパートやマンションらしき建物は見つからない。
車もほとんど軽トラやエブリィワゴンばかりでセダンなど今時の若者がなるような車も見当たらなかった。目にしても軽自動車の一部であるジムニーやパジェロぐらいだった。
毛山ザクト
先程、案内された通りに進むと食堂らしき場所が見つかりとりあえずはそこで軽く食事を済ませる事にした。
毛山ザクト
毛山は綺麗な設備に感動した。最近はこのようなテーブルのレストランへ行っていなかったため懐かしさを感じていた。
中年女性店員
毛山ザクト
中年女性店員
店員の案内通りにメニュー表を見て、川魚料理を注文した。
毛山ザクト
中年女性店員
毛山ザクト
中年女性店員
中年女性店員は毛山を煽てるように注文を聞きながら雑談を混ぜ込んで褒めていた。
毛山ザクト
中年女性店員
毛山ザクト
中年女性店員
毛山ザクト
中年女性店員
食事を済ませながら会話していくうちに「ある行事」について、それはいったい何なのか毛山は少し気になっていた。
毛山ザクト
中年女性店員
毛山ザクト
正直、「ある行事」についてはよく分からないが田舎あるあるの行事だろうと毛山はそこまで関心を示さなかった。
会計を済ませて再び車を動かして旅館へ向かった。
旅館スタッフ
毛山ザクト
毛山は旅館スタッフの話しに受け答えしながら料金を前払いで支払った。
毛山ザクト
旅館スタッフ
毛山ザクト
毛山は救済というワードを聞いて少し不思議に思った。
毛山ザクト
旅館スタッフ
毛山ザクト
毛山は思いつきでとりあえず質問をしてみる。
旅館スタッフ
毛山ザクト
旅館スタッフ
質問に対して説明されることにさらなる興味が少し出てきてもう少し話に付き合う事にしてみる。
毛山ザクト
旅館スタッフ
毛山ザクト
旅館スタッフ
毛山ザクト
毛山は少しファンタジーチックな内容に気を取られてさらに奥深いところまで探りを入れようとした。
すると、旅館スタッフの表情が曇ったように少し真剣になった。
旅館スタッフ
毛山ザクト
旅館スタッフ
世界最終戦争だとか平和で理想的な新世界とかスケールが大きくなった上、最後に調べたいなら自己責任でと言われたことに毛山は少し、ゾッとした心境になった。