静かで冷えきった部屋の中、アラームが鳴り響く。
エーミール
寒い……が、起きなければ…
エーミール
先程まで沈んでいたベッドに別れを告げ、ゆっくりと洗面所の方へ向かう。
エーミール
今は春だ。 と言っても、春になったばかりなので朝はどうしても冷え込んでしまう。
エーミール
エーミール
ゆっくりと洗面台の前に立ち、鏡を見つめる。
私の名前はエーミール、我々だ軍の参謀長を務めている。
グルッペンさんに私の能力を気に入られ、ここに入った。
あぁ、すみません。 少々詳しく御説明いましますね。
まず、”能力”とは、 この世界に住まう人々全てに1〜2つ与えられたいわば超能力です。
能力というのは沢山の種類がありまして、例えば… 炎、水、風、嵐、雷、氷、雪、岩、植物、毒、光、闇、治療… その他にも沢山の種類があります。
ちなみに、現在発見されている能力の中で、最強なのが破壊と創造です。
そんな能力者達の中でも優れた才能、素質などがある方達が集うのが ここ、wrwrd国……もとい、我々だ軍です。
その中でも幹部達は飛び抜けた才能や技術を持ち合わせており 周りからも恐れられ、尊敬されている。
そして、この軍には才能や素質がある者しか入れない…… なんてことは無いんですがね。 大事なのはグルッペンさんに気に入られるか気に入られないかですから
エーミール
クローゼットを開き、自分の服を取り出す。
その代わりに先程まで着ていたパジャマを中にしまい、取り出した服を着る。
能力を制御する為のループタイを付けて完成、ほやほやのエーミールです!
ん?どうして能力を制御する必要があるのか? そんなの簡単ですよ。
エーミール
まぁ、私の場合能力はこの二つだけでは無いんですけどね。 ほかの幹部の皆さんには私が最強の能力者と言うのは秘密にしてます。 もちろん、グルッペンさんにもね
エーミール
静かに呟いた言葉は冷え込んだ部屋の中に、消えてしまった。
小さく溜息を零して、私はゆっくり部屋のドアを開ける。
エーミール
コメント
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最後www良きwww