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連載ブクマ失礼します!!
ブクマ失礼します!!!!
ついに最終話だって !?!?()
❥ご本人様とは一切関係ありません
❥nmmn注意
❥通報やパクリはお控えください🙇🏻♀️
『転生したら嫌われ者の悪役だった件』 最終話
身体からどくどくと血が流れる感覚
だんだん暗くなっていく視界
紫ーくん、橙くん、ごめんね、 約束、果たせないかも
俺は1粒の涙を流し、 意識を手放した__。
桃
2週間弱。
やっと醜い争いが終わった。
俺と青、黄は争いで荒れ果てた村を元に戻す為、矢などの回収をしていた
その時、ふいに血が飛び散った 1つの小屋が目に入った
特に理由もなく、その小屋に近づいた時、俺の頭の中は真っ白になった。
桃
そこにいたのは、
胸には矢が突き刺さっていて
地面にぐったりと横たわり、 身体から血を流している
桃
赤 がいた
桃
呼びかけるも、 返事は帰ってこない
俺の大声を変に思ったのか、 黄と青がこちらにやってくる
青
黄
黄
青
黄
桃
桃
俺達はパニック状態
どうすることも出来ず、ただその場で赤の名前を呼んでいた
異変に気付いたのか、少し近くにいた紫さんと橙さんもこちらに来る
紫
紫
黄
橙
桃
何度呼びかけても返事をしない赤
もう駄目なのか、そう思った時だった
赤
桃
桃
赤
顔を歪めながらも俺の名前を 呼んでくれる赤
きっと、かなり苦しいのだろう
そりゃあ、矢が刺さっている状態で声を発するなんて、想像しただけで 怖くなる
桃
青
赤
橙
赤
黄
紫
桃
次に飛び込んできた光景にまたもや 目を疑う
ありえない、
身体が透けてるなんて__。
桃
この前の奇病か...?
違う、あれはもう完治したはず
俺は、俺たちは今の赤が大好きで...
っじゃあなんで.....、
赤
黄
赤
赤
赤
青
赤
赤
橙
赤
赤
赤
そうだ。赤は、前世では つらい思いをしてて..、。
紫
「いかないでほしい」
そんな俺の思いとは裏腹に、
赤の身体は しゃぼん玉 のようになって消えていく
桃
...なんだろ、
誰かが俺の名前を呼ぶ声が聞こえる
懐かしくて、優しくて、大切な人
返事をしたいのに、
声を出したいのに、
喉が動かない。
赤
桃
桃
赤
つらい、
少し声を発するだけで身体が痛む
桃
青
どうしてそんなに 悲しそうな顔をするの、?
赤
上手く舌が回らない
橙
...自分でも何となくわかった。
...わかりたくなかった。
赤
黄
紫
桃
...ごめん、 ごめんね...、。
桃
俺の身体、透けてるんでしょ?
空を見上げれば、どんどん下から しゃぼん玉が昇っていく
俺がどんどん 消えていってるんだよね、
赤
黄
これはきっと、奇病じゃなくて
俺がこの世界にいれる時間の終わり を示しているのだろう
赤
赤
青
赤
赤
橙
紫
約束...守れなくてごめんね、
最期くらい、良いこと言って、 笑顔でお別れしようと思ったけど
...けど、でも、 やっぱり本音は隠せない
赤
赤
赤
赤
桃
赤
この世界での最後の約束をして、 俺は消えていった__。
次に目が覚めたのは
嫌になるほど見慣れた狭い部屋
赤
...戻ってきてしまったんだ
時計は AM5:30 を指している
×月×日 月曜日。
生憎、学校があるみたい。
...もたもたしていたら駄目だ、
親に口出しされる前に、 家を出よう
そう思い、少し急ぎ目に部屋を出た
- - - - - - -
だが、タイミング悪く廊下で 親に出くわしてしまう
赤
俺は何の為に謝っているのだろう
こっちは何にも悪くないのに。
...お母さんなんて、死ねばいいのに
いっその事、 ODでもして俺が死んでしまおうか
そんなことを思っても、どちらの 考えも実行する勇気は無く、
何も言い返せないまま、 早めに家を出た
何回も通ったいつもの通学路
赤
こっちの世界なんて、 何一つ楽しくない
辛い。苦しい。 ただ、それだけ。
まだ...いや、ずっと、あっちで暮らしていたかったな...なんてね、
今までの楽しかった思い出が溢れかえってきて、目の奥が熱くなる
...泣いちゃダメ。
どれだけ泣いたって、 変わらないのだから
誰も助けてなんてくれない
...そんなこと、 自分が1番分かってるでしょ?
もう、今までのことは忘れて、 今に集中しなきゃ、
- - - - - - -
重い足を動かし、学校の階段を登る
少し早めに出た事もあり、 校内は静まり返っている
このまま、誰も来なければいいのに。
...なんて願いは叶うはずなく、 続々と生徒が登校してくる
赤
そう思い、 手を耳にあてて机に顔を埋めた
...だが、やはり騒がしいところは苦手
俺は気を紛らわすため、 屋上へ向かった
・・・
恋愛漫画とは違い、 もちろん屋上は普通に立ち入り禁止
古い鍵がかけられている
赤
俺は扉を思いっきり蹴り、 屋上へ入った
傍から見たら不良のようだろう
身体には涼しい風が当たる
このままフェンスの向こう側へ飛んだら楽になるのかな...なんて、w
飛ぶ勇気もない俺はベンチに腰掛け 空を見上げる
...そろそろ戻らないと後で 面倒臭いことになるかな、
俺は嫌々立ち上がり、屋上を出た
赤
足元もよく見えず、少し危ない 薄暗い階段を降りる
電気 取りつけろよ...
そんなことを思い、よそ見を してしまったのが馬鹿だった
赤
段を踏み外してしまった
死ぬてこれ。
俺は覚悟を決めて目を瞑った。
赤
衝撃が来ない。
恐る恐る目を開けると、
誰かが俺の身体を 受け止めてくれたみたい
そんなドラマみたいな 展開あっていいのかよ、。
色々ツッコミたいことはあるが、 とりあえずお礼を_。
赤
.....ありえない
...ありえないよ、
赤
桃
桃
紫
...ねぇ、君たちは、
青
赤
本当に
黄
橙
赤
青
桃
赤
橙
赤
「約束、果たしに来たよ。」
何処からか、そんな声が 聞こえた気がした__。
❦ℯꫛᎴ❧
ついにこの連載も完結ですね🥲
『転生したら嫌われ者の悪役だった件』ということで番外編(?)みたいなのもぎゅぎゅっと詰めちゃって 最後まで転生系で終わらせてみました🙌🏻
いや〜頑張った🥺💪🏻
でも、ちょっと寂しい部分も ありますよね😿
とりあえずこれからは前にもらったリク書いてから新連載やろうと思ってます👍🏻
そろそろ終わらそう( 話が長くなる🙄🙄
この連載を読んでくださった皆様、本当に本当にありがとうございました(՞ ܸ. .ܸ՞)