“レイ”
遙
僕にははっきり見えた
レイになった美月が…
遙
“レイ”
遙
遙
遙
遙
“レイ”
遙
“レイ”
“レイ”
遙
“レイ”
遙
“レイ”
“レイ”
“レイ”
遙
遙
“レイ”
遙
遙
遙
遙
遙
遙
遙
遙
“レイ”
“レイ”
遙
“レイ”
“レイ”
美月は優しすぎる。
そんな美月に僕はなんてバカな事をしたんだ。
でも、そんな美月が僕を今も好きでいてくれていることが嬉しい
僕はなんてクズなんだ
僕は泣きながら答える
遙
遙
もう僕の足の感覚はほぼない
そして溺れそうな僕の手に美月がそっとキスをした
それと同時に僕はまた何も見えなく、聞こえなくなり、白い光に覆われた
遙
目が覚めた
遙
やっぱりさっきまでのは夢だったのか
いや、それは違う
僕はこれを見て確信した
遙
そう僕の手にはしっかりとあの時美月からもらった手紙が握られていた
遙
自然と涙が零れ落ちる
遙
僕は気づいた
遙
手紙の最後に小さく
“生きて”
と、書いてあった…
遙
そうだ、きっと美月は僕の中で生きてるんだ
遙
遙
遙
遙
一度のあやまちでこんなにも苦しくなるかとがあるだろうか
僕みたいなクソな人間も生きていかなきゃいけない
どんなに苦しくても、何度過去を後悔しても
だから僕は決めた
僕はこの世界を生きていく
もう逃げない
前までの僕とは違う。だって
遙
遙
またあの夏が来たら
僕たちはきっとまた夢で出あって
そして僕らだけの透明な世界で
愛し合うのだろう。
𓆝 ☽𓂃𓈒𓏸 𝑬𝑵𝑫 𓂃◌𓈒𓆜𓇼
そら
そら
そら
そら
そら
コメント
6件
めちゃくちゃ良かったです😭 最高です😭😭
フォロー失礼します! 私もこの前少女レイの小説書いたんですけど、内容が全然違くて、人って考える事が一人一人違うんだなぁって改めて思いました!ありがとうございます!
全部をアテレコして読ませて貰いました凄く感動しました。