新井に車でアパートまで 送ってもらい 春斗の帰りを待つ
早瀬 あみ
(渉と付き合う事に
なっちゃった。)
なっちゃった。)
早瀬 あみ
(でも私は
春斗のお母さんだ。)
春斗のお母さんだ。)
早瀬 あみ
(1番に考えるのは
春斗の幸せ。)
春斗の幸せ。)
ガチャっとアパートのドアが開き 春斗がリビングに入ってくる
春斗
ママ〜
春斗
ただいま〜!
早瀬 あみ
春斗〜♪
早瀬 あみ
おかえり〜
早瀬 あみ
楽しかった?
春斗
うん!
春斗
ばーばとね
おっきなエビフライ
たべて〜
おっきなエビフライ
たべて〜
春斗
きかんしゃみて〜
春斗
んーっとね〜
ニコニコと 旅行の思い出を話してくれる
あみの母が遅れて入ってきた
お母さん
あみ
ただいま!
ただいま!
早瀬 あみ
おかえりなさい
早瀬 あみ
お母さん
ありがとう!
ありがとう!
早瀬 あみ
お疲れ様。
早瀬 あみ
お茶入れるね。
そう言うとキッチンへと向かい お茶の準備をする
トレーを持ってリビングへ戻ると 春斗はお土産に買ってもらった おもちゃで遊んでいる
お茶を出すと 母がクスッと笑う
早瀬 あみ
どうしたの?
お母さん
お母さん
お母さん
いいえ。
お母さん
私たちはすごーく
楽しかったわ♪
楽しかったわ♪
お母さん
あなたにも
いい機会だったみたいね♪
いい機会だったみたいね♪
早瀬 あみ
えっ!!
早瀬 あみ
お母さん??
早瀬 あみ
どうしてそんな事……
お母さん
私はあなたの母親よ♪
早瀬 あみ
お母さん……
そう言えば 友達と喧嘩したり 初めて彼氏が出来たり した時も 母には話さなくても わかってるかのように 接してくれたっけ……
早瀬 あみ
(恐るべしお母さん)
お母さん
さすがに少し疲れたし
お母さん
今日はこれで帰るわ!
お母さん
お父さんも寂しがってる
だろうし♪
だろうし♪
早瀬 あみ
うん!
早瀬 あみ
わかった。
春斗も「バイバーイ」と挨拶をし 玄関先まで見送る
お母さん
それじゃあね!
お母さん
あみ。
お母さん
あなたならきっと
幸せになれるわ。
幸せになれるわ。
早瀬 あみ
お母さん
早瀬 あみ
ありがとう……
その夜は 旅行中の話しを春斗から たくさん聞き 3日間離れていた分を 埋めるように 春斗とたくさん触れ合った