警察
警察です!
氷織
あ
高崎
、、、
警察
氷織さんだね?
警察
君、殺人の疑いがあるから諸まで来てもらえる?
氷織
はい
高崎
待って
警察
はい?
高崎
殺したの僕だよ?
高崎
こいつは殺害現場に居たから口封じとして監禁してるんだ
警察
そうか
氷織
え?
高崎
だから、こいつは悪くないぞ?
高崎
悪いのは僕だ
警察
まぁそうですか
警察
事情聴取の為に来てもらいますね
高崎
そうしてくれ
氷織
、、、、
警察
えっと、、、
警察
なんで殺したの?
高崎
そんなの気分だ
警察
気分で殺すか?
警察
そして、娘さんにも聞いたけど高崎さんは無罪です!って言っていたが?
高崎
監禁してるうちに洗脳したんだよ
高崎
あいつをね
高崎
あーあ
高崎
もう少し殺せばよかったな〜
高崎
あいつなんか生かしておくんじゃ無かったわ
高崎
あいつ死ねばいいのにな、、、
警察
おい!
警察
なんでそんな事が言えるんだ!
僕は苦しかった
一緒に居た時間が幸せだった
楽しかった
高崎
(ここで心を揺さぶられたら駄目だ)
高崎
(僕を悪に染めなきゃ、、、)
高崎
(氷織の為にも、、、)
高崎
なんでって、、、普通じゃね?
高崎
人はいつか死ぬんだぞ?
高崎
それがたかが早まっただけじゃん
高崎
何怒鳴ってんのさ(笑)
警察
貴様!
高崎
あ?なんだよ
高崎
(もっとだ、、、)
高崎
(自分を悪に、、、氷織に一つの罪もつかないように、、!)
高崎
カス共がよ
警察
チッ
高崎
(楽しい時間はいつかは終わる)
高崎
(そう教えてくれたのは君だろ?)
高崎
(また会えるさ)
高崎
(きっと何処かで)
警察
もう知らん!
高崎
ふぅ
高崎
氷織、、、
高崎
生きろよな、、、
高崎
生きて罪を償え
高崎
そして、ピアノは諦めるな
そして、月日が流れ裁判で禁固20年が言い渡された
高崎
はぁ
高崎
ようやく抜けれるわ〜
高崎
さて、どうしようかな
高崎
ん?
そして、大テレビを見る
高崎
ふっ
高崎
やるじゃん
高崎
ピアノ、、、世界言ったんだな
テレビには氷織がピアノを弾いている姿が流れている
高崎
大人になったな、、、
そして、気づいけば高崎の頬に一筋の涙が溢れていた
高崎
おっと
高崎
やっぱ寂しい反面嬉しいのかな
高崎
ま、家帰るか、、、
高崎
もうすぐだな
高崎
遠いわ〜
高崎
刑務所からここまで1時間かよ
高崎
自分でもよく歩いたって思うわ
高崎
さて、ご飯作って寝ますか
高崎
ん?誰だあれ?
高崎
暗くてよー見えん
高崎
あれ、僕の家の前だよな
高崎
なんか探し物か、困ってるのかな
そして、家へ足を運ぶ
高崎
!
高崎
お前、、、なんで
氷織
今日、刑務所出れる日ですよね
氷織
よく頑張りました
氷織
そして、ありがとう
氷織
貴方のおかげで私は世界に行けたよ
高崎
なんで?
高崎
なんでいるの?
高崎
海外いるんじゃなかったの?
氷織
高崎さんが出るって思い出して帰ってきましたよ
高崎
そうか、、、
氷織
ねえ
高崎
ん?
氷織
やっぱ、、、こういうのって緊張するね、、、
高崎
どゆこと?
氷織
その、、、
氷織
私と結婚してくれませんか?
高崎
え?
氷織
守ってくれた、支えてくれた事に深く感謝してます
氷織
何より、私はあの時から好きになってました
高崎
、、、
氷織
だから、もう私から離れないで欲しい、、
氷織
ずっと私のピアノを隣で聞いていて欲しい
高崎
もちろん
高崎
僕もファン、そして夫として応援する!
氷織
なら、
高崎
うん
高崎
結婚しよう!
高崎
よろしくね!氷織!
氷織
うん!