/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
俺1人で倉吉を解放させると無理矢理迫った結果、
これ以上、無駄な争いを避けたかった本部は俺の要求を許可。
こうして手筈が進んでいる間も、
マーリスによる襲撃事件はあとをたたなかった。
犬山
よう、倉吉
蓮斗
犬山刑事…
蓮斗
また罠を仕掛けるんですか？
犬山
いいや、マーリスの要求を呑むことになった。
蓮斗
蓮斗
やはり、私の死は必要ですか
犬山
あんたの死と引き換えに、幹部らを出頭させるようでな
犬山
これ以上、危害を加えさせないのが条件らしい。
蓮斗
蓮斗
犬山刑事は、それでいいんですか
犬山
……
犬山
なんてな。
解放時刻は15:00
場所は市内の交差点
このことは事前にマスコミにも多く知れ渡らせ、
現場は大衆が押し寄せるようにするのも、警察側の条件であった。
蓮斗
時刻は14時30分…
蓮斗
本来の時刻まであと30分です。
犬山
ああ
犬山
奴らに勘づかれる前にとっとと情報を搾取してやる。
犬山
悪いがあんたには隅から隅まで同行してもらうぞ
蓮斗
ええ、それは構いませんが
蓮斗
一体どこへ行かれるつもりで…
犬山
奴らの拠点だ。
蓮斗
拠点？
蓮斗
リスクが高すぎるんじゃ…
犬山
ああ、バレたら死あるのみだ。
犬山
だが、事態はそこまで追い詰められてる。
蓮斗
はい……
犬山
もうすぐだ
犬山
ここの地下だ
蓮斗
正面から入るしかなさそうですね
犬山
様子を見てくる
犬山
すぐそこで待ってろ。
蓮斗
はい
犬山
……
犬山
見張りはなし…
犬山
(不自然だが、動員されているのも踏まえて行くしかないな…)
犬山
よし、倉吉来い
蓮斗
はい…
犬山
……
蓮斗
…向こうに人が
犬山
ああ。まだバレてねぇ
犬山
どうやら現場の様子を伺っているらしい
犬山
今のうちに漁るぞ
蓮斗
！
蓮斗
こっちに倉庫が
犬山
でかした。
犬山
行こう
蓮斗
駐車場みたいですね
犬山
昔は上の建物の駐車場スペースとして使われてたんだろう
犬山
ダンボールがあちこちにあるな
蓮斗
密輸品でしょう
蓮斗
銃器から爆弾まで…
倉吉がダンボールを漁る
犬山
何かあったか
蓮斗
いえ…想像通りものでしたよ
犬山
何か機密情報となる書類かなにかあればいいんだが…
蓮斗
私も手伝います。
蓮斗
手分けして探しましょう
犬山
ああ。助かる
犬山
やはり、密輸品だけか
犬山
15時…
犬山
そろそろ撤退時か……
覆面男
おい
犬山
！
パァン
拳銃が発砲される
幸いにも銃弾が当たることは防がれた。
撃ったのは、紛れもなく
黒島を殺害した、覆面男であった
犬山
ちっ
俺も拳銃を手にした
犬山
ぶち殺してやるっ
覆面男
倉吉はどこだ
犬山
てめぇこそ…なぜここが分かったんだよ
覆面男
質問に答えr..
蓮斗
うおおおおおおおっ
犬山
！
倉吉が覆面男にスタンガンを浴びせた
覆面男
っ
犬山
おらっ
俺も乗じて、奴に飛びかかった
犬山
これで身動きは取れねぇな……
俺は覆面男に手錠をかけた
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
