陽菜
虎視耽々とその時を待つはバルカ。
黄昏の碑文(バルキリー添付)
アペイロンとヘルバの戦いに割入りしは、 闇の王にして、またの名を邪悪の魔王とも称せられる存在。
かつて、この世界を滅ぼしかけた"破滅の女神"の同類である。
その目的は、影持つ者たちを滅ぼすこと。
この敵に対して、光の王・アペイロンは、 自らの肉体を捨て去り、精神体となって戦わんとする。
しかし、それすらもこの敵にとっては好都合であった。
精神体のアペイロンが滅びれば、その力を自らのものとするためだ。
だが、その前に、ヘルバによってアペイロンは討たれたり。
されば残るは王ひとり。
王は"黄昏の碑"に願いぬ。
プレアドとの再会を。
されど、それは果たされず。
王が願うたものは、すべて失われて後に生まれしものなれば。
夕暮竜を探して旅立ちし影持つ者 いまだ帰らず。
黄昏の碑文(ワイズマン添付)
今こそ、王の願い叶えられぬこと無し。
黄昏の碑文(ミアの言葉)
王アペイロンは、人の形を持ちて生まれいでたり。
王は、やがて"波"に挑むべかり。
王のために戦えることを嬉しく思います。
黄昏の碑文(ミアの言葉)
王アペイロン、戦いに敗れ、地に墜つ。
彼の者、死せるとも、なおも"波"に挑まん。
黄昏の碑文(ミアの言葉)
人の姿にて生まれたるものは、 人として死ぬべし。
されど、その定めを破りて、 王アペイロン、ふたたび人の姿を棄てる。
黄昏の碑文(ミアの言葉)
王アペイロンは、再び"波"に立ち向かうべく、 己が身を顧みず戦いに赴く。
されど、彼は敗れ、倒れ伏したるとき、 彼に付き従いし四人の娘が彼を救う。
娘たち、王に成り代わりて、"波"と戦う決意せり。
しかし、その戦い、無意味なり。
プレアドの不在によりて、 戦えるものは誰もおらぬゆえ。
されど、王、戦うことをあきらめず。
されば、"波"を打倒せんと欲せば、 王の剣を奪わん。
王は、己の命をもって剣とし、"波"に挑む。
