律
どうもみんな
律
俺は律
律
高校2年の平凡な奴
律
そんな俺の変な話を聞かせてやる
休日だったかな、、
そのとき家には俺以外いなくて
俺は自分の部屋で昼寝してたんだ
そしたらどこからか、視線を感じて
目を開けたんだ
律
うぉっ!!
天井の大きな目
律
なんだ、、、
律
どうなってる?、、、
最初、俺は変な夢でも見てるのかと思った
でも現実だった
目はギョロリと辺りを見渡し
その後は俺を監視するかのように、、ずっと俺を目で追ってた
律
何なんだよ、、、
律
きもちわりぃ、、
律
母ちゃんに電話しようかな、、、
律
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通話
00:00
母
はぁ〜い、どうしたん?
律
もしもし、母ちゃん
母
んー?
律
俺の部屋になんかした?
律
家帰ってきた?
母
家帰ってきてないし、律の部屋には入ってないで?
母
なんかあったん?
律
あぁそれがさ
母
どしたんどしたん
律
俺の部屋の天井に、、、
母
虫か?鳥が入ってきたんか?
律
そんなんじゃない、、
母
だったらなんや?
律
天井にでかい目が、、、
母
、、、
母
はい?
母
律大丈夫か?
律
、、、
母
部活のサッカーで頭打ってしもたんやったら、ゆっくり休まなあかんで
律
ち、ちがu
母
それじゃあな、母ちゃん忙しいでな。
律
え?なぁっ!
律
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通話
03:47
律
あぁ、もう、、
律
、、、何なんだよお前、、、
目
・・・
律
俺になんか用でもあんのかよ!
俺はパニックとストレスからか
夢か幻覚かも分からないその大きな天井の目に
大きな声で怒鳴っていた。
律
、、、はぁ、、、
ポタッ
律
ん?
俺の頬に、なにか冷たいものが落ちた。
律
なんだこれ?
俺が上を見ると、天井の大きな目が涙を流していた。
律
!!
律
(泣いてるのか?)
目
👁
💧
💧
律
、、、
俺は変な気持ちになった。
人間でも何でもない、急に部屋の天井に現れたその目を
俺は泣かせた
そのうち俺の部屋の床は目が流した涙で水浸しになっていった。
律
ちょっ、、、なぁ、おい泣くなよ!
律
怒鳴ってごめんって!
目
👁
💧
💧
とりあえず目を泣き止ませなければ、、、
律
あっ、
俺はその時近くにおいてあった未使用のタオルを見つけて
目から出る涙を拭いてやった
眼球に当たらないように、そっと、、優しく、、
ーなんかごめんー
目
、、、
そう言いながら涙を拭いてやると目は泣き止んで
瞼を閉じるような動きとともに
天井へ消えていった、、、
律
はぁ、、
律
何だったんだろ。
律
やっぱり夢だったのかな
でもそれは夢ではなかった
だって目の流した涙で床は濡れてるし、
タオルもびしょびしょだ。
律
なんか疲れた
律
水でも飲も