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天井の目 その1

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天井の目 その1

1 - 天井の目 その1

2020年07月09日

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どうもみんな

俺は律

高校2年の平凡な奴

そんな俺の変な話を聞かせてやる

休日だったかな、、

そのとき家には俺以外いなくて

俺は自分の部屋で昼寝してたんだ

そしたらどこからか、視線を感じて

目を開けたんだ

うぉっ!!

天井の大きな目

なんだ、、、

どうなってる?、、、

最初、俺は変な夢でも見てるのかと思った

でも現実だった

目はギョロリと辺りを見渡し

その後は俺を監視するかのように、、ずっと俺を目で追ってた

何なんだよ、、、

きもちわりぃ、、

母ちゃんに電話しようかな、、、

通話終了

通話
00:00

はぁ〜い、どうしたん?

もしもし、母ちゃん

んー?

俺の部屋になんかした?

家帰ってきた?

家帰ってきてないし、律の部屋には入ってないで?

なんかあったん?

あぁそれがさ

どしたんどしたん

俺の部屋の天井に、、、

虫か?鳥が入ってきたんか?

そんなんじゃない、、

だったらなんや?

天井にでかい目が、、、

、、、

はい?

律大丈夫か?

、、、

部活のサッカーで頭打ってしもたんやったら、ゆっくり休まなあかんで

ち、ちがu

それじゃあな、母ちゃん忙しいでな。

え?なぁっ!

通話終了

通話
03:47

あぁ、もう、、

、、、何なんだよお前、、、

・・・

俺になんか用でもあんのかよ!

俺はパニックとストレスからか

夢か幻覚かも分からないその大きな天井の目に

大きな声で怒鳴っていた。

、、、はぁ、、、

ポタッ

ん?

俺の頬に、なにか冷たいものが落ちた。

なんだこれ?

俺が上を見ると、天井の大きな目が涙を流していた。

!!

(泣いてるのか?)

👁
💧

、、、

俺は変な気持ちになった。

人間でも何でもない、急に部屋の天井に現れたその目を

俺は泣かせた

そのうち俺の部屋の床は目が流した涙で水浸しになっていった。

ちょっ、、、なぁ、おい泣くなよ!

怒鳴ってごめんって!

👁
💧

とりあえず目を泣き止ませなければ、、、

あっ、

俺はその時近くにおいてあった未使用のタオルを見つけて

目から出る涙を拭いてやった

眼球に当たらないように、そっと、、優しく、、

ーなんかごめんー

、、、

そう言いながら涙を拭いてやると目は泣き止んで

瞼を閉じるような動きとともに

天井へ消えていった、、、

はぁ、、

何だったんだろ。

やっぱり夢だったのかな

でもそれは夢ではなかった

だって目の流した涙で床は濡れてるし、

タオルもびしょびしょだ。

なんか疲れた

水でも飲も

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