と言って悲しげな笑顔を作って見せた。
でも胸が痛むなんて事は無い。
俺は...まだ黄くんの事が嫌いなのかな、
それ以上の会話はせず、
俺は黙って自分の部屋へと駆け込んだ。
スマホを手に取ってメッセージを 開ける。
いつものように店長から短めの文が 届いていた。
スライドさせながらタップして、
店長からのメッセージに目を通す。
「ごめん赤くん! 今日も出てくれないかな? 明日こそは休み入れるから!!」
「明日そこは休み入れるから。」
なんて聞き飽きた言葉だ。
どうせ明日もシフトを勝手に入れて
俺を働かす。
ブラックにも程があるよ、ほんと。
時計に目をやると
19 : 30
に針を指していた。
ゆっくりと準備を始める。
いつもよりか露出少なめの
肩出し長袖。
肩出しと言っても全開という訳では 無い。
数センチ空いてるだけ。
ズボンは丈が短めの短パン。
まぁ、いつも通りかな。
ヘアアイロンで髪を巻く。
こうして見ると本当に女の子みたい。
ま、戸籍上は女なんだけど。
気が付いたら時間は8時にも なっていた。
少し早足で階段を駆け下りる。
誰も居ないのを確認すると、
リビングのドアを開けて、
玄関まで走った。
next→♡1,000
なんか展開早()
コメント
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フォロー失礼します!
店長、、最低すぎだな () ブラック企業が()