TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

リムル

そういやベニマル達が仲間になってから数日が過ぎているが...

リムル

シオンが昼メシを用意してくれるなんて今日が初めてか

シオン

シュナ様が衣服の製作で忙しくされているので厨房の人手が足りないかと思いまして、ゴブイチ殿は遠慮していましたけれど

リムル

あぁ、そうか。

ヴァー二ー

シオンの料理楽しみー!

紅丸

...

ご武運をリムル様、ヴァー二ー

ガルム

ふへぇ、綺麗なもんだなぁ

ドルド

これが絹糸で織った反物ってやつかい?シュナちゃん

朱菜

はい、原料のヘルモスの繭には魔素がたっぷり含まれているので、とても丈夫なのですよ

ガルム

なるほど防御力も期待できるってことかい

ドルド

これ染色液のるのかな?

リムル

すごいな、もう絹織物なんてできたのか

朱菜

リムル様にヴァー二ー!いらして下さったのですね

ヴァー二ー

シュナちゃんが忙しそうにしてるって聞いたから来てみたの!

朱菜

ありがとうございます!

リムル

どんな具合だ?

朱菜

はい、ガイジン様が作って下さった織り機はとても使いやすいです、

リムル

そうか、良かった

シュナは進化によって解析者というスキルを手に入れていた。 俺の大賢者に準ずる能力を持っているらしく、 様々な試みを短期間で進めることができるらしい

裁縫が得意だと言うのでガルムやドルドと分担して みんなの衣服の製作をお願いしたら 喜んでひきうけてくれた

ガルム

役得だよな

ドルド

な。

シオン

リムル様、ヴァー二ー、そろそろ参りましょう。お昼ご飯が冷めてしまいます

朱菜

シオン、秘書の仕事はちゃんとできているのですか?

シオンは俺の秘書を名乗り出た 見た目もそれっぽいので承諾したが...

朱菜

うふふ、わたくしがリムル様のお世話をしても良いのですよ?

シオン

いいえ、それには及びません。私がキチンとお世話致します

なんかこの2人張り合うんだよな

ヴァー二ー

すごい伸びてる〜

リムル

ええとシュナさん?頼みがあるんだけど?

朱菜

!はい!

リムル

よっと、俺の服も作ってもらえるか?

リムル

ほら、普段着とか色々欲しいんだよ

朱菜

お任せ下さいリムル様。きっと素晴らしい服を用意してご覧にいれます

良かったこの場は収まったみたいだ

リムル

ガルムにドルドも頼んだぞ

ガルム

おうよ

ドルド

任せな

リムル

どさくさに紛れておしり触ったりするなよ?

ドルド

し、ししねぇし!!

ガルム

し、ししねぇし!!

リムル

じゃあ行くか。せっかくのシオンの手料理が冷めちゃうからな

ヴァー二ー

だねー

朱菜

えっ......

シオン

ではシュナ様失礼します。

リムル

((ん?待て今のえっ......は。すごく嫌な予感がするんですけど!?
まさか...))

シオン

今、お持ちしますね

リムル

お、おう

リムル

((嘘だろシオン、お前そんなできる女みたいな外見してまさか、
まさかそんなお約束みたいなアレだったりするのか!?))

ヴァー二ー

((o(。>ω<。)o))

リムル

((ヴァー二ーすっごいワクワクしてるし...疑うってことを知れよ最古の魔王!!))

シオン

お待たせしました

ダメだったーー!!!

リムル

∑(ºωº*)

紅丸

(;´@)プィ

リムル

((ベニマルめ...シオンがメシマズだと知ってて逃げやがったな))

シオン

さ、どうぞリムル様、ヴァー二ー。

リムル

((って言うかよく見たら隣ハクロウじゃねえかあの爺さん完全に気配をたっていやがる!これだから達人は...))

紅丸

((すまないリムル様...))

ハクロウ

((これも修行のうちですじゃ))

ヴァー二ー

わー美味しそー(棒)

ヴァー二ー

♂o(´○`)o ぱくっ。

リムル

えっ゛

ヴァー二ー

ん〜美味しい

シオン

ありがとうございます!ヴァー二ー!

紅丸

えっ

リムル

((もしかしてこれ、見た目はあれだけど実は美味しいってやつなのか?))

大賢者

解。これは個体名ヴァー二ー・フランシスが味覚を破壊したため、味がしなく、食べれてるのだと思われます

リムル

((そこまでするか!!??))

ゴブタ

あ〜腹減ったっす

リムル

い、いただきます

シオン

はいっ!

リムル

((なあに、さすがに毒ではあるまい。死ぬことはな...))

リムル

!?

リムル

((...落ち着け、なにか憑いてるように見えるが気のせいだ))

リムル

((これは...そう、シミュラクラ現象だ))

大賢者

シミュラクラ現象とは3つの点があるとそれを顔と認識してしまう現象です。

お゛お゛お゛お゛お゛

リムル

!?

リムル

((助けて大賢者!))

大賢者

解。視覚を閉ざし、右斜め後方にスプーンを突き出せば、命は助かります

リムル

((よく分からんけどわかった!!))

リムル

((お前を信じるぜ、相棒!))

ムグッ

リムル

...むぐ?

右斜め後方を向くと、ゴブタの口に入っていた

リムル

!?

ゴブタ

グ…ッ

ゴブタ

グオオオオオオオオオオオォ

ゴブタ

ォゲラァァァァァァァァァァアァ!!?!!!?

紅丸

......

ハクロウ

......

ゴブタ

フグッ

ドタッ

シオン

...あれぇ?

リムル

...シオン、

シオン

は、はい!

リムル

今後、人に出す飲食物を作る時はベニマルの許可を得てからするように

シオン

はい...

紅丸

!?

紅丸

あんまりですリムル様...

リムル

知らん、監督はお前に任せた

ベニマルには頑張ってもらいたい。 今後二度とゴブタのような犠牲を出さぬために━━━━━━━━━

リムル

ありがとうゴブタ。君の勇姿は忘れない

ゴブタ

死んでないっす...

ヴァー二ー

うぉえっぷ...クルシイ…(― ーlll)

ガビル

━━━━全く親父殿と来たら、、
「ゴブリンの村々を巡り、その協力を取り付けてこい」だと?

ガビル

オークに恐れをなすなど誇り高きリザードマンの振る舞いとは思えぬ。
昔はあんなにも大きく偉大な男だったというのに...

リザードマン

ねぇねぇ、ガビル様はいつ首領になるの?

ガビル

む?

ガビル

いや、少々不遜なことを言ってしまったが、我輩など
親父殿には遠く及ばんよ

リザードマン

今のガビル様ならきっと全盛期の首領にも劣らねぇぜ

リザードマン

然り

ガビル

え?いやそんなことは...

リザードマン

だってガビル様名持ちだし

リザードマン

うむ。その槍さばきにおいて右に出る者なし

リザードマン

あんた今立たないでいつたつんだよ

じーーーっ

ガビル

((え、何?ひょっとして我輩ってば...))

ガビル

((結構イケてる...?))

ガビル

...うむ、そうだな

ガビル

親父殿も年だ。少々強引なやり方でも我輩が支配者に足る力を持っているところをお見せしようそれでこそ安心して引退していただけるというもの

リザードマン

じゃあ...?

ガビル

うむ。

ガビル

オークの軍勢の撃退をもってリザードマンの首領の座を受け継ぐことにしよう

リザードマン

さっすがガビル様だぜ!

リザードマン

かっくぃー!

リザードマン

至極当然

カイジン

へぇ、焼入れん時の温度は勘なのかい?

クロベエ

んだ。火色を見れば大体わかるだよ

カイジン

俺ぁ計るなぁ

クロベエ

おらも戻しの時はきちっと計るだよ

カイジン

あぁ、外が寒いと粘りが出ねぇからな

クロベエは刀工技術を持っていたようで、カイジンとはすっかり 意気投合したようだ かれこれ2時間専門的な会話が続いてる ...俺はうっかり中座するタイミングを逃して今に至る

クロベエ

な?鍛造って面白いだろ?リムル様

リムル

お、おう

リグルド

リムル様〜

リムル

どうしたリグルド、ヴァー二ー。

ヴァー二ー

リザードマンの使者が訪ねて来たの

リムル

リザードマン...ソウエイが言ってたヤツか。
((一体なんの交渉なんだろう))

リムル

すぐ行く、カイジン、クロベエ、続きはまた今度聞かせてくれ

カイジン

あぁ、わかった

紅丸

リムル様。

紅丸

話は聞いた俺達も同席して構わないか?リザードマンの思惑が知りたい

リムル

もちろんだ。果たして敵か味方か...

リムル

...あれ?なんだ1人だけか?

向こうから大勢のリザードマンが来た

リムル

((なんだか演出くさい登場だな))

リザードマン

ご尊顔をよーく覚えておくがいいぞ。この方は次代のリザードマンの首領となられる戦士

リムル

((リザードマンの次期首領?))

ガビル

\( 'ω')/バッ

リムル

!?

ガビル

我が名はガビル!お前らにも我輩の配下となるチャンスをやろう!!

(・ω・ノノ゛☆パチパチ

リムル

...はあ?

転生したらスライムだった件

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

330

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚