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私のお兄ちゃん

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私のお兄ちゃん

1 - 私のお兄ちゃん

♥

9

2019年07月02日

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お兄ちゃん

よし!全員集合!

みーこ

はい!隊長!!

おばあちゃん

はいはい

お兄ちゃん

むむっ?なんだそのやる気のなさ!素人隊員!

おばあちゃん

おや、私かい。これはすいませんねぇ

みーこ

お兄ちゃん!今日はどこいくの?

お兄ちゃん

『お兄ちゃんじゃなくて!隊長だぞ!!』

お兄ちゃん

んー。また昨日の山の方行ってみるのはどうだ?

おばあちゃん

えー?!おばあちゃん👵疲れちゃうわよ

みーこ

いーね!いきたい!おばあちゃん行こう!

おばあちゃん

あー。はいはい。

お兄ちゃん

よし!それでは出発だ

兄、6歳 妹、4歳 おばあちゃん👵56歳の冒険が始まるのであった

歩くこと30分。いつも遊んでいる山についた

お兄ちゃん

ふぅ、疲れたなぁ。

おばあちゃん

はぁはぁ、もうしんどい

みーこ

隊長!これなんですか?

お兄ちゃん

ん?なにこれ

おばあちゃん

あーそれは狐様の🦊お供え物だよ

お兄ちゃん

狐様?なにそれ

おばあちゃん

この山にはね、狐様という神様がいるのよ

おばあちゃん

いつも、私達を守ってくれてる存在だから…ってこらみーこ!そんなもん触っちゃダメ!

みーこ

見てみておばーちゃん!綺麗な水色の石が隣にあった!

おばあちゃん

バチが当たっちゃうよやめな!

お兄ちゃん

なにそれ!俺にも見せて!

お兄ちゃん

わー!きれいだ

みーこ

これはみーこの!

お兄ちゃん

おれの!!

おばあちゃん

2人とも、それは返しなさい

お兄ちゃん

…はーい。

だが、みーこはそれをこっそりと拾いポケットにそっとしまった

みーこ

へへーん。

おばあちゃん

そろそろ暗くなったし帰ろうか

お兄ちゃん

うん。はらへった

みーこ

うん!帰ろう

おばあちゃん

帰り道はこっち?

お兄ちゃん

こっちだよ!

おばあちゃん

記憶力がいいってすごいわね

みーこ

お兄ちゃん待って!

お兄ちゃん

へへーん!おいついてみ…ろ?

急に走り出したみーこは笑顔でどんどん道を外れ山道に入っていくのであった

お兄ちゃん

おい!!みーこ!!そっちじゃねえぞ!

みーこ

まって!お兄ちゃんまってよ!

みーこ

なんでそんなにはやいの!

みーこ

まってよー!!!

みーこは兄を追いかけているようで楽しそうにキャッキャしながら走って行った

どんどん道無き道を走っていくみーこは普通の4歳では通常では考えられないほど入っていってしまう

お兄ちゃん

おい!どーしちまったんだよ!

お兄ちゃん

くそ!!

お兄ちゃん

みーーーこ!!!

おばあちゃん

あ!みーこちゃんの手、さっきの石を持っとるよ

お兄ちゃん

あれからおかしくなってるてこと?

おばあちゃん

そこまで詳しくはわからんよ

お兄ちゃん

くそ!!みーこ許せ!

兄はそこらじゅうの石を拾ってみーこの手をめがけて投げた

みーこ

痛い!

ポトっ

みーこ

あれ?

みーこ

ヒッ!!

みーこ

え?なんで?

あと少しで崖から落ちてしまうところにまでのぼっていたのである

お兄ちゃん

みーこ!!おまえなんで1人でそんなところまで登ったんだよ!

みーこ

え?だってお兄ちゃんが競争だって言って追いかけたんじゃん

おばあちゃん

狐様の祟りじゃ

おばあちゃん

もうここにはくるのよそう。

お兄ちゃん

…うん。

みーこ

おにーちゃんここから降りれないよー😭

お兄ちゃん

全くどーやってそこまで登ったんだよ?

みーこ

お兄ちゃんを追いかけてたんだよ

お兄ちゃん

なにわけわかんねーこと言ってんだよ

おばあちゃん

ほらもう帰るよ

お兄ちゃん

はーい

みーこ

うん。

あれから、おばあちゃん家の近所の山には行ってません。

あの時私の前に走っていたお兄ちゃんは一体誰なんでしょうか?

今でも不明です。

これは、私が小さいときに体験したお話です。

狐じゃなくて、水晶玉の石?とか言ってた気がします😂

でわ!また何処かでお会いしましょう

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