テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#めめなべ
コメント
1件
あおいです🤍 第2話、読み終わりました! 深澤さん、一匹狼の妖狐かっこいいですね…でも「このまま生きていていいのか」なんて、ふと虚しくなる瞬間があるんだなって。宴会のシーンではうまく化けてるのに、陰陽師が出てきてピンチに! ラストで「死んでも誰も悲しまないし」って思うところ、すごく胸が痛くなりました。生きがいや孤独——これからどうなるんでしょう。続きが気になります!
時は古
この世には
人間と
妖怪
がいる
深澤side
俺は妖狐だ
術で人間を化かして面白がっている
他の妖怪とは関わりを持たない
いわゆる一匹狼だ
今夜は
金持ちの人間の屋敷に食い物をもらいに
女に化ける
深澤
深澤
俺はほくそ笑みながら闇夜に溶けた
大きな屋敷の庭先へやってきた
縁側では貴族共が宴会をしている
ゆっくりと困ったような顔で奴らに近づく
貴族
貴族
貴族
深澤
深澤
深澤
深澤
深澤
貴族
貴族
深澤
貴族
貴族
深澤
俺は奴らから受け取った包みを抱えてそそくさと屋敷を後にした
深澤
深澤
住処にしている古ぼけた寺の中で包みを開く
毎夜毎夜
食い物を食べながら俺は思う
このまま人を化かしながら生きるのが正しいのか
自分の生きがいを感じられなくなっていた
寺の近くの竹藪から人間の街を見下ろしていた時だった
武士
武士
深澤
深澤
武士
深澤
武士
武士
深澤
俺はその場から消えようとした
武士
陰陽師
陰陽師
深澤
陰陽師が俺の両腕を呪術の鎖で封じた
俺はそのまま逃げるしかなく
竹のてっぺんから飛び降りた
武士
俺は寺に走った
寺に戻れば結界で奴らは入ってこれないはず
陰陽師
また陰陽師が呪術を唱えた
俺はそれを避けようと振り向いた
深澤
俺の脇腹に呪術が命中し
俺は血を吐いた
深澤
俺はそのまま地面に倒れ込んだ
武士
ついに俺も死ぬのか?
まあ、死んでも誰も悲しまないし
別に…ね
俺はそこで意識を手放した